Kibela とは
Kibela は、株式会社ビットジャーニーが提供する社内ナレッジ共有 SaaS です。Markdown でノートを書き、フォルダ・グループで整理し、コメントで議論する設計で、技術系チーム・スタートアップ・中小企業のドキュメント蓄積によく採用されています。
Kibela 公式のツールです。無料のコミュニティプラン(5 名まで)でも使えます。
料金プラン(Kibela 公式ヘルプ より):
| プラン | 月額(税込) | ユーザー上限 | 容量 |
|---|---|---|---|
| コミュニティプラン | 無料 | 5 名まで | 1GB/ユーザー |
| ライトプラン | 550 円/ユーザー | 無制限 | 5GB/ユーザー |
| スタンダードプラン | 880 円/ユーザー | 無制限 | 10GB/ユーザー |
| エンタープライズプラン | 1,650 円/ユーザー | 無制限 | 20GB/ユーザー |
無料トライアル: ライト 2 週間 / スタンダード 1 ヶ月 / エンタープライズ 2 ヶ月。
Kibela × AI でできること
この MCP サーバーを導入すると、Kibela 上のナレッジを AI への一言で操作できます。
🔍 ノート横断検索
「先週書いた API 設計のノートを検索」
→ search_kibela_note で関連ノート抽出
📁 フォルダ整理
「『開発標準』フォルダ配下の今月分ノート一覧」
→ search_kibela_folder + get_kibela_notes
📝 ノート新規作成
「今日の議事録を下書きとしてノート化」
→ create_kibela_note でノート作成
💬 コメント・返信
「このノートにレビューコメントを追加」
→ create_kibela_comment / create_kibela_comment_reply
提供される主なツール
Kibela MCP Server が公式に提供する 18 ツール(src/lib/server.ts 抜粋):
| ツール名 | 機能 |
|---|---|
search_kibela_note | ノートを検索 |
search_kibela_folder | フォルダを検索 |
get_kibela_groups | グループ一覧を取得 |
get_kibela_folders | フォルダ一覧を取得 |
get_kibela_notes | ノート一覧を取得 |
get_kibela_note_by_relay_id | Relay ID 指定でノート取得 |
get_kibela_note_from_path_or_url | パス or URL からノート取得 |
get_kibela_folder_by_relay_id | Relay ID 指定でフォルダ取得 |
get_kibela_folder_from_path_or_url | パス or URL からフォルダ取得 |
get_kibela_feed_sections | フィードセクション取得 |
create_kibela_note | ノートを新規作成 |
get_kibela_comments | コメント一覧を取得 |
create_kibela_comment | コメントを新規作成 |
create_kibela_comment_reply | コメント返信を作成 |
create_kibela_folder | フォルダを新規作成 |
move_kibela_note_to_another_folder | ノートを別フォルダへ移動 |
attach_kibela_note_to_folder | ノートをフォルダに紐付け |
update_kibela_note_content | ノート本文を更新 |
Kibela MCP Server について
Kibela MCP Server は、Kibela 提供企業(ビットジャーニー)が公式に提供する MCP サーバーです。GitHub org kibela の verified domain badge("We've verified that the organization kibela controls the domain: kibe.la")で公式性が確認できます(公式リポジトリ より)。Docker 配布で、GHCR の公開イメージ ghcr.io/kibela/kibela-mcp-server を docker run -i で起動する設計です。
スペック
- 配布形態: Docker(GHCR 公開イメージ・npm 未公開)
- イメージ:
ghcr.io/kibela/kibela-mcp-server - 認証: Kibela 個人用アクセストークン(
KIBELA_ACCESS_TOKEN)+ チーム URL(KIBELA_ORIGIN、例:https://your-subdomain.kibe.la) - 提供元: Kibela 社(公式・kibe.la ドメイン GitHub 検証済)/ MIT ライセンス
- 依存:
@modelcontextprotocol/sdk@^1.11.0/graphql-request@^7.1.2/graffle@8.0.0-next.163/zod@^3.24.4(package.json より) - 最終コミット: 2026-03-10(v0.1.2 リリース直後・約 2 ヶ月前)
