Zoom Plugin for Claude
- 最終確認:
- 2026-05-25
- ライセンス:
- MIT
Zoom とは
Zoom は、世界中で広く使われている Web 会議サービスです。コロナ禍をきっかけに「リモート会議のスタンダード」として一気に普及し、企業の打ち合わせ・営業商談・社内会議・オンラインセミナーなど、画面越しに話す場の代表的なプラットフォームとして定着しています。
最近は Web 会議だけでなく、Zoom Workplace という統合プラットフォームに拡張されており、会議(Meetings)・チャット(Team Chat)・電話(Phone)・ホワイトボード(Whiteboard)・ドキュメント(Docs)などコミュニケーション全体をカバーするように進化しています。会議の録画・文字起こし・AI 要約機能も標準搭載され、企業のコラボレーション基盤として広く活用されています。
Zoom × AI でできること
このプラグインを導入すると、Zoom Workplace の操作を AI への一言で実行できます。
📅 会議を作成
「来週火曜 14 時から 30 分、議題『四半期レビュー』で Zoom 会議を作って」
→ Zoom Meetings API 経由で会議作成
📝 録画・文字起こしを活用
「先週の『全社定例』の録画トランスクリプトを取って決定事項と TODO を整理して」
→ 録画/文字起こし取得 + AI 要約・整理
🛠️ Zoom 連携アプリを実装
/build-zoom-meeting-app
→ OAuth のスコープ・接続先 URL(エンドポイント)・サンプルコードを AI が自動生成
🤖 Team Chat Bot を作成
「Zoom Team Chat 連携 Bot を作りたい」
→ OAuth 設定から実装まで公式ワークフローが手順化
提供される主なスラッシュワークフロー
Zoom Plugin for Claude が公式に提供するスラッシュワークフロー(README 明記範囲・>8 のため機能カテゴリ整理):
| 機能カテゴリ | 主なツール |
|---|---|
| セットアップ | /start(プラグインの使い方ガイド)/ /setup-zoom-oauth(OAuth アプリ登録手順)/ /setup-zoom-mcp(MCP サーバー接続設定) |
| イベント受信 | /setup-zoom-webhooks / /setup-zoom-websockets(Webhook / WebSocket でリアルタイムイベント受信) |
| アプリ実装支援 | /build-zoom-meeting-app / /build-zoom-meeting-sdk-app / /build-zoom-video-sdk-app / /build-zoom-rest-api-app(SDK / API 別の雛形生成) |
| 特定統合実装 | /build-zoom-bot / /build-zoom-team-chat-app / /build-zoom-phone-integration / /build-zoom-contact-center-app / /build-zoom-virtual-agent |
| デバッグ | /debug-zoom(Zoom 連携のデバッグ支援) |
| 会議操作(自然言語) | 会議の作成・録画/文字起こし取得・参加者一覧・スケジュール変更などを自然言語で実行 |
「単なる会議の予約/一覧取得」だけでなく、Zoom 連携アプリの実装支援まで含む幅広いワークフロー集が特徴です。
Zoom Plugin for Claude について
Zoom Plugin for Claude は、Zoom 社が公式に提供する Claude 向けプラグインです。Model Context Protocol(MCP)をベースに、Zoom Meetings / Team Chat / Phone / Whiteboard / Docs など Zoom Workplace 全体の機能を AI エージェントから自然言語で操作・構築できるようにします。
Claude Cowork(クラウド版・OAuth で簡単接続)と Claude Code(CLI 版・自前 OAuth アプリ + ベアラートークン)の両方に対応しています。MCP サーバーとスラッシュワークフロー群をセットで提供する Claude Code 向け公式パッケージで、Zoom 連携アプリ開発のエージェントキットとしても機能します。
スペック
- 配布形態: Claude Code プラグイン(
zoom/zoom-plugin・ローカル導入)+ Claude Cowork 公式コネクター - 認証:
- Claude Cowork: OAuth(ブラウザで Zoom 認証)
