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Cline

AIエディタ#VSCode拡張#JetBrains#CLI#オープンソース#MCP対応#AIエージェント#自律実行
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最終確認:2026-08-14ライセンス:Apache-2.0無料で使えるオープンソースです(商用利用も可)リポジトリ

Cline とは

Cline は、いま使っている開発環境に「AI 開発エージェント」を足すオープンソースのツールです。Cursor のような独立した AI エディタアプリに乗り換える必要はなく、VS Code の拡張機能・JetBrains のプラグイン・ターミナルで動く CLI のうち、自分の環境に合うものを選んで導入できます。

最大の強みは MCP サーバーのファーストクラスサポートで、サイドパネルから任意の MCP サーバーをワンクリックで追加できます。Claude・GPT・Gemini など複数の LLM に対応し、自分の API キーを使う構成のため、サブスクリプション契約なしで利用できます。Apache 2.0 のオープンソースとして公開されており、自社環境向けのカスタマイズやフォークも可能です。

CLI は対話型のほか完全なヘッドレス実行にも対応しており、CI/CD やスクリプトの中に組み込めます。同じエンジンを自分のアプリから呼び出すための SDK も配布されています。

これは Cline 公式のツールです。

Cline × AI でできること

Cline を導入すると、エディタでもターミナルでも AI エージェントに自律的なタスクを任せられます。

🤖 マルチステップ自律実行

「API の接続先 URL(エンドポイント)にバリデーションを追加してテストも書いて」
→ ファイル特定 + コード追加 + テスト生成

🔌 MCP 拡張

GitHub / DB / 自社内部ツールの MCP サーバーをサイドパネルから追加
→ AI エージェントの能力をカスタム拡張

🐛 自律デバッグループ

ターミナルでテスト実行 → エラー検出 → 修正 → 再テスト
→ AI が自律的にループを回す

🌐 ブラウザ自動化

「この Web サイトの料金プランを取得して比較表に」
→ ブラウザ MCP + Cline でスクレイピング

主な機能

Cline が公式に提供する主な機能:

機能カテゴリ主なツール
エージェントループタスク完了まで自律的にファイル操作・コマンド実行を繰り返す
Plan / Act モードPlan で調査と方針立案、Act で実行、と役割を切り替える
MCP サーバー管理 UIサイドパネルから MCP サーバーの追加・削除・ログ確認
承認フローファイル削除・コマンド実行など危険操作は都度ユーザー承認(自動承認への切り替えも可)
ルールとスキル.clinerules にコーディング規約・構成方針などを書くと、CLI・VS Code 拡張・JetBrains プラグインが自動で読み込む
マルチ LLM 対応Claude / GPT / Gemini / OpenRouter など切り替え可能
ファイル操作作成・編集・削除・diff 表示
ターミナル実行コマンド実行 + 結果の追従読み取り(開発サーバーなど長時間プロセスにも対応)

「自律ループ + MCP 拡張 + 承認フロー」の 3 点セットが、安全に AI エージェントを業務に使うための設計です。

Cline について

Cline は、Cline Bot Inc.(旧 Saoud Rizwan 氏個人プロジェクト)が開発・運営するオープンソースの AI コーディングエージェントです。設定後は自分の LLM API キーを使うため、サブスクリプション課金がなく、コスト管理が透明です。

MCP プロトコルへのネイティブ対応で、サイドパネルから MCP サーバーの追加・削除・ログ確認まで GUI で完結できます。自作 MCP サーバーの開発支援にも力を入れており、チーム固有のツールを AI エージェントに繋ぐ用途で多く使われています。

スペック

  • 配布形態: 用途に応じて4通り —— VS Code 拡張機能(Marketplace から無料インストール)/ JetBrains プラグイン(JetBrains Marketplace)/ CLI(npm i -g cline)/ SDK(npm install @cline/sdk
  • 動作環境: VS Code 1.101 以上 / CLI は Node.js 22 以上(macOS / Windows / Linux)
  • 認証: 自分の LLM API キー(Claude / GPT / Gemini / OpenRouter 等)
  • 提供元: Cline Bot Inc.(公式)/ Apache 2.0
  • 対応範囲: AI エージェント全般(コード編集 / ターミナル / ブラウザ / MCP 統合)
  • 公式リポジトリ: github.com/cline/cline

導入手順

前提条件

  • VS Code 1.101 以上、JetBrains 系 IDE、またはターミナル(CLI は Node.js 22 以上)
  • 任意の LLM API キー(Claude / GPT / Gemini 等)

ステップ(VS Code の場合)

  1. VS Code の拡張機能マーケットプレイスで「Cline」を検索してインストール
  2. サイドパネルの Cline アイコンをクリック
  3. 使用する LLM プロバイダーと API キーを設定

ターミナルで使う場合

npm i -g cline

対話型で使うほか、ヘッドレスで実行して CI/CD やスクリプトに組み込むこともできます。JetBrains 系 IDE を使う場合は、JetBrains Marketplace から Cline プラグインを導入してください。

MCP サーバーの追加

サイドパネル上部の「MCP Servers」ボタンから設定画面を開き、MCP サーバーを追加:

{
  "mcpServers": {
    "filesystem": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-filesystem", "/path/to/dir"]
    }
  }
}

注意事項

  • エージェントループは API コストが積み上がることがあります。autoApprove 設定は慎重に使用してください。
  • ファイル削除や外部コマンドの実行には確認ダイアログが表示されます。承認フローを無効化しないことを推奨します。
  • オープンソース(Apache 2.0)のため、自社環境へのカスタマイズ・フォークが可能です。
  • LLM API キーは秘密情報です。VS Code 設定で暗号化保存されますが、共有マシンでの利用は注意してください。

主なユースケース

  • ファイル作成・編集・削除を含む複数ステップのタスクをエージェントが自律実行できる
  • MCP サーバーを追加して AI エージェントの能力をカスタム拡張できる
  • ターミナルコマンドの実行結果を読み取り、エラーを自律的に修正するループを回せる
  • ターミナルからヘッドレスで動かし、CI/CD やスクリプトの中に AI エージェントを組み込める
  • 独自の MCP サーバーを開発してチーム固有のツールを AI エージェントに接続できる