Replicate MCP Server
- 最終確認:
- 2026-05-25
- ライセンス:
- Apache-2.0
Replicate とは
Replicate は、機械学習モデルのホスティング基盤です。Flux / Stable Diffusion XL / Whisper / Llama / HunyuanVideo など、画像生成・動画生成・音声処理・LLM など数千のオープンソースモデルが単一の API トークンで実行できます。
通常、画像生成・音声合成・動画生成といったタスクは、それぞれ専用 SaaS(Midjourney / ElevenLabs / RunwayML 等)にアカウントを作って個別契約が必要でした。Replicate は「マーケットプレイス的に数千モデルを試せる」窓口を提供しており、AI が自分でモデルを比較・選定して呼び出せます。課金は GPU 秒ベースの従量制で、無料クレジットが初期付与されます。
Replicate × AI でできること
この MCP サーバーを導入すると、Replicate の数千モデルに AI への一言でアクセスできます。
🖼️ 画像を生成
「ブログ記事のヒーロー画像を Flux で生成して。1024x1024、明るいトーン」
→ Flux で即生成 → 指定パスに保存
🎬 動画を生成
「プロモ用の 10 秒動画を HunyuanVideo で試作して」
→ 動画生成モデルを実行して mp4 出力
🔎 モデルを比較
「日本語 TTS で最も自然なモデルを Replicate 内で比較して」
→ model search で候補列挙 + 試行
🔗 複合パイプライン
「PDF を画像化 → OCR → LLM で要約まで一気通貫で」
→ 複数モデルを連結したパイプライン実行
提供される主なツール
Replicate MCP Server は Replicate HTTP API の全操作に対応する設計です。主要機能カテゴリ:
| 機能カテゴリ | 内容 |
|---|---|
models.search | キーワードでモデルを検索 |
models.list / models.get | モデル一覧取得 / 特定モデルのメタデータ取得 |
predictions.create | モデルを実行して推論を開始(画像生成・動画生成・LLM 推論等) |
predictions.get | 実行中・完了済み予測の結果取得 |
| dynamic tools | --tools=dynamic フラグで list_api_endpoints / get_api_endpoint_schema / invoke_api_endpoint の3ツール構成。AI が API スキーマを自律探索して呼び出す |
| コードモード(実験) | replicate-mcp@alpha --tools=code で TypeScript コードを Deno サンドボックスで実行し SDK を直接操作 |
API 実装名について: Replicate は MCP の内部ツール名を直接公開していないため、本表は公式ドキュメントに記載された HTTP API 操作名で記述しています。
Replicate MCP Server について
Replicate MCP Server は、Replicate 社が公式に提供する MCP サーバーです。Replicate の HTTP API を経由して、数千の機械学習モデルを AI エージェントから直接実行できます。
リモート型とローカル型の両方を公式提供しており、リモート(mcp.replicate.com)が推奨経路です。リモートは Claude Desktop アプリ・Cursor v1.0+・GitHub Copilot in VS Code 1.99+ に対応。ローカル型は npx -y replicate-mcp で起動します。
スペック
- 配布形態: リモート型(
https://mcp.replicate.com公式推奨)+ ローカル型 npm パッケージ(replicate-mcp) - 認証: API Token(
REPLICATE_API_TOKEN環境変数) - 提供元: Replicate 社(公式)/ Apache-2.0
- 対応範囲: Replicate HTTP API の全操作(数千モデルへの統一アクセス)
- 公式ドキュメント: replicate.com/docs/reference/mcp
導入手順
前提条件
- Node.js 18 以上(ローカル実行の場合)
- Replicate API トークン(アカウント設定 から取得)
ステップ
- Replicate にサインアップし、API トークンを発行
- ページ上部のタブから使用環境(Claude Desktop / Cursor / Cline)を選択し、JSON 設定をコピー
<your-replicate-api-token>を取得したトークンに置き換える- コピーした JSON を設定ファイルに追記して保存し、クライアントを再起動
リモート接続(公式推奨)を使う場合は、https://mcp.replicate.com を MCP クライアントに登録するだけで利用できます(ローカルでの npx 実行不要)。詳細は公式ドキュメントを参照してください。
注意事項
- Replicate は従量課金です。高解像度の画像生成や動画生成は 1 リクエストあたり数十円〜数百円かかる場合があります。事前にモデルごとの料金を確認してください。
- リモート MCP サーバー(
mcp.replicate.com)は Claude Desktop アプリ・Cursor v1.0+・GitHub Copilot in VS Code 1.99+ で動作します(Claude Desktop の Web 版は非対応)。 - 生成された画像・動画の著作権はモデルのライセンスに従います。商用利用時は各モデルのライセンスを確認してください。
- API トークンは秘密情報です。ソースコードやチャット履歴に含めないよう注意してください。
設定方法
MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。
Claude Desktop: Anthropic 公式のデスクトップ版 Claude アプリ
{
"mcpServers": {
"replicate": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "replicate-mcp"],
"env": {
"REPLICATE_API_TOKEN": "<your-replicate-api-token>"
}
}
}
}
Cursor: AI 機能を内蔵したコードエディタ
{
"mcpServers": {
"replicate": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "replicate-mcp"],
"env": {
"REPLICATE_API_TOKEN": "<your-replicate-api-token>"
}
}
}
}
Cline: VS Code に追加する AI アシスタント拡張
{
"mcpServers": {
"replicate": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "replicate-mcp"],
"env": {
"REPLICATE_API_TOKEN": "<your-replicate-api-token>"
}
}
}
}
主なユースケース
- 「ブログ用のヒーロー画像を Flux で生成して」と頼むだけで、画像生成からフォルダ保存まで一気通貫で完了する
- 「Replicate で使える日本語 TTS モデルを比較して、最も自然なものでナレーション作って」と AI に選定を任せられる
- 「Stable Diffusion XL でサムネイル 5 パターン生成して比較したい」と複数バリエーション生成も一発で実行できる
- PDF → 画像 → OCR(光学文字認識)→ LLM(大規模言語モデル)要約のような複合パイプラインを、Replicate 内の複数モデルを連結して構築できる
プラットフォーム別の注意事項
- Windows:PowerShell からの `npx` 実行に追加設定は不要です。`REPLICATE_API_TOKEN` を環境変数または `env` フィールドで指定してください。
- :Replicate はリモート MCP サーバー(`https://mcp.replicate.com`)も公式提供しています。ローカル実行とリモート接続のいずれかを選択できます。**公式推奨はリモート接続**です。