- Claude Code: 自前 OAuth アプリ + ベアラートークン環境変数
- 提供元: Zoom 社(公式)/ MIT
- 対応範囲: Zoom Meetings / Team Chat / Phone / Whiteboard / Docs(Zoom Workplace 全体)
- 対応クライアント: Claude Code(macOS / Windows / Linux)/ Claude Cowork
- 公式リポジトリ: github.com/zoom/zoom-plugin
導入手順
Claude Code(CLI)の場合
前提条件:
- Claude Code(
@anthropic-ai/claude-code)がインストール済み - Zoom Workplace アカウント
- Zoom 開発者コンソールで OAuth アプリを作成できる権限
インストール:
# 公式リポジトリをクローン
git clone https://github.com/zoom/zoom-plugin
クローンしたディレクトリを Claude Code にローカルプラグインとして登録します(マニフェストは .claude-plugin/plugin.json、同梱の Zoom MCP コネクターは .mcp.json で定義)。正確な登録手順はリポジトリの README に従ってください。
初期セットアップ:
/start # ようこそ & セットアップ案内
/setup-zoom-oauth # Zoom OAuth アプリの作成をガイド
/setup-zoom-mcp # Zoom MCP サーバー接続の設定
OAuth 完了後、発行されたベアラートークンを環境変数にエクスポート:
export ZOOM_MCP_ACCESS_TOKEN="..."
export ZOOM_DOCS_MCP_ACCESS_TOKEN="..."
export ZOOM_WHITEBOARD_MCP_ACCESS_TOKEN="..."
Claude Cowork の場合
Claude Cowork を使う場合は、Claude の 公式コネクターディレクトリから Zoom を追加し、ブラウザ上で Zoom OAuth 認証を行うだけで接続できます。環境変数の設定は不要です。
注意事項
- Claude Code 利用時は Zoom OAuth アプリの自作が必要です。Server-to-Server OAuth または User-level OAuth のトークンを環境変数経由でプラグインに渡します。
- アクセス可能な Zoom 機能は、OAuth アプリに付与したスコープ(Meetings / Chat / Phone / Recording など)に依存します。
- 本プラグインは MIT ライセンスで公開されています。詳細・最新手順は公式リポジトリ を参照してください。
- Claude Cowork 経由の接続は管理者が許可している必要があります。Enterprise 契約で接続が制限されている場合は IT 管理者に確認してください。
- Windows はネイティブ対応です(Claude Code は Windows 10 1809+ にネイティブ対応。WSL2 は任意)。
主なユースケース
- 「来週火曜 14 時から 30 分の Zoom 会議を設定して、議題は四半期レビュー」と自然言語で会議を作成できる
- 「先週の営業定例の録画と文字起こしを取ってきて要約して」と会議の録画・トランスクリプトを AI が取得・要約してくれる
- Zoom 連携アプリを AI に実装させる(`/build-zoom-meeting-app` で Meeting SDK / REST API / Webhooks の雛形を自動生成)
- 「Zoom Team Chat 連携 Bot を作りたい」と言うだけで、OAuth 設定から実装まで公式ワークフローが手順化してくれる
プラットフォーム別の注意事項
- :Claude Cowork では Claude 公式コネクターディレクトリから Zoom を OAuth 接続します。Claude Code ではユーザーレベル OAuth 完了後、環境変数 `ZOOM_MCP_ACCESS_TOKEN` / `ZOOM_DOCS_MCP_ACCESS_TOKEN` / `ZOOM_WHITEBOARD_MCP_ACCESS_TOKEN` にベアラートークンを設定する必要があります。
- Windows:Claude Code はネイティブ Windows(Windows 10 1809+)に対応しています。PowerShell 等で Claude Code を導入後、通常通りプラグインを追加できます。WSL2 は任意(Linux ツールチェーン/sandbox 用)です。