Wikipedia MCP Server
- 最終確認:
- 2026-05-25
- ライセンス:
- MIT
Wikipedia とは
Wikipedia は、誰でも編集できる世界最大規模のオンライン百科事典です。歴史・科学・人物・組織・出来事・技術用語など、あらゆるトピックの基礎情報を 300 以上の言語で網羅しています。
ボランティアによる多人数編集と出典明記の文化により、ネット上のリサーチで「まず一度参照する基礎情報源」として広く使われています。記事間のリンクをたどることで関連トピックも芋づる式に辿れるため、知らないトピックの全体像を掴む入り口として機能します。
Wikipedia × AI でできること
この MCP サーバーを導入すると、Wikipedia の検索・記事取得に AI への一言でアクセスできます。
🔍 調べる
「量子コンピューターについて Wikipedia で調べて、小学生にもわかるように説明して」
→ search で関連記事を検索 → AI が易しく解説
📖 読み込む
「『フランス革命』の Wikipedia 記事を読み込んで、時系列でまとめて」
→ readArticle で記事全文を Markdown で取得 → AI が時系列化
🆕 最新項目を確認する
「『○○』という最近のニュースに出てきた人物、Wikipedia で調べて」
→ AI の学習データになくても Wikipedia 経由でリアルタイム参照
📚 横断調査する
「ノーベル平和賞の歴代受賞者を調べて、傾向を分析して」
→ 複数記事を横断取得 → AI が傾向を分析
提供される主なツール
Wikipedia MCP Server が公式に提供するツール(パッケージ実装明記範囲・全 2 種):
| ツール名 | 役割 |
|---|---|
search | Wikipedia をキーワードで検索し、該当記事の候補を取得 |
readArticle | タイトルまたはページ ID から記事全文を取得(HTML から Markdown へ自動変換) |
API キー・登録は一切不要で、Wikipedia の公開 API をそのまま叩く構成です。
Wikipedia MCP Server について
Wikipedia MCP Server は、コミュニティ製の MCP サーバー(GitHub: timjuenemann/wikipedia-mcp / MIT ライセンス)です。Wikipedia の公開 API を経由して、記事検索と記事全文取得を AI エージェントから実行できます。
取得した記事は HTML から Markdown へ自動変換されるため、AI がそのまま要約・整形しやすい形でコンテンツが返ります。認証不要で導入も最も手軽な MCP の一つで、調査レポート作成・知らない単語の調査・歴史/科学/人物の深掘りに向いています。
スペック
- 配布形態: npm パッケージ(
wikipedia-mcp)+ Node.js 18+(ESM、Node 22 ターゲットでビルド) - 認証: 不要(Wikipedia 公開 API を利用)
- 提供元: コミュニティ(
timjuenemann/wikipedia-mcp) - 対応範囲: 記事検索 / 記事全文取得(HTML → Markdown 自動変換)
- 公式ドキュメント: github.com/timjuenemann/wikipedia-mcp
導入手順
前提条件
- Node.js 18 以上(認証不要・無料)
ステップ
- ページ上部のタブから使用環境(Claude Desktop / Cursor / Cline)を選択し、JSON 設定をコピー
- コピーした JSON を設定ファイル(claude_desktop_config.json など)に追記して保存
- クライアントを再起動
- 「○○について Wikipedia で調べて」と話しかけるだけで利用開始
注意事項
- Wikipedia の情報は誰でも編集可能なため、重要な判断には一次情報の確認を推奨します。
- 日本語版・英語版など言語別に内容が異なる場合があります。検索クエリで言語を指定することも可能です。
- Wikipedia API の利用は無料ですが、過剰なリクエストは Wikipedia のポリシーに反する場合があります。
- コミュニティ製の MCP サーバーであり、Wikimedia Foundation の公式サポート対象ではありません。
設定方法
MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。
Claude Desktop: Anthropic 公式のデスクトップ版 Claude アプリ
{
"mcpServers": {
"wikipedia": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "wikipedia-mcp"]
}
}
}
Cursor: AI 機能を内蔵したコードエディタ
{
"mcpServers": {
"wikipedia": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "wikipedia-mcp"]
}
}
}
Cline: VS Code に追加する AI アシスタント拡張
{
"mcpServers": {
"wikipedia": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "wikipedia-mcp"]
}
}
}
主なユースケース
- 「〇〇について調べて要約して」と頼むと、Wikipediaの情報をベースに信頼性の高い解説をすぐに生成してくれる
- ブログや資料を書く際に「〇〇の歴史的背景をWikipediaで調べて参考情報としてまとめて」と依頼できる
- 知らない用語や人物が出てきたとき「〇〇って誰?」と聞くだけで、Wikipediaの情報をわかりやすく解説してくれる
- AIの学習データカットオフ後の最新項目(人物・出来事・組織)を `search` でリアルタイムに取得する
プラットフォーム別の注意事項
- Windows:特別な設定は不要です。Node.jsがインストールされていれば動作します。
- プロキシ環境:社内プロキシ環境ではWikipedia APIへのアクセスが制限される場合があります。