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Automatticが提供するツール

WordPress MCP(Automattic 公式)

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業務アプリ・DXWordPressブログサイト運営CMSWooCommerceコンテンツ管理
最終確認:
2026-05-28
ライセンス:
MIT
無料で使えるオープンソースです(商用利用も可)

WordPress MCP とは

WordPress は、世界でもっとも広く使われているブログ・ホームページ作成システムです。専門知識がなくても記事を書いて公開でき、企業のオウンドメディアから個人ブログ、小規模事業者のサイトまで幅広く使われています。

この WordPress MCP は、WordPress.com を運営する Automattic 社の公式のツールです。自分の WordPress サイトと AI をつなぎ、「記事の下書きを作って」「公開中の記事を直して」のように頼むだけで、管理画面を開かずにサイトのコンテンツを操作できるようにします。npx で起動する小さな橋渡し役(プロキシ)が、お使いの WordPress サイトに安全に接続して動きます。ブログ運営・オウンドメディア・小規模事業者のサイト管理など、日常的に記事を書いたり直したりする仕事と相性のよいツールです。

WordPress × AI でできること

このツールを接続すると、自分の WordPress サイトの操作を AI への一言で実行できます。

📝 記事を作成・下書き

「今日のセミナーのレポートを下書きとして投稿して」
→ 記事を新規作成し、下書きとして保存

✏️ 記事を編集・更新

「公開中のお知らせ記事の誤字を直して更新して」
→ 既存の記事・固定ページを編集

🔍 コンテンツを確認

「まだ公開していない下書きの一覧を教えて」
→ サイト内の記事・ページを検索・確認

🛒 EC 運営(WooCommerce 導入時)

「在庫が少なくなっている商品を教えて」
→ WooCommerce の商品・注文情報を確認

提供される主なツール

このツールは、お使いの WordPress サイトに導入した「MCP Adapter」プラグインが公開している機能(Abilities)を、AI から呼び出せるように橋渡しします。そのため、実際に使える操作はサイトの設定によって変わります。代表的な利用領域は次のとおりです。

領域内容
記事・固定ページ記事や固定ページの作成・下書き保存・編集・更新・取得
コンテンツ検索サイト内のコンテンツの検索・一覧取得・状態(公開/下書き)の確認
サイト設定サイト側で公開を許可した設定情報の参照
WooCommerceWooCommerce を導入したサイトでの商品・注文などの操作(対応する認証・権限が必要)

利用できる具体的な操作(ツール)は、対象サイトに導入した MCP Adapter プラグインのバージョンと、サイトに登録された機能(Abilities)、および接続ユーザーの権限によって決まります。

WordPress MCP について

WordPress MCP(@automattic/mcp-wordpress-remote)は、Automattic 社が公式に公開している npm パッケージです。npx で起動するローカルのプロキシとして動作し、お使いの WordPress サイト側に導入した「MCP Adapter」プラグインのエンドポイントに接続します。素の WordPress(プラグイン未導入)には接続できない点に注意してください。

スペック

  • 配布形態: npm パッケージ @automattic/mcp-wordpress-remotenpx で起動するローカルプロキシ)
  • 接続先: 自分の WordPress サイト(MCP Adapter プラグインのエンドポイント /wp-json/mcp/mcp-adapter-default-server
  • 認証: OAuth(既定)/ JWT トークン/ アプリケーションパスワード のいずれか
  • 必須の環境変数: WP_API_URL(接続先サイトの MCP エンドポイント URL)
  • ライセンス: MIT
  • 提供元: Automattic(公式)
  • 公式リポジトリ: Automattic/mcp-wordpress-remote

導入手順

前提条件

  • Node.js 22 以上
  • 対象の WordPress サイトに「MCP Adapter」プラグインを導入・有効化していること
  • 対象サイトで適切な権限を持つ WordPress ユーザーアカウント
  • MCP 対応クライアント(Claude Desktop / Cursor / Cline 等)

ステップ

  1. 自分の WordPress サイトの管理画面で「MCP Adapter」プラグインをインストールして有効化する
  2. ページ上部のタブから使用環境(Claude Desktop / Cursor / Cline)を選び、設定をコピーする
  3. 設定内の WP_API_URL を、自分のサイトの MCP エンドポイント URL(例: https://あなたのサイト.com/wp-json/mcp/mcp-adapter-default-server)に書き換えて保存する
  4. クライアントを再起動する。初回接続時に WordPress サイトへの認証(OAuth の場合はブラウザでログイン)を行う
  5. 「下書きを作って」のように話しかけて利用開始

注意事項

  • このツールは Automattic 社公式の npm パッケージです。AI から操作したい WordPress サイト側に、別途「MCP Adapter」プラグインの導入・有効化が必要です。プラグインが入っていない素の WordPress には接続できません。
  • 利用できる操作はサイトの設定によって変わります。接続先サイトに導入した MCP Adapter のバージョンと、サイトに登録された機能(Abilities)、接続ユーザーの権限によって、実際に呼び出せるツールが決まります。
  • 認証は OAuth(既定)・JWT トークン・アプリケーションパスワードのいずれかを使います。操作できる範囲は、認証したユーザーアカウントの権限に従います。
  • WordPress を AI から操作する仕組みは比較的新しく、関連プラグイン(MCP Adapter)も開発が進んでいる段階です。公開・更新の操作を任せる前に、まず下書きやテスト用サイトで動作を確認することをおすすめします。
  • 公開中のサイトを直接操作できるため、権限の強いアカウントでの接続や、意図しない記事の更新・公開には十分注意してください

設定方法

MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。

Claude Desktop: Anthropic 公式のデスクトップ版 Claude アプリ

{
  "mcpServers": {
    "wordpress": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "@automattic/mcp-wordpress-remote"],
      "env": {
        "WP_API_URL": "https://your-wordpress-site.com/wp-json/mcp/mcp-adapter-default-server"
      }
    }
  }
}

主なユースケース

  1. 「今日のイベントのレポートを下書きとして投稿して」と頼むと、記事の作成・下書き保存を AI から実行できる
  2. 「公開中の記事の誤字を直して更新して」と、既存の記事・固定ページを編集できる
  3. 「まだ公開していない下書きの一覧を教えて」と、サイト内のコンテンツを検索・確認できる
  4. WooCommerce を導入したショップなら、商品や注文の確認など EC 運営に関わる操作も対象にできる(対応する権限・設定が必要)

プラットフォーム別の注意事項

  • 認証は OAuth(既定で有効)・JWT トークン・アプリケーションパスワードの 3 方式に対応します。初回接続時はブラウザで WordPress サイトへのログイン認証が求められます(OAuth の場合)。操作できる範囲は、認証したユーザーアカウントの権限に従います。
  • WindowsNode.js が動作する環境であれば OS を問わず利用できます(Node.js 22 以上が必要)。