Linear MCP Server
- 最終確認:
- 2026-05-25
- ライセンス:
- Proprietary(Linear 公式ホスト)
Linear とは
Linear は、エンジニアリング・プロダクトチーム向けのモダンな Issue 管理ツールです。GitHub Issues より構造化され、Jira より軽量で、スタートアップやプロダクトチームを中心に支持を集めています。
「プロジェクト」と「サイクル」(=反復単位)で「いま誰が何を進めているか」を一目で見渡せる設計が特徴。高速な UI とキーボードショートカット中心の操作で、日々のチケット管理の手間を最小化できます。
Linear × AI でできること
このMCPサーバーを導入すると、Linear の Issue 管理をAIへの一言で操作できます。
📋 一覧化する
「今週の未完了 Issue を担当者ごとにグループ化して」
→ フィルタ条件付きで Issue 一覧を取得・表示
✍️ 起票する
「ログイン画面で Enter キーが効かないバグを Bug ラベル・優先度 High で起票」
→ ラベル・担当者・優先度付きで新規 Issue を作成
🔍 振り返る
「先月クローズした Issue を種類別に集計して改善提案を出して」
→ 過去 Issue から分析レポートを生成
🔁 連携する
「この Slack スレッドの内容を Issue にして」
→ 別ツールの情報から Issue を自動生成
提供される主なツール
Linear MCP Server がカバーする主要操作(公式ドキュメント明記範囲):
| ツール | 役割 |
|---|---|
| Issue の検索・取得 | 条件を指定して Issue 一覧を取得 |
| Issue の作成 | タイトル・ラベル・担当者・優先度を指定して起票 |
| Issue の更新 | ステータス・担当者・ラベル等の変更 |
| コメントの追加 | Issue にコメントを投稿 |
| プロジェクトの操作 | プロジェクトの検索・作成・更新 |
| イニシアチブ・マイルストーン・アップデート・プロジェクトラベル | プロダクトマネジメント向け操作(2026-02-05 追加) |
公式は機能カテゴリ単位で記載(個別のツール識別子は非公開)。Linear は「more functionality on the way」と明記しており、今後も対応操作の追加が見込まれます。サイクル(スプリント相当)の直接操作については明示記載がないため、Issue 更新経由での割り当てが基本となります。
Linear MCP Server について
Linear MCP Server は、Linear 社が公式に提供するリモート型 MCP サーバーです。Linear API を経由して Issue・プロジェクト・コメントの検索・作成・更新を AI エージェントから実行できます。
npm パッケージのインストールが不要なリモート型のため、最も手軽に始められる MCP サーバーの一つです。OAuth 認証で接続するだけで利用開始でき、エンジニアが日々の Issue 管理作業から解放されるよう設計されています。
スペック
- 配布形態: リモート型(npm パッケージ不要)
- 接続先 URL(エンドポイント):
https://mcp.linear.app/mcp - 認証: OAuth 2.1(ブラウザで認可)+ API キーの Bearer 認証にも対応
- 提供元: Linear 社公式
- 公式ドキュメント: linear.app/docs/mcp
導入手順
前提条件
- Linearアカウント(linear.appで無料登録可能)
- OAuth認証(接続時にブラウザでLinearの認可画面が表示されます)
ステップ
- ページ上部のタブから使用環境(Claude Desktop / Cursor / Cline)を選択し、JSON設定をコピー
- コピーしたJSONを設定ファイル(claude_desktop_config.json など)に追記して保存
- クライアントを再起動
- AIに「Linearに接続して」と指示すると、ブラウザでOAuth認証画面が開きます
- Linearアカウントでログインして認可すれば完了
APIキーの手動発行は不要です(OAuth認証により自動処理)。
注意事項
- Linear MCP ServerはOAuth認証を使用します。接続時に表示される認可画面でアクセス許可を行ってください。
- 認証トークンはクライアントアプリ内に保存されます。共有PCや共有アカウントでの使用には注意してください。
- IssueやコメントのAIによる編集・削除は取り消しが難しいため、大量操作を行う際は内容を確認してから実行してください。
- Linearの無料プランでも使用できますが、メンバー数やストレージに制限があります。
設定方法
MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。
Claude Desktop: Anthropic 公式のデスクトップ版 Claude アプリ
{
"mcpServers": {
"linear": {
"type": "http",
"url": "https://mcp.linear.app/mcp"
}
}
}
Cursor: AI 機能を内蔵したコードエディタ
{
"mcpServers": {
"linear": {
"type": "http",
"url": "https://mcp.linear.app/mcp"
}
}
}
Cline: VS Code に追加する AI アシスタント拡張
{
"mcpServers": {
"linear": {
"type": "http",
"url": "https://mcp.linear.app/mcp"
}
}
}
主なユースケース
- 「今週のスプリントで未完了のIssueを一覧表示して」とAIに依頼するだけでスタンドアップ前の確認作業が完了する
- バグ報告をAIに伝えると適切なラベル・担当者・優先度を自動設定してIssueを起票してくれるため、報告漏れが減る
- 「先月クローズしたIssueの種類を分析して改善提案をして」といったレトロスペクティブ分析をAIに任せられる
- Slackの会話やコードのコメントからAIがIssueを自動生成できるため、タスク起票の手間がなくなる
プラットフォーム別の注意事項
- Windows:ネイティブのリモート MCP に未対応のクライアントや WSL / Windows 環境では、SSE 版エンドポイント `https://mcp.linear.app/sse` を使うか、`npx -y mcp-remote https://mcp.linear.app/mcp` 経由で接続してください。
- プロキシ環境:社内プロキシ環境では `HTTPS_PROXY` 環境変数を設定してください。リモートMCPサーバーへのHTTPS通信に適用されます。