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Google Sheets MCP Server(mcp-gsheets)

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Googleスプレッドシートを AI から読み書き・書式設定・グラフ操作できるコミュニティメンテ版 MCP サーバー。freema 氏(Tomáš Grásl)が公開する `mcp-gsheets` パッケージを `npx` で起動し、Google Cloud のサービスアカウント JSON で認証する。25種類以上のツールでセル更新・行追加・条件付き書式・チャート作成まで自然言語で実行できる。

データ分析・BIGoogle SheetsスプレッドシートGoogleデータ分析業務自動化サービスアカウント認証コミュニティメンテ
最終確認:
2026-04-17
ライセンス:
MIT

設定方法

{
  "mcpServers": {
    "mcp-gsheets": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "mcp-gsheets@latest"],
      "env": {
        "GOOGLE_PROJECT_ID": "your-project-id",
        "GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS": "/absolute/path/to/service-account-key.json"
      }
    }
  }
}

概要

Google Sheets MCP Server(mcp-gsheets)は、Google スプレッドシートを AI クライアントから直接操作できるコミュニティメンテ版 MCP サーバーです。開発は freema 氏(Tomáš Grásl) が行い、MIT ライセンスで公開されています。

シートの読み取り・更新・行追加・書式設定・条件付き書式・チャート作成・シート構造取得など、25種類以上のツール を備えています。Google Cloud の サービスアカウント(JSON 鍵) で認証するため、OAuth 同意フローや個人アカウントの紐付けは不要。自動化バッチや共有環境でも扱いやすい構成です。

コミュニティメンテ版のため、機能の追加・修正は GitHub リポジトリの更新状況に依存します。

導入手順

前提条件

  • Node.js v20 以上
  • Google アカウント
  • Google Cloud Project で Google Sheets API を有効化済み

ステップ

  1. Google Cloud Console でプロジェクトを作成(または既存を選択)し、プロジェクトIDをメモ
  2. 「APIとサービス」→「ライブラリ」から Google Sheets API を有効化
  3. 「APIとサービス」→「認証情報」→「認証情報を作成」→ サービスアカウント を作成
  4. 作成したサービスアカウントの「鍵」タブ →「鍵を追加」→「新しい鍵を作成」→ JSON 形式 でダウンロード
  5. 操作したいスプレッドシートを開き、右上の「共有」から上記サービスアカウントの メールアドレス を招待(「編集者」権限)
  6. ページ上部のタブから使用環境(Claude Desktop / Cursor / Cline)を選択し、JSON 設定をコピー
  7. your-project-id をプロジェクトIDに、/absolute/path/to/service-account-key.json を手元の JSON 鍵ファイルの 絶対パス に置き換え
  8. 設定ファイル(claude_desktop_config.json など)に追記して保存し、クライアントを再起動

使い方の例

読み取り:

「スプレッドシートID『1abc...』の『売上』シートの A1 から D10 の範囲を読み取って」

追記:

「『顧客リスト』シートの最終行に新しいデータを追加して:
 名前『山田太郎』、会社『株式会社Example』、電話『03-1234-5678』」

集計・書式設定:

「『月次レポート』シートの各月の売上合計を計算して、
 ヘッダー行を太字・背景グレーで書式設定して」

チャート作成:

「Q1 の売上データから折れ線グラフを作成して、
 グラフタイトルは『Q1 月次売上推移』で」

注意事項

  • サービスアカウントの JSON 鍵はパスワード相当の秘匿情報です。公開リポジトリや共有ストレージへのコミットは厳禁。.gitignore で保護し、必要なら Secret Manager 等への移行も検討してください。
  • アクセスできるのは、サービスアカウントが 明示的に共有 されているスプレッドシートのみです。組織内共有やリンク共有の設定では届かないので、都度「共有」ダイアログからサービスアカウントのメールを招待してください。
  • Google Sheets API には 1 分あたり・1 日あたりのリクエスト制限があります。大量の行操作はバッチ系ツール(sheets_batch_update_values 等)の活用を推奨。
  • このサーバーは Anthropic/Google が公式提供するものではなく、コミュニティメンテ版です。機能追加・不具合修正は GitHub リポジトリ の開発ペースに依存します。
  • Google Sheets は Google LLC の登録商標です。本ツールは Google 社公式の製品ではありません。

主なユースケース

  1. 売上・在庫・予算シートのデータを AI が集計・整形し、レポート作成時間を短縮する
  2. 複数シートにまたがるデータを AI が突合・整合性チェックし、転記ミスを防ぐ
  3. 顧客リストや進捗管理表に AI が行を自動追加し、手入力の手間をなくす
  4. スプレッドシートの内容を AI が読み取り、メールや社内報告書として自動フォーマットする

プラットフォーム別の注意事項

  • Google Cloud サービスアカウントを作成し、発行された JSON 鍵ファイルのパスを `GOOGLE_APPLICATION_CREDENTIALS` にセットします。対象スプレッドシートをサービスアカウントのメールアドレスに『編集者』権限で共有する必要があります(読み取り専用用途なら『閲覧者』でも可)。
  • プロキシ環境社内プロキシ環境では `HTTPS_PROXY` 環境変数を合わせて設定してください。