設定方法
MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。
Claude Desktop / Claude Code: Claude Desktop(公式デスクトップアプリ)と Claude Code(公式CLI)は同じ JSON を使います。Desktop は設定ファイルに貼り付け、Claude Code は `.mcp.json` に記述するか `claude mcp add` で追加します。
# Claude Desktop: 設定ファイルへの JSON 追記ではなく、コネクタとして追加します
# サイドバーから「Customize」→「Connectors」→「+」を押し、Slack を探して追加
# → OAuth で Slack ワークスペースに接続
#
# Claude Code: Slack 公式プラグインを入れると MCP サーバーが自動で設定されます
# claude plugin install slack
# (Claude Code の中では /plugin install slack)
#
# プラグインが使う設定(.mcp.json):
# {
# "mcpServers": {
# "slack": {
# "type": "http",
# "url": "https://mcp.slack.com/mcp",
# "oauth": { "clientId": "1601185624273.8899143856786", "callbackPort": 3118 }
# }
# }
# }
Cursor: AI 機能を内蔵したコードエディタ(`~/.cursor/mcp.json` に記述)
{
"mcpServers": {
"slack": {
"url": "https://mcp.slack.com/mcp",
"auth": {
"CLIENT_ID": "3660753192626.8903469228982"
}
}
}
}
Cline: VS Code に追加する AI アシスタント拡張(設定画面の MCP Servers から記述)
このクライアントは現在未対応です。
Gemini CLI: Google の AI CLI。設定形式は Claude Desktop と同じで、`~/.gemini/settings.json` の `mcpServers` に記述するか `gemini mcp add` で追加します。
このクライアント向けの設定例は掲載していません。 対応しているアプリと接続方法は、下の「導入手順」をご覧ください。
OpenAI Codex: OpenAI の CLI/IDE。設定は TOML 形式で `~/.codex/config.toml` に記述します。
このクライアント向けの設定例は掲載していません。 対応しているアプリと接続方法は、下の「導入手順」をご覧ください。
VS Code: VS Code(GitHub Copilot のエージェント)。`mcp.json` の `servers` キーに記述します。
このクライアント向けの設定例は掲載していません。 対応しているアプリと接続方法は、下の「導入手順」をご覧ください。
※ Gemini CLI は Claude Desktop と同じ mcpServers 形式のため同一の JSON を表示しています。Codex / VS Code タブの設定は、上記 JSON を各公式スキーマ(Codex=~/.codex/config.toml の TOML 形式 / VS Code=mcp.json の servers キー)へ 自動変換した参考値です。貼り付け前にお使いのバージョンの公式ドキュメントもご確認ください。
Slack とは
Slack は、世界中の企業・チームで使われている代表的なビジネスチャットツールです。メールに代わるチームコミュニケーションの中心として、エンジニアリングチーム・営業・マーケティング・カスタマーサポートなど、あらゆる部署で「日々のやり取りはとりあえず Slack」という働き方が定着しています。
チャンネル(トピック別の会話部屋)・スレッド(返信の連鎖)・DM(個別メッセージ)の 3 階層で会話を整理でき、検索・通知・絵文字リアクション・連携アプリなど、業務コミュニケーションに必要な機能が一通り揃っています。多くのチームで仕事の意思決定・進捗・知見が Slack 内に蓄積されており、その情報を AI に活用させられるとチームの生産性が大きく上がります。
Slack は社内チームの情報共有が中心です。一方、社外の顧客・一般ユーザーへの通知やチャットボット対応には、LINE 公式アカウントを AI から操作できる LINE Bot MCP Server が向いています。社内連携は Slack、顧客接点は LINE と使い分けると AI ワークフローのカバー範囲が広がります。
これは Slack 公式のツールです。
Slack × AI でできること
この MCP サーバーを導入すると、Slack の操作を AI への一言で実行できます。
📰 過去ログを要約
「#dev-general の今日の投稿を要約して」
→ チャンネルログ取得 + 要点抽出
💬 通知を投稿
「『本日 15 時からメンテナンス』を #announcements に投稿して」
→ メッセージ送信
🔍 横断検索
「先週の全チャンネルから『リリース』を含む投稿を検索して」
→ ワークスペース全体検索
✍️ 返信を起案
「このスレッドの議論を踏まえて返信案を 3 つ作って」
→ スレッド文脈読み取り + 返信ドラフト生成
提供される主なツール
Slack MCP Server が公式に提供する主な機能領域:
| 機能カテゴリ | 主なツール |
|---|---|
| メッセージ送信 | あらゆる種類の会話へのメッセージ投稿・AI クライアント内での下書き |
