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MCPを10分で動かした話――コピペだけで終わった設定手順を全公開

· Plugy編集部

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目次

はじめに

MCPとは、ClaudeなどのAIとGitHub・Notion・Slack等の外部ツールをつなぐための標準規格です。MCPサーバーを導入することで、Claudeへの自然言語の指示だけでこれらのツールを操作できるようになります。

なお、ツール本体はよく「MCPサーバー」と呼ばれます。「サーバー」とつきますが、専用の機械を用意するわけではなく、多くは自分のパソコンの中で動く小さなプログラムのことなので、身構えなくて大丈夫です。

先に概念を知りたい方へ

MCPの概念から知りたい方は先に「MCPとは?」をご覧ください。

このガイドでは、MCPサーバーをClaude DesktopCursorに追加する具体的な手順を解説し、最後に Claude Code・Cline・Windsurf・VS Code・Codex など他のクライアントでの設定もまとめます。


前提条件

MCPを使うには、MCPに対応したAIアプリ(クライアント)が必要です。以下のいずれかがインストールされていること:

このガイドでは Claude DesktopCursor を例に進めます(他のクライアントでの設定は、このページの後半「その他のクライアントでの設定」でまとめます)。

加えて、多くのMCPサーバーは以下が必要です:

  • Node.js 18以上 — ターミナル(Windowsはコマンドプロンプト)に node -v と打って確認できます。ツールによっては 20 以上が必要な場合があります

Node.jsが入っていない場合は nodejs.org からインストールしてください(「LTS」と表示されている推奨版を選べばOKです)。ターミナルなどの言葉が初めての方は AI用語辞典 もどうぞ。


Claude Desktopでの設定方法

1. 設定ファイルの場所を確認

Claude Desktopの設定ファイルは以下の場所にあります:

macOS:

~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json

Windows:

%APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json

ファイルが存在しない場合は新規作成してください。

macOSで「Libraryフォルダが見つからない」とき

Libraryフォルダは、Finderでは通常表示されません。Finderのメニュー「移動」→「フォルダへ移動…」(ショートカットは Cmd+Shift+G)を開き、上のパスを貼り付けると開けます。

2. 設定ファイルを開く

macOS(ターミナルを使う場合):

open -e "~/Library/Application Support/Claude/claude_desktop_config.json"

Windows(コマンドプロンプトを使う場合):

notepad %APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json

Visual Studio CodeやCursorで開いても問題ありません。

3. MCPサーバーの設定を追記

ファイルが空の場合は、以下をそのまま貼り付けてください。ここではAPIキー不要で試せる「ファイル操作(Filesystem)MCP」を例にします。args の最後のパスを、AIに触らせてよいフォルダに置き換えるだけです:

{
  "mcpServers": {
    "filesystem": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-filesystem", "/Users/あなたのユーザー名/Documents"]
    }
  }
}

Windowsの方へ:フォルダの場所(パス)の書き方

Windowsのフォルダの場所は C:\Users\名前\Documents のような形ですが、JSONの中では \ をそのまま書くとエラーになります。\2つ重ねて C:\\Users\\名前\\Documents と書くか、スラッシュ区切りC:/Users/名前/Documents と書いてください(どちらでも動きます)。

APIキーが要るツールは詳細ページの設定例を使う

GitHub や Notion など、APIキーやログインが必要なツールは、設定の書き方がツールごとに違います。正確な設定例は各ツールの詳細ページに載せているので、そこからコピーしてください(例:GitHub / Notion / Slack)。

すでに別のMCPサーバーが設定されている場合は、mcpServers の中にカンマ区切りで追記します(下は Filesystem に、思考補助の Sequential Thinking を足した例):

{
  "mcpServers": {
    "filesystem": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-filesystem", "/Users/あなたのユーザー名/Documents"]
    },
    "sequential-thinking": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-sequential-thinking"]
    }
  }
}

JSONのカンマに注意

JSONは最後の要素に ,(カンマ)が付いているとエラーになります。注意してください。

4. Claude Desktopを完全に再起動

設定ファイルを保存後、Claude Desktopを完全に終了してから再起動してください(タスクトレイ・メニューバーからも終了)。

5. 動作確認

Claude Desktopを再起動後、チャットで以下のように聞いてみましょう:

