OpenWeatherMap MCP Server
- 最終確認:
- 2026-05-25
- ライセンス:
- MIT
OpenWeatherMap とは
OpenWeatherMap は、世界 200,000 都市以上の天気情報・予報を提供するグローバル気象データサービスです。今この瞬間の気温・湿度・風速はもちろん、これから 5 日〜8 日先までの予報、大気汚染、気象警報まで、ひとつのサービスから網羅的に取得できます。
世界中の気象観測ステーション・衛星データ・予報モデルを集約しており、無料プランでも基本的な天気と予報は十分実用レベルで使えます。アプリ開発・業務判断・旅行計画など、「天気をきっかけに何かを決める」シーンで活躍する定番サービスです。
天気情報 × AI でできること
この MCP サーバーを導入すると、天気の確認と判断補助を AI への一言で完結できます。
☀️ 現在天気・予報の即時取得
「今日と明日の東京の天気と気温を教えて」
→ 現在気温・湿度・風速 + 日別予報
📅 中長期プランへの天気組み込み
「今週末の京都の予報を見て、旅行の準備リストを作って」
→ 5 日予報 + 持ち物提案
🌬️ 大気汚染・健康影響の確認
「今の北京の大気汚染レベルを教えて」
→ AQI(大気質指数)+ 主要汚染物質値
⚠️ 気象警報のチェック
「現在地周辺で発令中の警報を確認」
→ 警報種別・重大度・対象範囲を要約
提供される主なツール
OpenWeatherMap MCP Server は、OpenWeatherMap API を 11 種類のツールとしてラップしています(README 明記範囲)。
| 機能カテゴリ | 主なツール |
|---|---|
| 現在天気 | get-current-weather(任意地点の現在の天気) |
| 時間別予報 | get-hourly-forecast(最大 48 時間)/ get-minutely-forecast(次 1 時間の降水) |
| 日別予報 | get-weather-forecast(5 日・3 時間刻み)/ get-daily-forecast(最大 8 日) |
| 気象警報 | get-weather-alerts(発令中の警報と重大度) |
| 大気質 | get-current-air-pollution / get-air-pollution(履歴・予報) |
| 位置情報 | geocode-location(住所→座標) / get-location-info(座標→住所) |
| 統合取得 | get-onecall-weather(現在・予報・警報を一括取得) |
OpenWeatherMap MCP Server について
OpenWeatherMap MCP Server は、コミュニティ開発者 robertn702 が公開する MCP サーバーです(リポジトリ: robertn702/mcp-openweathermap)。OpenWeatherMap の主要 API を MCP プロトコル経由で利用できるようにラップしています。TypeScript 実装で npx から直接起動できます。
天気・予報・大気質・位置情報まで One Call API 系を含む 11 ツールを提供し、現在天気から週間予報、気象警報、AQI(大気質指数)まで横断的に扱えます。AI に「明日傘いる?」と聞くだけで判断材料を返す手軽さで、天気をきっかけに動くワークフローを AI 化できます。
スペック
- 配布形態: npm パッケージ(
mcp-openweathermap)+npxランナー - 認証: OpenWeatherMap API キー(
OPENWEATHER_API_KEY) - 無料プラン上限: 60 リクエスト/分・1,000,000 リクエスト/月
- 提供元: コミュニティ(robertn702)/ MIT
- 対応範囲: 現在天気 / 時間別・日別・分単位予報 / 気象警報 / 大気質 / ジオコーディング
- 公式リポジトリ: github.com/robertn702/mcp-openweathermap
導入手順
前提条件
- Node.js(
npxが利用できる環境) - OpenWeatherMap の無料アカウントと API キー
ステップ
- OpenWeatherMap のサイトで無料アカウントを作成し、API キーを取得
- ページ上部のタブから使用環境(Claude Desktop / Cursor / Cline)を選択し、JSON 設定をコピー
<YOUR_OPENWEATHER_API_KEY>を取得した API キーに置き換え- 設定ファイル(
claude_desktop_config.jsonなど)に追記して保存 - クライアントを再起動
動作確認: 「東京の今の天気と気温を教えて」と話しかけてみてください。
注意事項
- 新規発行した API キーは有効化まで数時間〜最大 1 日かかることがあります(OpenWeatherMap 側の制約)。初回設定時に動かない場合は時間を置いて再試行してください。
- 無料プランの上限は 60 リクエスト/分・100 万リクエスト/月です。大量に問い合わせるワークフローでは有料プランを検討してください。
- **One Call API(
get-onecall-weather等)**は OpenWeatherMap の有料系 API を含む場合があります。無料枠で使える接続先 URL(エンドポイント)は API キーの契約プランに依存します。 - 気象情報は予測値であり、実際の天気と乖離する場合があります。重要な意思決定(航空・船舶等)には公式気象機関の情報も併用してください。
設定方法
MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。
Claude Desktop: Anthropic 公式のデスクトップ版 Claude アプリ
{
"mcpServers": {
"openweathermap": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "mcp-openweathermap"],
"env": {
"OPENWEATHER_API_KEY": "<YOUR_OPENWEATHER_API_KEY>"
}
}
}
}
Cursor: AI 機能を内蔵したコードエディタ
{
"mcpServers": {
"openweathermap": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "mcp-openweathermap"],
"env": {
"OPENWEATHER_API_KEY": "<YOUR_OPENWEATHER_API_KEY>"
}
}
}
}
Cline: VS Code に追加する AI アシスタント拡張
{
"mcpServers": {
"openweathermap": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "mcp-openweathermap"],
"env": {
"OPENWEATHER_API_KEY": "<YOUR_OPENWEATHER_API_KEY>"
}
}
}
}
主なユースケース
- 「明日の東京の天気を教えて、傘が必要か判断して」と頼むだけで、最新予報をもとに判断材料を返してくれる
- 「今週末の大阪の気温と天気を見て、屋外イベントの準備リストを作って」と依頼でき、天気情報を業務判断に活かせる
- 旅行計画中に「来週のニューヨークの予報と大気質を確認して、服装と持ち物を提案して」と頼むと装備のアドバイスも得られる
- 「今日の現在地周辺の気象警報があるか確認して」と聞くだけで、警報の有無と内容を AI が要約する
プラットフォーム別の注意事項
- Windows:API キーは `.env` ファイルで管理することを推奨します。
- プロキシ環境:社内プロキシ環境では `HTTPS_PROXY` 環境変数を合わせて設定してください。