| メッセージ取得 | チャンネル履歴・スレッド返信の取得 |
| 検索 | メッセージとファイルの横断検索・チャンネル検索・ユーザー検索・絵文字一覧 |
| チャンネル操作 | チャンネル/グループ DM/DM の作成・メンバー一覧・自分が参加しているチャンネルの一覧 |
| リアクション | 絵文字リアクションの追加 |
| ファイル | ファイルの読み取り・アップロード |
| キャンバス | キャンバスの作成・更新・読み取り |
| リスト | Slack リストの作成・読み取り・更新(行の追加・更新を含む) |
| ユーザー情報 | ユーザープロフィールの取得 |
対応クライアントは限られています: 開発者向けドキュメントが、自分でアプリを作らずに使える接続先として挙げているのは Claude.ai / Claude Code / Perplexity / Cursor です(Claude Desktop もコネクタとして追加できます)。Slack は接続するアプリの自動登録(Dynamic Client Registration)に対応していないため、それ以外のクライアントから汎用の設定で接続することはできません。またサーバー側の制約として、Slack マーケットプレイスに掲載されたアプリと社内アプリだけが MCP を利用でき、未掲載のアプリは利用できません。詳細は開発者向けドキュメントをご確認ください。
Slack MCP Server について
Slack MCP Server は、Slack 社が公式に提供するリモート型 MCP サーバーです。Slack のクラウドサーバー(https://mcp.slack.com/mcp)に直接接続するため、ローカルへの MCP サーバーインストールは不要で、設定後すぐに Slack ワークスペースを AI から操作できます。
Slack が直接運用しています(MCP の旧 reference 実装 @modelcontextprotocol/server-slack は現在アーカイブ済み)。対応クライアントからは OAuth 認証で接続するため、Bot Token の手動発行・スコープ設定・アプリインストールといった初期設定が不要で、ブラウザでワークスペースを許可するだけで利用開始できます。
スペック
- 配布形態: リモート型 MCP サーバー(Slack 管理・ローカルインストール不要)
- エンドポイント:
https://mcp.slack.com/mcp(Streamable HTTP のみ。SSE 接続には非対応) - 認証: OAuth(ブラウザでワークスペース許可)。自分で MCP クライアントを作る場合は、登録済みの Slack アプリの
client_idとclient_secretを用いる confidential OAuth(デスクトップ向けには PKCE)に対応する必要があります - 提供元: Slack 社(公式)
- 対応範囲: メッセージ送受信・検索・チャンネル操作・リアクション・ファイル・キャンバス・リスト
- 利用条件: マーケットプレイス掲載アプリまたは社内アプリのみ利用可(未掲載アプリは不可)
- 公式ドキュメント: docs.slack.dev/ai/slack-mcp-server
導入手順
前提条件
- Slack ワークスペースへの参加
- ワークスペースの管理者が MCP 連携を承認していること
ステップ
Slack 公式の開発者向けドキュメントが案内している手順です。
- Claude Desktop: サイドバーから「Customize」を開き、「Connectors」の「+」から Slack を探して追加します。続けて OAuth で Slack ワークスペースに接続します
- Claude Code:
claude plugin install slack(Claude Code の中では/plugin install slack)で Slack 公式プラグインを入れると、MCP サーバーが自動で設定されます。初回利用時に OAuth で Slack ワークスペースに接続します - Cursor: 「Cursor Settings」の「MCP」タブで、ページ上部の Cursor 用の設定を追加して保存します。表示される接続ボタンを押し、Slack ワークスペースに接続します
各ツールは、認証したユーザー本人の権限(ユーザートークン)で Slack を操作します。
注意事項
- 認証は OAuth を使用するため、利用者側で Bot Token を発行・管理する必要はありません。
- 操作は認証したユーザー本人の権限で行われます。AI に読ませたくない会話がある場合は、接続するアカウントや使い方に注意してください。
- Slack API のレート制限(Tier 別)があります。大量の履歴取得は分割して実行してください。
- 接続にはワークスペース管理者による MCP 連携の承認が必要です。接続できない場合は管理者に確認してください。
- リモート MCP のため、本サービスへの接続にはインターネットが必要です。
主なユースケース
- 「#dev-general の今日の投稿を要約して」と頼むだけで、長いチャットログを AI が読んで要点をまとめてくれる
- 「以下の内容を #announcements に投稿して」と AI に指示するだけでチームへの通知作業が完結する
- 「先週の全チャンネルから『リリース』というキーワードを含む投稿を検索して」と過去ログ調査を AI に任せられる
- 「このスレッドの議論を踏まえて返信案を 3 つ作って」と AI が会話の文脈を読んで返信を起案してくれる
セットアップ・利用上の注意
- 認証初回接続時にブラウザで Slack ワークスペースへの OAuth 認証が求められます。Bot Token の手動発行は不要です。
- プランワークスペースの管理者が MCP 連携を承認している必要があります。