Cline
VS Code拡張として動作するオープンソースのAIコーディングエージェント。MCPサーバーのネイティブサポートとエージェントループにより、ファイル操作・ターミナル実行・ブラウザ操作を自律的にこなす。
- 最終確認:
- 2026-03-29
- ライセンス:
- Apache 2.0
概要
ClineはVS Code拡張として動作するオープンソースのAIコーディングエージェントです。Claude・GPT・Geminiなど複数のLLMに対応しており、利用するモデルを自由に切り替えられます。
最大の特徴はMCPサーバーのファーストクラスサポートです。サイドパネルから任意のMCPサーバーをワンクリックで追加でき、AIエージェントが使えるツールをカスタム拡張できます。公式のMCPサーバーはもちろん、自作サーバーも簡単に接続できます。
主要機能
- エージェントループ: タスク完了まで自律的にファイル操作・コマンド実行を繰り返す
- MCPサーバー管理UI: サイドパネルからMCPサーバーの追加・削除・ログ確認が可能
- 承認フロー: 危険な操作(ファイル削除・コマンド実行)は都度ユーザー承認を要求
- コスト追跡: APIトークン消費量をリアルタイムで表示
導入手順
- VS Codeの拡張機能マーケットプレイスで「Cline」を検索してインストール
- サイドパネルのClineアイコンをクリック
- 使用するLLMプロバイダーとAPIキーを設定
MCPサーバーの追加
サイドパネル上部の「MCP Servers」ボタンから設定画面を開き、MCPサーバーを追加します。
{
"mcpServers": {
"filesystem": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-filesystem", "/path/to/dir"]
}
}
}
使い方の例
「src/api/ 以下のすべてのエンドポイントにバリデーションを追加して、テストも書いて」
「このリポジトリのREADMEを読んで、日本語のセットアップ手順ドキュメントを作成して」
「GitHub MCPでIssue一覧を取得し、バグラベルが付いたものから優先的に対応するタスクリストを作って」
注意事項
- エージェントループはAPIコストが積み上がることがあります。
autoApprove設定は慎重に使用してください。 - ファイル削除や外部コマンドの実行には確認ダイアログが表示されます。
- オープンソース(Apache 2.0)のため、自社環境へのカスタマイズ・フォークが可能です。
主なユースケース
- ファイル作成・編集・削除を含む複数ステップのタスクをエージェントが自律実行する
- MCPサーバーを追加してAIエージェントの能力をカスタム拡張する
- ターミナルコマンドの実行結果を読み取り、エラーを自律的に修正するループを回す
- ブラウザMCPと組み合わせてWebスクレイピングや操作を自動化する
- 独自のMCPサーバーを開発してチーム固有のツールをAIエージェントに接続する