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「この記事、長すぎて読む気がしない」――URLを貼るだけでAIに要点を聞けるようになった

· Plugy編集部

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目次

開きっぱなしのタブ。「あとで読む」に放り込んだニュース。長い公式ページ。読まなきゃと思いつつ、結局そのまま——そんな経験はありませんか。

長いWebページは、URLを渡して「要点を教えて」と聞けるようになりました。記事を最後までスクロールする必要はありません。AIアプリ(Claudeなど)にWebページを取りに行く道具(MCP)をつなぐと、リンクを貼るだけで本文を読み取り、要点だけを返してくれます。

この記事では、無料・登録不要で使える Fetch MCP Server を例に、長いWebページをAIに要約・比較・質問させるやり方を、できるだけかみくだいて説明します。専門用語が出てきたら AI用語辞典 も使ってください。

この記事でできること

AIアプリにWebの道具をつなぐと、長いページのURLに対してこんな頼み方ができます。

  • 「このニュース記事の要点を3つと、結論を教えて」
  • 「この2つの料金ページを読んで、プランの違いを表にして」
  • 「このリリースノートを読んで、自分に影響する変更点だけ挙げて」

ポイントは、ページのHTMLをそのままではなく、本文を読みやすいテキストに整えてからAIが読むこと。だから広告やメニューに邪魔されず、長いページでも要点が散らからずに返ります。

1
あなた

URLと聞きたいことを渡す

「このページの要点は?」とリンクを添えて伝える。

2
AIアプリ(Claude)

何を読むか決める

質問に答えるために必要な箇所を見極める。

3
Webの道具(Fetch MCP)

ページを取得して整える

URLの中身を取りに行き、読みやすいテキストに変換する。

4
要点が返る

まとまって返る

要約・比較・質問の答えがそろう。

ページを取りに行くのがWebの道具、要点を考えるのがAI

使うサービスについて

Fetch MCP Server(フェッチ・エムシーピー)

Fetch MCP Server は、AIアプリにつないでWebページを取得できるようにする道具です。指定したURLの中身を取りに行き、ごちゃごちゃしたHTMLを読みやすいテキスト(Markdown)に変換してAIに渡します。とても長いページは一度に全部ではなく、続きを少しずつ読むこともできるので、巨大な解説ページでも扱えます。

これは MCP 公式の標準ツールの一つです

Fetch MCP Server は、特定企業の製品ではなく、MCP を作っているチームが公式リポジトリで配布している基本ツールの一つです。無料(MIT ライセンス)で使え、APIキーや登録は要りません。

必要なもの・費用

  • 費用: 無料。登録もAPIキーも不要です(公開されているWebページのURLを扱えます)。
  • AIアプリ: Claude Desktop など、MCPに対応したAIアプリ。
  • 土台ソフト(uv または Python): Fetch MCP を動かすための無料の土台です。Node.js ではなく Python 系の uv という仕組みを使います(用語は AI用語辞典 を参照)。入れ方はツールページの手順どおりで大丈夫です。

始め方

設定の細かい手順は、最新版を Fetch MCP のツールページ にまとめています。仕様が変わってもそちらが最新なので、この記事に設定を貼り付けて固定はしません。

AIアプリを用意する

Claude Desktop など、MCPに対応したAIアプリを準備します。

土台ソフト(uv)を入れる

Fetch MCP は uvx というコマンドで動きます。uv の入れ方は Fetch MCP のツールページ の前提条件に沿って進めてください。

設定をコピーして貼り付ける

ツールページにあるコピペ用の設定を、AIアプリの設定ファイルに貼り付けて保存し、アプリを再起動します。

URLを渡して試す

気になるニュース記事や長い公式ページのURLをAIに伝えて、「要点を教えて」と聞いてみましょう。

お試しのときの注意

  • ログインが必要なページや、会員限定・有料のコンテンツはうまく取得できないことがあります。公開されているページで試してください。
  • 各サイトの利用規約を尊重してください。商用の大量取得など、サイトのルールに反する使い方はしないようにします。
  • うまく要点が出ないときは、「まず全体をつかんで→○○について書いてある所だけ」のように、範囲を区切って頼むと精度が上がります。

実際の頼み方(プロンプト例)

要点をつかむ

このURLの記事の要点を3つと、結論を1行で教えて:
https://example.com/article

2つのページを比較する

次の2つの料金ページを読んで、プランと価格の違いを表にして:
https://example.com/pricing-a
https://example.com/pricing-b

リリースノートから影響範囲だけ抜き出す

このリリースノートを読んで、一般ユーザーに影響する変更点だけ挙げて:
https://example.com/release-notes

長いページを章ごとに読む

この長い解説ページを順に読んで、見出しごとに1行で要約して:
https://example.com/long-guide

うまく使うコツ

URLと一緒に「何を知りたいか」を具体的に書くのがコツです。「要点を3つ」「料金だけ」「変更点だけ」のように欲しい形を指定すると、必要な所だけを的確にまとめてくれます。

よくある質問

Q: 本当に無料ですか?

はい。Fetch MCP Server はオープンソースで無料、APIキーや登録も不要です。公開されているWebページのURLをそのまま扱えます。

Q: ログインが必要なページも読めますか?

ログイン後にしか見えないページや、会員限定・有料のページは取得できないことがあります。公開されているページ向けの道具だと考えてください。

Q: PDFファイルの要約もこれでできますか?

このツールはWebページ向けです。手元のPDFや長い書類を要約したいときは、長いPDFはAIに要点を聞く の記事で別の道具を紹介しています。

Q: Windowsでも使えますか?

はい。Windows・Mac・Linux に対応しています。具体的な手順は Fetch MCP のツールページ にまとめています。

まとめ

長いWebページは、もう最初から最後まで読まなくて大丈夫です。AIにURLを渡して「要点は?」「この部分だけ教えて」と聞けば、本文を読み取って答えてくれます。無料・登録不要なので、まずは「あとで読む」に溜まっている記事のURLで「要点を3つ教えて」と試してみてください。