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Slackが提供するツール

Slack MCP Server

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コミュニケーションSlackチャットチームコラボレーションメッセージングリモートMCP
最終確認:
2026-05-25
ライセンス:
Proprietary(Slack 公式ホスト)
提供元の規約に従って利用します(オープンソースではありません)

Slack とは

Slack は、世界中の企業・チームで使われている代表的なビジネスチャットツールです。メールに代わるチームコミュニケーションの中心として、エンジニアリングチーム・営業・マーケティング・カスタマーサポートなど、あらゆる部署で「日々のやり取りはとりあえず Slack」という働き方が定着しています。

チャンネル(トピック別の会話部屋)・スレッド(返信の連鎖)・DM(個別メッセージ)の 3 階層で会話を整理でき、検索・通知・絵文字リアクション・連携アプリなど、業務コミュニケーションに必要な機能が一通り揃っています。多くのチームで仕事の意思決定・進捗・知見が Slack 内に蓄積されており、その情報を AI に活用させられるとチームの生産性が大きく上がります。

Slack は社内チームの情報共有が中心です。一方、社外の顧客・一般ユーザーへの通知やチャットボット対応には、LINE 公式アカウントを AI から操作できる LINE Bot MCP Server が向いています。社内連携は Slack、顧客接点は LINE と使い分けると AI ワークフローのカバー範囲が広がります。

Slack × AI でできること

この MCP サーバーを導入すると、Slack の操作を AI への一言で実行できます。

📰 過去ログを要約

「#dev-general の今日の投稿を要約して」
→ チャンネルログ取得 + 要点抽出

💬 通知を投稿

「『本日 15 時からメンテナンス』を #announcements に投稿して」
→ メッセージ送信

🔍 横断検索

「先週の全チャンネルから『リリース』を含む投稿を検索して」
→ ワークスペース全体検索

✍️ 返信を起案

「このスレッドの議論を踏まえて返信案を 3 つ作って」
→ スレッド文脈読み取り + 返信ドラフト生成

提供される主なツール

Slack MCP Server が公式に提供する主な機能領域(公式ドキュメント明記範囲):

機能カテゴリ主なツール
メッセージ送信チャンネル / DM / スレッドへのメッセージ投稿
メッセージ取得チャンネル履歴・スレッド返信の取得
検索ワークスペース横断のキーワード検索・チャンネル絞り込み
チャンネル操作チャンネル検索・メンバー一覧・チャンネル作成
リアクション絵文字リアクションの追加
ファイルファイルのメタデータ・本文の取得

API 実装名について: Slack MCP は公式 Slack API を経由します。個別のツール名は公式ドキュメント でご確認ください。

Slack MCP Server について

Slack MCP Server は、Slack 社が公式に提供するリモート型 MCP サーバーです。Slack のクラウドサーバー(https://mcp.slack.com/mcp)に直接接続するため、ローカルへの MCP サーバーインストールは不要で、設定後すぐに Slack ワークスペースを AI から操作できます。

@modelcontextprotocol/server-slack(MCP プロトコル元の reference 実装・現在 archived)の正統な後継として、Slack が直接運用しています。OAuth 認証のため、Bot Token の手動発行・スコープ設定・アプリインストールといった煩雑な初期設定が不要で、ブラウザでワークスペースを許可するだけで利用開始できます。

スペック

  • 配布形態: リモート型 MCP サーバー(Slack 管理・ローカルインストール不要)+ mcp-remote ブリッジ
  • エンドポイント: https://mcp.slack.com/mcp
  • 認証: OAuth 2.0(ブラウザでワークスペース許可)
  • 提供元: Slack 社(公式)
  • 対応範囲: メッセージ送受信・検索・チャンネル操作・リアクション・ファイル取得
  • 対応プラン: 無料プランから Enterprise グリッドまで対応(Enterprise は管理者承認が必要な場合あり)
  • 公式ドキュメント: slack.com/help/articles/48855576908307

導入手順

前提条件

  • Node.js 18 以上(mcp-remote ブリッジ実行のため)
  • Slack ワークスペースへの参加

ステップ

  1. ページ上部のタブから使用環境(Claude Desktop / Cursor / Cline)を選択し、JSON 設定をコピー
  2. コピーした JSON を設定ファイル(claude_desktop_config.json など)に追記して保存
  3. クライアントを再起動
  4. AI に「Slack に接続して」と話しかけると、ブラウザで OAuth 認証画面が開きます
  5. Slack ワークスペースでログインして、AI に操作させたい範囲を許可

OAuth 認証時にアクセス範囲を明示的に選択できるため、ワークスペース全体への権限を渡さずに済みます。

注意事項

  • 認証は OAuth 2.0 を使用するため、Bot Token の管理は不要です。
  • アクセス可能なチャンネル・データは認証時に許可した範囲に依存します。プライベートチャンネルにアクセスする場合は明示的な許可が必要です。
  • Slack API のレート制限(Tier 別)があります。大量の履歴取得は分割して実行してください。
  • Enterprise グリッドのワークスペースでは、管理者によるアプリ承認が必要になる場合があります。Enterprise 契約で接続が制限されている場合は IT 管理者に確認してください。
  • リモート MCP のため、本サービスへの接続にはインターネットが必要です。

設定方法

MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。

Claude Desktop: Anthropic 公式のデスクトップ版 Claude アプリ

{
  "mcpServers": {
    "slack": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "mcp-remote", "https://mcp.slack.com/mcp"]
    }
  }
}

主なユースケース

  1. 「#dev-general の今日の投稿を要約して」と頼むだけで、長いチャットログを AI が読んで要点をまとめてくれる
  2. 「以下の内容を #announcements に投稿して」と AI に指示するだけでチームへの通知作業が完結する
  3. 「先週の全チャンネルから『リリース』というキーワードを含む投稿を検索して」と過去ログ調査を AI に任せられる
  4. 「このスレッドの議論を踏まえて返信案を 3 つ作って」と AI が会話の文脈を読んで返信を起案してくれる

プラットフォーム別の注意事項

  • WindowsWindows 環境(WSL2 含む)でも `npx mcp-remote` コマンドで動作します。Node.js 18 以上が必要です。
  • 初回接続時にブラウザで Slack ワークスペースへの OAuth 認証が求められます。Bot Token の手動発行は不要です。
  • Enterprise グリッドのワークスペースでは、管理者によるアプリ承認が必要になる場合があります。