- 公式リポジトリ: github.com/kibela/kibela-mcp-server
導入手順
1. Kibela アカウントの準備
Kibela 公式サイト からチームを作成(コミュニティプランなら 5 名まで無料)。チームのサブドメインを控えてください(例: myteam.kibe.la)。
2. 個人用アクセストークンの発行
Kibela の設定画面から個人用アクセストークンを発行します(具体的な画面遷移は Kibela 公式ヘルプを参照してください)。発行されたトークン文字列は安全な場所に保管してください。
Kibela 公式ブログ(2025/09/04)によれば、個人用アクセストークンの発行はコミュニティプラン(無料)を含む全プランのメンバーが可能です(「これまでは、チームに参加しているメンバーであれば誰でも個人用アクセストークンを発行し API を利用できました」「デフォルトは『誰でも使用可能』」)。Standard プラン以上で追加されたのは「管理者が発行可否を制限できる管理機能」であり、発行そのものを有料プランに限定するものではありません。
3. Docker のインストール
Docker Desktop(macOS / Windows)または Docker Engine(Linux)を導入してください。
4. クライアント設定(Claude Desktop の例)
claude_desktop_config.json に以下を追記し、KIBELA_ORIGIN と KIBELA_ACCESS_TOKEN を実値に置き換えます。
{
"mcpServers": {
"kibela": {
"command": "docker",
"args": [
"run",
"-i",
"-e",
"KIBELA_ORIGIN",
"-e",
"KIBELA_ACCESS_TOKEN",
"ghcr.io/kibela/kibela-mcp-server"
],
"env": {
"KIBELA_ORIGIN": "https://your-subdomain.kibe.la",
"KIBELA_ACCESS_TOKEN": "<YOUR_KIBELA_ACCESS_TOKEN>"
}
}
}
}
5. 動作確認
クライアントを再起動 → 「Kibela で『hello』を含むノートを検索」のように依頼すると、search_kibela_note が呼ばれてノート一覧が返ってきます。
注意事項
- 初回接続時は少数のノートで動作を確認してから本格運用することを推奨します(編集部の実機検証は未実施のため、想定どおり動くか最初に確かめると安心です)。
- 個人用アクセストークンは Kibela アカウントへの強力な権限を持ちます。ソースコード・チャット履歴・公開リポジトリにそのまま貼らないでください。トークンは Kibela 上で失効・再発行できます。
- Docker 配布のため Docker のインストールが必要です。Docker Desktop は個人利用は無料、商用大企業利用は有料プラン要件がある点にご留意ください。
- ユーザーがチームから削除されると、そのユーザーが発行したアクセストークンは自動的に無効化されます(Kibela 公式ブログ 参照)。
- 書き込み系ツール(
create_kibela_note/update_kibela_note_content/create_kibela_comment等)は AI が誤って実行する可能性があります。重要なノートは別途バックアップを取り、AI のスコープを制限する運用を検討してください。 - API 仕様は変更される可能性があります(Kibela API 仕様変更のお知らせ 参照)。動作しない場合はリポジトリの更新状況も確認してください。
設定方法
MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。
Claude Desktop / Claude Code: Claude Desktop(公式デスクトップアプリ)と Claude Code(公式CLI)は同じ JSON を使います。Desktop は設定ファイルに貼り付け、Claude Code は `.mcp.json` に記述するか `claude mcp add` で追加します。
{
"mcpServers": {
"kibela": {
"command": "docker",
"args": [
"run",
"-i",
"-e",
"KIBELA_ORIGIN",
"-e",
"KIBELA_ACCESS_TOKEN",
"ghcr.io/kibela/kibela-mcp-server"
],
"env": {
"KIBELA_ORIGIN": "https://your-subdomain.kibe.la",
"KIBELA_ACCESS_TOKEN": "<YOUR_KIBELA_ACCESS_TOKEN>"
}
}
}
}
Cursor: AI 機能を内蔵したコードエディタ(`~/.cursor/mcp.json` に記述)
{
"mcpServers": {
"kibela": {
"command": "docker",
"args": [
"run",
