PayPal MCP公式サーバー — 請求書・決済管理をAIで自動化
PayPal MCP公式サーバーの設定方法・ユースケースを日本語で解説。請求書発行・決済確認・返金処理・サブスクリプション管理をClaude DesktopやCursorから自然言語で完了。個人事業主・フリーランス・経理担当者向け。
- 最終確認:
- 2026-05-07
- ライセンス:
- Apache-2.0
設定方法
{
"mcpServers": {
"paypal": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@paypal/mcp", "--tools=all"],
"env": {
"PAYPAL_ACCESS_TOKEN": "<YOUR_PAYPAL_ACCESS_TOKEN>",
"PAYPAL_ENVIRONMENT": "SANDBOX"
}
}
}
}
{
"mcpServers": {
"paypal": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@paypal/mcp", "--tools=all"],
"env": {
"PAYPAL_ACCESS_TOKEN": "<YOUR_PAYPAL_ACCESS_TOKEN>",
"PAYPAL_ENVIRONMENT": "SANDBOX"
}
}
}
}
{
"mcpServers": {
"paypal": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@paypal/mcp", "--tools=all"],
"env": {
"PAYPAL_ACCESS_TOKEN": "<YOUR_PAYPAL_ACCESS_TOKEN>",
"PAYPAL_ENVIRONMENT": "SANDBOX"
}
}
}
}
概要
PayPal MCP公式サーバーは、PayPal社が公式に開発・公開しているMCPサーバーです。請求書発行・決済確認・返金処理・サブスクリプション管理など、PayPal上の入出金業務をAIエージェントから自然言語で操作できます。
「先週送った請求書の支払い状況を教えて」「○○さんのサブスクを解約して」—こうした日常的な経理・請求業務を、PayPal画面に切り替えずAIへの指示だけで完了できます。個人事業主・フリーランス・小規模事業の経理担当者に特に向いた構成です。
導入手順
前提条件
- Node.js 18以上
- PayPalアカウント(PayPal Developer Dashboardでアクセストークンを取得できること)
ステップ
- PayPal Developer Dashboard にログインし、アプリを作成して Client ID / Client Secret を取得
- OAuth2 トークンエンドポイント(
/v1/oauth2/token)に Client ID / Client Secret を渡し、アクセストークン を発行 - ページ上部のタブから使用環境(Claude Desktop / Cursor / Cline)を選択し、JSON設定をコピー
<YOUR_PAYPAL_ACCESS_TOKEN>に発行したアクセストークンを入力PAYPAL_ENVIRONMENTは動作確認時SANDBOX、本番運用時PRODUCTIONに設定- コピーしたJSONを設定ファイル(
claude_desktop_config.jsonなど)に追記して保存 - クライアントを再起動
アクセストークンの有効期限について: アクセストークンはサンドボックスで 3〜8 時間、本番で 8 時間で失効します。失効時は同じ Client ID / Client Secret から再発行してください。本番運用ではトークン自動更新の仕組みを別途用意することを推奨します。
使い方の例
請求書管理:
「先週送った請求書の支払い状況を教えて、未払い分を金額順に並べて」
→ 未払い分の請求書一覧 + 金額・送付先・期限を取得
新規発行 + リマインダー:
「『株式会社サンプル』に¥55,000の請求書を作成して、
5日後に支払いがなければリマインダーを送って」
→ 請求書発行 → 自動リマインダー設定
返金処理:
「注文ID ORDER-XXX に対して全額返金を実行して」
→ 返金処理 + 完了通知
サブスクリプション管理:
「現在アクティブなサブスクリプション契約を一覧で表示して、
○○さんの月次プランを来月末で解約して」
→ アクティブ契約一覧 + 指定契約の解約予約
注意事項
- アクセストークンは決済・返金等の重要操作の権限を持ちます。ソースコードやチャット履歴に含めないよう厳重に管理してください。環境変数または
.envファイルで管理し、.gitignoreに追加してください。 - 初めて使用する際は必ず
PAYPAL_ENVIRONMENT=SANDBOXで動作確認を行ってください。本番環境(PRODUCTION)を使うと実際の決済・返金が発生します。 --tools=allはすべての操作権限(請求書・決済・返金・サブスク等)を付与します。読み取り専用での運用が必要な場合は、PayPal Developer Dashboard で適切なスコープのアクセストークンを発行してください。- PayPal API にはレート制限があります。大量データを扱う場合は処理を分割してください。
- 日本での PayPal 利用は商用ライセンスや受取上限など固有のルールがあります。事業規模に応じて公式情報をご確認ください。
まとめ
PayPal MCP公式サーバーを導入すれば、請求書発行・支払い状況確認・返金・サブスク管理といった毎月の経理業務をAIへの自然言語指示で完了できます。PayPalダッシュボードを開く回数が大幅に減り、個人事業主・フリーランスにとっては「請求書の作成・送付・回収」のサイクル自体が AI チャット 1 行で進む状態になります。
主なユースケース
- 「先週送った請求書の支払い状況を教えて」と指示するだけで未払い分を一覧化できる
- 新規請求書の発行・リマインダー送信をAIに自然言語で代行させ、入金管理を効率化できる
- 返金処理(全額・部分返金)をAIへの指示で実行し、対応スピードを上げる
- サブスクリプションプランの作成・契約状況確認・解約処理をAIに任せられる
プラットフォーム別の注意事項
- Windows:PowerShellで環境変数を設定する場合は `$env:PAYPAL_ACCESS_TOKEN = '...'` を使用してください。
- プロキシ環境:社内プロキシ環境では `HTTPS_PROXY` 環境変数の設定が必要な場合があります。