Context7 MCP Server
- 最終確認:
- 2026-05-25
- ライセンス:
- MIT
Context7 とは
Context7 は、利用中のライブラリ・フレームワークの最新ドキュメントを AI に「その場で読ませる」ためのサービスです。
AI が古いバージョンの API を使ってしまう・存在しないメソッドを生成してしまう「ハルシネーション」の根本原因は、AI の学習データが古いことです。Context7 はこれを解決するため、対話中にリアルタイムで最新のライブラリドキュメント(React / Next.js / Tailwind / Prisma など数千のライブラリ)を AI のコンテキストに注入します。
Context7 × AI でできること
この MCP サーバーを導入すると、プロンプト末尾に use context7 と書くだけで AI が最新ドキュメントを参照してコードを生成します。
🆕 最新バージョンで実装
「Next.js 15 の server actions と useFormState を使ったフォームを実装して。use context7」
→ Next.js 15 公式ドキュメントを参照しながら現行構文で生成
🎨 新構文を取り込む
「Tailwind CSS v4 の CSS 変数ベースのテーマ設定でダークモードを実装して。use context7」
→ v4 の新構文を正確に使ってコード化
🗄️ ORM・DB の最新 API
「Drizzle ORM で PostgreSQL の接続設定と migration を設定して。use context7」
→ ORM 固有の最新 API を幻覚なく利用
📦 バージョン移行
「Hono v4 の新機能を調べて、既存コードをアップグレードする PR を作って」
→ バージョン差分を正確に把握して移行支援
提供される主なツール
Context7 MCP Server が公式に提供するツール(README 明記範囲):
| ツール名 | 役割 |
|---|---|
resolve-library-id | ライブラリ名を Context7 互換 ID に解決(例: next.js → 内部 ID) |
query-docs | 解決済み ID を指定して最新ドキュメントを取得 |
AI は通常、ユーザーが use context7 を含むプロンプトを書いた際に上記2ツールを順に呼び出して動作します。Skills モードで使う場合は CLI コマンド(ctx7 library / ctx7 docs)も用意されています。
主な対応ライブラリ例
| カテゴリ | ライブラリ |
|---|---|
| フレームワーク | Next.js / Nuxt / Remix / Astro / SvelteKit |
| UI | React / Vue / Svelte / Tailwind CSS / shadcn/ui |
| バックエンド | Hono / Fastify / Express / NestJS |
| DB/ORM | Prisma / Drizzle ORM / Supabase / Mongoose |
| 状態管理 | Zustand / Jotai / Redux Toolkit / TanStack Query |
Context7 MCP Server について
Context7 MCP Server は、Upstash 社が公式に提供する MCP サーバーです。Context7 の文書取得 API を経由して、AI エージェントから最新ライブラリドキュメントを取得できます。
APIキー不要でそのまま使い始められ、高頻度利用の場合は無料の API キーを取得することでレート制限が緩和されます。use context7 キーワードによる明示的呼び出し設計で、通常のチャットには干渉しません。
スペック
- 配布形態: npm パッケージ(
@upstash/context7-mcp)+ Node.js 18+ - 認証: 不要(任意で無料 API キー追加可)
- 提供元: Upstash 社(公式)/ MIT
- 対応範囲: 数千のライブラリの最新ドキュメント取得(フレームワーク / UI / DB / ORM 等)
- 公式ドキュメント: github.com/upstash/context7
導入手順
前提条件
- Node.js 18 以上
ステップ
- ページ上部のタブから使用環境(Claude Desktop / Cursor / Cline)を選択し、JSON 設定をコピー
- コピーした JSON を設定ファイル(claude_desktop_config.json など)に追記して保存
- クライアントを再起動
レート制限なしで使用したい場合は、context7.com/dashboard で無料 API キーを取得し、args に "--api-key", "YOUR_API_KEY" を追加してください。
"args": ["-y", "@upstash/context7-mcp", "--api-key", "YOUR_API_KEY"]
注意事項
use context7というキーワードをプロンプトに含めることで、AI が Context7 ツールを呼び出します。含めない場合は通常の AI 回答になります。- ライブラリ名・バージョンを具体的に書くとより正確な情報が取得できます(例:「React 19」「Next.js 15.1」)。
- インターネット接続が必要です。オフライン環境では利用できません。
- 公式 API キー未取得時はレート制限があります。本番開発で高頻度利用する場合は無料 API キーの取得を推奨します。
設定方法
MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。
Claude Desktop: Anthropic 公式のデスクトップ版 Claude アプリ
{
"mcpServers": {
"context7": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@upstash/context7-mcp"]
}
}
}
Cursor: AI 機能を内蔵したコードエディタ
{
"mcpServers": {
"context7": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@upstash/context7-mcp"]
}
}
}
Cline: VS Code に追加する AI アシスタント拡張
{
"mcpServers": {
"context7": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "@upstash/context7-mcp"]
}
}
}
主なユースケース
- 「Next.js 15 の App Router で SSE を使う実装例を use context7 で調べて」とプロンプトに書くだけで最新ドキュメントを参照したコードを生成する
- 「Tailwind CSS v4 の新しいグラデーション構文を調べて実装して」と最新バージョン固有の書き方を AI が正確に把握して回答する
- 「Prisma で多対多リレーションを設定する最新の方法を use context7 で確認して」と ORM 固有の API をハルシネーションなく使用する
- 「Hono v4 の新機能を調べて、既存コードをアップグレードする PR を作って」とバージョン移行を正確にサポートする
プラットフォーム別の注意事項
- Windows:Windows 環境(WSL2 含む)でも `npx` コマンドで動作します。Node.js 18 以上が必要です。