"-i",
"-e",
"KIBELA_ORIGIN",
"-e",
"KIBELA_ACCESS_TOKEN",
"ghcr.io/kibela/kibela-mcp-server"
],
"env": {
"KIBELA_ORIGIN": "https://your-subdomain.kibe.la",
"KIBELA_ACCESS_TOKEN": "<YOUR_KIBELA_ACCESS_TOKEN>"
}
}
}
}
Cline: VS Code に追加する AI アシスタント拡張(設定画面の MCP Servers から記述)
{
"mcpServers": {
"kibela": {
"command": "docker",
"args": [
"run",
"-i",
"-e",
"KIBELA_ORIGIN",
"-e",
"KIBELA_ACCESS_TOKEN",
"ghcr.io/kibela/kibela-mcp-server"
],
"env": {
"KIBELA_ORIGIN": "https://your-subdomain.kibe.la",
"KIBELA_ACCESS_TOKEN": "<YOUR_KIBELA_ACCESS_TOKEN>"
}
}
}
}
Gemini CLI: Google の AI CLI。設定形式は Claude Desktop と同じで、`~/.gemini/settings.json` の `mcpServers` に記述するか `gemini mcp add` で追加します。
{
"mcpServers": {
"kibela": {
"command": "docker",
"args": [
"run",
"-i",
"-e",
"KIBELA_ORIGIN",
"-e",
"KIBELA_ACCESS_TOKEN",
"ghcr.io/kibela/kibela-mcp-server"
],
"env": {
"KIBELA_ORIGIN": "https://your-subdomain.kibe.la",
"KIBELA_ACCESS_TOKEN": "<YOUR_KIBELA_ACCESS_TOKEN>"
}
}
}
}
OpenAI Codex: OpenAI の CLI/IDE。設定は TOML 形式で `~/.codex/config.toml` に記述します(下記は左の JSON から自動変換した参考値です)。
[mcp_servers.kibela]
command = "docker"
args = ["run", "-i", "-e", "KIBELA_ORIGIN", "-e", "KIBELA_ACCESS_TOKEN", "ghcr.io/kibela/kibela-mcp-server"]
[mcp_servers.kibela.env]
KIBELA_ORIGIN = "https://your-subdomain.kibe.la"
KIBELA_ACCESS_TOKEN = "<YOUR_KIBELA_ACCESS_TOKEN>"VS Code: VS Code(GitHub Copilot のエージェント)。`mcp.json` の `servers` キーに記述します(下記は左の JSON から自動変換した参考値です)。
{
"servers": {
"kibela": {
"type": "stdio",
"command": "docker",
"args": [
"run",
"-i",
"-e",
"KIBELA_ORIGIN",
"-e",
"KIBELA_ACCESS_TOKEN",
"ghcr.io/kibela/kibela-mcp-server"
],
"env": {
"KIBELA_ORIGIN": "https://your-subdomain.kibe.la",
"KIBELA_ACCESS_TOKEN": "<YOUR_KIBELA_ACCESS_TOKEN>"
}
}
}
}※ Gemini CLI は Claude Desktop と同じ mcpServers 形式のため同一の JSON を表示しています。Codex / VS Code タブの設定は、上記 JSON を各公式スキーマ(Codex=~/.codex/config.toml の TOML 形式 / VS Code=mcp.json の servers キー)へ 自動変換した参考値です。貼り付け前にお使いのバージョンの公式ドキュメントもご確認ください。
主なユースケース
- 「先週書いた仕様書のノートを検索して」と頼むと `search_kibela_note` で関連ノートを横断検索してくれる
- 「『開発標準』フォルダに今月追加されたノート一覧」`search_kibela_folder` + `get_kibela_notes` で整理できる
- AI に「議事録ノートを下書きとして保存」依頼で `create_kibela_note` を呼んでノートを新規作成できる
- 「このノートにコメント追加」と頼むと `create_kibela_comment` で AI が自然言語のままコメント投稿できる
Kibela MCP Server
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