jp-lit-mcp

検索・リサーチ#文献調査#国立国会図書館#CiNii#J-STAGE#学術#npm
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最終確認:2026-09-13ライセンス:MITこのプログラム自体は無料のオープンソースです(商用利用も可)リポジトリ

設定方法

MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。

Claude Desktop / Claude Code: Claude Desktop(公式デスクトップアプリ)と Claude Code(公式CLI)は同じ JSON を使います。Desktop は設定ファイルに貼り付け、Claude Code は `.mcp.json` に記述するか `claude mcp add` で追加します。

{
  "mcpServers": {
    "jp-lit": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "jp-lit-mcp"],
      "env": {
        "CINII_RESEARCH_APP_ID": "<YOUR_CINII_APP_ID>"
      }
    }
  }
}

※ Gemini CLI は Claude Desktop と同じ mcpServers 形式のため同一の JSON を表示しています。Codex / VS Code タブの設定は、上記 JSON を各公式スキーマ(Codex=~/.codex/config.toml の TOML 形式 / VS Code=mcp.json の servers キー)へ 自動変換した参考値です。貼り付け前にお使いのバージョンの公式ドキュメントもご確認ください。

jp-lit-mcp とは

日本語で書かれた文献や資料を探す作業は、窓口がばらばらです。 本や雑誌記事は国立国会図書館サーチ、学術論文は CiNii や J-STAGE、大学の紀要は機関リポジトリ、古い資料は国立公文書館やアジア歴史資料センター——どこに何があるかを知っている人でないと、そもそも探し始められません。

jp-lit-mcp は、その窓口の束を AI の側に持ってくる MCP サーバーです。AI に「このテーマの文献を集めて」と頼むと、AI が複数のデータベースを順に当たり、書誌情報を集めて返します。日本語資料の調べものに慣れた調査担当が隣にいて、どのデータベースを当たるべきかを知っている状態に近づきます。

これは有志が作った非公式のツールです(無料・MIT ライセンスで公開されています)。国立国会図書館などの公的機関が提供しているものではありません。

jp-lit-mcp × AI でできること

📖 テーマから文献を集める

江戸時代の食文化に関する先行研究を集めて、著者・出版年・掲載誌を一覧にして

✅ 文献が実在するか確かめる

この参考文献リスト、実在するか1件ずつ確認して

🧭 調べ方から探す

このテーマ、どこから調べればいい? 調べ方案内やレファレンス事例があれば見せて

📤 調査結果を書き出す

ここまで集めた文献を、出典付きで表にして書き出して

提供される主なツール

ツールは14種類あり、そのほかに調べ方の手順書(Skills)が2種類同梱されています。機能のまとまりで整理します。

機能カテゴリ主なツール
文献の横断検索jp_lit_search
全文検索jp_lit_search_fulltext / jp_lit_search_kokusho_fulltext
国書データベースの図版タグ検索jp_lit_search_kokusho_image_tags
調べ方案内・レファレンス事例の検索jp_lit_search_guides_manuals / jp_lit_search_guides_cases
書誌の取得jp_lit_get_record / jp_lit_get_records
調査セッションの開始・絞り込み・書き出しjp_lit_start_session / jp_lit_refine_results / jp_lit_export_view
補助(情報の補完・検索の記録・キャッシュ整理)jp_lit_enrich_record / jp_lit_record_ndl_browser_search / jp_lit_prune_cache
同梱スキルjp-lit-research(調査を進める手順書) / jp-lit-verification(実在性を確認する手順書)

jp-lit-mcp について

有志が開発・公開している npm パッケージです。日本語の文献・資料データベースを横断する用途に絞って作られており、検索して終わりではなく、調査のセッションを開始し、結果を絞り込み、出典付きで書き出すという流れまでツールとして用意されています。AI が挙げた文献が実在するかを確認する手順書が同梱されているのも、この分野に特化した設計です。

スペック

  • 配布形態: npm パッケージ jp-lit-mcp(npx -y jp-lit-mcp で起動。最新版 0.14.0・2026-09-05 公開)
  • 動作要件: Node.js 22 以上
  • 認証: 多くのデータベースは設定不要。CiNii Research を使うツールのみ CINII_RESEARCH_APP_ID が必須
  • 提供元: 有志(非公式)・MIT ライセンス
  • 接続先: 国立国会図書館サーチ、CiNii(研究・図書・論文)、J-STAGE、IRDB、JDCat、nihuBridge、国文学論文目録、日本語研究文献データベース、国書データベース、国立公文書館、アジア歴史資料センター、国会・帝国議会会議録、ジャパンサーチ、レファレンス協同データベース、Crossref、OpenAlex、およびカーリルの図書館 MCP

導入手順

前提条件

  • Node.js 22 以上
  • (CiNii Research を使う場合のみ)CiNii Research の API 利用登録で取得する CINII_RESEARCH_APP_ID

ステップ

  1. 上記の設定ウィザードからJSONをコピーする
  2. 該当クライアントの設定ファイルに貼り付ける(CiNii を使わない場合は env の行を削除してよい)
  3. クライアントを再起動する

注意事項

  • 公的機関の公式ツールではありません。 有志が公開しているもので、各データベースの提供元とは関係がありません
  • CiNii Research のツールにはキーが必要です。 未設定のときは結果に CINII_APP_ID_REQUIRED の警告が付き、KAKEN のツールは実行できないと README に書かれています。キーの取得先 URL は README に記載がないため、CiNii Research の公式サイトで利用登録の案内を確認してください
  • バージョンは 0.14.0 です。 2026-09-05 時点で 1.0 に達していないため、ツール名や仕様が変わる可能性があります
  • 接続先が多い分、応答に時間がかかることがあります。 一度に広く探すよりも、データベースを絞って順に当たるほうが確実です

主なユースケース

  • 「江戸時代の食文化に関する先行研究を集めて、書誌情報を一覧にして」と、複数のデータベースを横断して文献を探せる
  • 「AIが挙げてきたこの参考文献、本当に存在する?」と、文献の実在性を確認させられる
  • 「このテーマの調べ方が分からない」と、国立国会図書館の調べ方案内やレファレンス事例から手がかりを探せる
  • 「集めた文献を出典付きで書き出して」と、調査の途中経過を整理・書き出しできる

プラットフォーム別の注意事項

  • WindowsNode.js で動くため、macOS・Windows・Linux のいずれでも動作します。ネイティブ Windows(PowerShell 等)で利用できます。

セットアップ・利用上の注意

  • 認証国立国会図書館サーチ・J-STAGE・IRDB・JDCat・国会会議録などは、追加の設定なしで使えると README に書かれています。CiNii Research を使うツールだけは `CINII_RESEARCH_APP_ID` が必須で、未設定のときは結果に警告が付き、KAKEN のツールは実行できません。