Salesforce DX MCP Server logo

Salesforce DX MCP Server

シェア

Salesforce公式のMCPサーバー。AIエージェントがSalesforceのOrg・メタデータ・データ・ユーザー管理を自然言語で操作できる。「このApexクラスをデプロイして」「本番OrgのユーザーリストをCSVで出力して」という開発・管理タスクをAIがSalesforce CLI経由で実行する。

顧客管理・CRMSalesforceCRMApexメタデータSalesforce CLI開発者ツール
最終確認:
2026-04-12
ライセンス:

設定方法

{
  "mcpServers": {
    "salesforce-dx": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "-y",
        "@salesforce/mcp",
        "--orgs",
        "DEFAULT_TARGET_ORG",
        "--toolsets",
        "orgs,metadata,data,users"
      ]
    }
  }
}

概要

Salesforce DX MCP Serverは、Salesforce社が公式に提供するMCPサーバーです。Salesforce CLI(sf)を経由して、AIエージェントがSalesforce Orgのメタデータ・データ・ユーザー管理を自然言語指示で実行できます。

Apexコードのデプロイ・SOQLクエリの実行・組織設定の確認など、Salesforce開発者・管理者が日常的に行う作業をAIアシスタントから直接操作できます。

注意: 本パッケージはDeveloper Preview(開発者向けプレビュー)段階です。Beta Services Termsが適用されます。本番環境での利用は十分に検証してください。

事前準備:Salesforce CLIのインストールと認証

Step 1: Salesforce CLIのインストール

npm install -g @salesforce/cli

Step 2: Salesforce Orgの認証

# 本番Org / Developer Edition
sf org login web --alias myOrg --set-default

# サンドボックス
sf org login web --alias mySandbox --instance-url https://test.salesforce.com

Step 3: 認証確認

sf org list

認証済みOrgが表示されれば準備完了です。

導入手順

  1. Salesforce CLIをインストールし、操作対象のOrgを認証する(上記手順)
  2. 使用環境のタブを選択し、設定JSONをコピー
  3. DEFAULT_TARGET_ORG の部分は認証済みのデフォルトOrgを参照します。特定のOrgを指定する場合はエイリアスまたはユーザー名に変更してください
  4. 設定ファイルに追記して保存し、クライアントを再起動

利用可能なToolset一覧

--toolsets フラグで有効化するツールグループを選択できます:

Toolset内容
orgsOrg一覧・接続・設定確認
metadataApexクラスやLWCなどのメタデータ操作
dataSOQLクエリ・レコードのCRUD操作
usersユーザー管理・権限確認
testingApexテストの実行

使い方の例

SOQLデータ取得:

「Account オブジェクトから今月作成された新規レコードを取得して、
 業種(Industry)別にグループ化して件数をまとめて」
→ SOQL を実行してデータを集計・可視化

メタデータのデプロイ:

「ローカルのApexクラス AccountTriggerHandler.cls を
 サンドボックスOrgにデプロイして、コンパイルエラーがないか確認して」
→ Salesforce CLIでメタデータをデプロイ

注意事項

  • 本パッケージはDeveloper Previewです。APIの変更やブレイキングチェンジが発生する可能性があります。
  • Salesforce CLIで事前にOrg認証が完了していない場合、MCPサーバーは接続できません。
  • --orgs ALLOW_ALL_ORGS を指定するとすべての認証済みOrgへのアクセスを許可しますが、誤操作のリスクが高まります。本番環境では特定のOrgエイリアスを指定することを推奨します。
  • データの書き込み・削除操作は元に戻せません。AIに実行させる前に内容を十分確認してください。

主なユースケース

  1. 「このApexクラスをサンドボックスOrgに保存・コンパイルして」とAIがSalesforce CLIでメタデータをデプロイする
  2. 「本番Orgのアクティブユーザー一覧を取得して、最終ログイン日時が180日以上前のユーザーを抽出して」と管理作業をAIが実行する
  3. 「SOQLで商談データを取得して、今月クローズする案件の合計金額を集計して」とSalesforceデータをAIが分析する
  4. 「接続済みのOrg一覧を表示して、各環境のAPIバージョンを確認して」とマルチOrg管理をAIが支援する

プラットフォーム別の注意事項

  • WindowsWindows環境(WSL2含む)でも `npx` コマンドで動作しますが、事前にSalesforce CLI(`@salesforce/cli`)のインストールが必要です。
  • Salesforce CLIで事前に `sf org login web` コマンドを実行し、操作対象のOrgを認証しておく必要があります。`--orgs DEFAULT_TARGET_ORG` は認証済みのデフォルトOrgを指します。