利用可能なツールを教えて

接続されたMCPサーバーのツール一覧が表示されれば成功です。


Cursorでの設定方法

1. 設定画面を開く

Cursorのメニューから Cursor → Settings(設定)を開き、検索ボックスに「MCP」と入力します。

または、コマンドパレット(Cmd+Shift+P / Ctrl+Shift+P)から "Open MCP Settings" を選択します。

2. 設定ファイルを編集

Cursorの設定ファイルは以下の場所にあります:

macOS:

~/.cursor/mcp.json

Windows:

%USERPROFILE%\.cursor\mcp.json

Claude Desktopと同じJSON形式で設定を追記します(Windowsのパスの書き方も、上のClaude Desktopの節の注意と同じです):

{
  "mcpServers": {
    "filesystem": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-filesystem", "/Users/あなたのユーザー名/Documents"]
    }
  }
}

3. Cursorを再起動して確認

設定保存後、Cursorを再起動します。Agentモードのチャットで以下を試してください:

利用可能なMCPツールを確認して

その他のクライアントでの設定

MCPは特定のアプリ専用の仕組みではありません。Claude Desktop / Cursor 以外にも、多くのAIアプリ(クライアント)がMCPに対応しています。

同じJSONがそのまま使えるもの

次のアプリは、上で貼り付けたのとまったく同じ mcpServers の書き方が使えます。違うのは「どこに貼るか」だけです。

アプリ設定の開き方
Claude Code(Anthropic公式・コマンド操作)ターミナルで claude mcp add コマンドを使うのが簡単です(下記)
Cline(VS Codeの拡張機能)拡張機能のMCP設定画面を開いて、同じJSONを貼り付け(公式ガイド
Windsurf(現 Devin Desktop)Cascade のMCP設定を開いて、同じJSONを貼り付け(公式ガイド

Claude Code は設定ファイルを手で編集する代わりに、ターミナルで1行打つだけで追加できます(先ほどのファイル操作MCPと同じ例):

claude mcp add filesystem -- npx -y @modelcontextprotocol/server-filesystem /Users/あなたのユーザー名/Documents

--(ハイフン2つ)より後ろが、実際に動かすコマンドです。

書き方が少し違うもの

次の2つは考え方は同じですが、設定の書式が異なります。「コピペで動く」を確実にするため、貼り付ける前に公式ドキュメントで最新の書式を確認してください。

  • VS Code(GitHub Copilot):.vscode/mcp.json に書きますが、いちばん外側の項目名が mcpServers ではなく servers になり、各サーバーに type(種類)の指定が要ります。→ 公式ドキュメント
  • Codex(OpenAI):JSONではなく TOML という別形式(~/.codex/config.toml)で書くか、codex mcp add コマンドを使います。→ 公式ドキュメント

設定が反映されない場合のチェックリスト

JSON構文エラーの確認

よくあるミス:

  • 最後の要素の末尾に , が残っている
  • " が全角になっている(日本語IMEに注意)
  • { } [ ] の対応がズレている

確認方法:設定ファイルの内容を JSONLint に貼り付けて検証する。※APIキーやトークンが書かれている場合は、その部分を xxxx などに伏せてから貼り付けてください(外部サイトに秘密の文字列を渡さないため)。

完全な終了・再起動

Claude Desktopはタスクトレイ・メニューバーに常駐しています。完全に終了してから再起動してください。

APIキーの確認

  • トークンに余分なスペースや改行が含まれていないか確認
  • APIキーの権限スコープが不足していないか確認(各MCPページのドキュメントを参照)

Node.jsのバージョン確認

node -v

v18.0.0 以上であることを確認してください。古い場合は nodejs.org からアップデートしてください。


次のステップ

設定が完了したら、Plugyで紹介しているMCPサーバーをどんどん試してみましょう。特に需要の高い以下のMCPがおすすめです:

  • GitHub MCP — Issue・PR・コードレビューをAIに依頼
  • Notion MCP — ドキュメント・データベースをAIが操作
  • Slack MCP — チャンネルへの投稿・情報収集をAIが代行
  • Google Calendar MCP — スケジュール管理をAIに委ねる

複数のMCPを組み合わせた活用方法は、ガイド記事一覧もあわせてご覧ください。

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