Backlog MCP Server
- 最終確認:
- 2026-05-23
- ライセンス:
- MIT
Backlog とは
Backlog は、Nulab が提供する国内向けのプロジェクト管理ツールです。課題管理(Issue)に加えて、Wiki・Git リポジトリ・プルリクエスト・ガントチャートまで 1 つのツールで扱える「全部入り型」が特徴です。
国内のソフトウェア開発・受託案件で広く使われており、エンジニア・デザイナー・ディレクター・クライアントが同じツールで会話できることから、社内外の関係者を巻き込んだプロジェクト管理に強みを持ちます。
Backlog × AI でできること
このMCPサーバーを導入すると、Backlog の課題・Wiki・Git/PR をAIへの一言で操作できます。
🎯 課題を扱う
「担当者が自分の未完了イシューを優先度順で見せて」
→ イシューの検索・フィルタ・ステータス更新まで AI が代行
📚 ドキュメントを管理する
「○○プロジェクトの Wiki から最新の仕様書を取得して」
→ Wiki ページの検索・取得・編集まで
🔀 Git/PR と連動する
「最近マージされた PR を一覧化して、対応イシューと紐付けて」
→ プルリクエスト・リポジトリ情報を取得して Issue と関連付け
📊 進捗を報告する
「今週完了したイシューをプロジェクト別にまとめて週次レポートのドラフトを作って」
→ 完了イシューを集計・整理してレポート生成
提供される主なツール
Backlog MCP Server がカバーする主要操作(全 7 つのツールグループ・52 ツールから抜粋):
| ツール | 役割 |
|---|---|
get_issue / add_issue | 課題の取得・新規作成 |
update_issue | 課題のステータス・担当者などの更新 |
add_issue_comment | 課題へのコメント追加 |
get_wiki / add_wiki | Wiki ページの取得・新規作成 |
get_pull_requests | プルリクエスト一覧の取得 |
get_git_repositories | Git リポジトリ一覧の取得 |
get_project_list | プロジェクト一覧の取得 |
get_notifications | 通知の取得・既読化 |
全体構成は space(3) / project(5) / issue(23) / wiki(4) / git(10) / notifications(4) / document(3) の 7 つのツールグループ(合計 52 ツール・公式 README 記載)。Issue だけでなく Wiki と Git まで一気通貫で扱える全部入り型です。使うツールグループは --enable-toolsets で絞り込めます。
Backlog MCP Server について
Backlog MCP Server は、Nulab 社が公式に提供する MCP サーバーです。Backlog API を経由して課題・Wiki・Git/PR・通知・ドキュメントの操作を AI エージェントから実行できます。
Backlog の特徴である「全部入り型」をそのまま MCP に持ち込み、Issue だけでなく Wiki と Git まで一気通貫で扱える構成。受託案件で関係者を巻き込むプロジェクト管理を AI で加速する用途に向きます。
スペック
- 配布形態: npm パッケージ
backlog-mcp-server(Node.js 18+)/ Docker・npx でも実行可能 - 認証: API Key(環境変数
BACKLOG_API_KEY+BACKLOG_DOMAIN) - 提供元: Nulab 社公式(MIT ライセンス)
- 対応範囲: 7 つのツールグループ・52 ツール(space / project / issue / wiki / git / notifications / document)
- 特記: マルチオーガニゼーション対応・GraphQL スタイルのフィールド選択・トークンリミット機能・接続方式は stdio(既定)と HTTP 経由(Streamable HTTP)の両対応
導入手順
前提条件
- Node.js 18+
- Backlogアカウント(有料プラン)
- Backlog APIキー
APIキーの取得方法
- Backlogにログイン
- 右上のアカウントメニューから「個人設定」を開く
- 「API」タブをクリック
- メモ欄に用途を入力し「登録」をクリックしてAPIキーを発行
ステップ
- 使用環境(Claude Desktop / Cursor / Cline)のタブを選択し、設定例をコピー
BACKLOG_DOMAINを自分のBacklogスペースのドメインに変更する- 例:
yourcompany.backlog.comまたはyourcompany.backlog.jp
- 例:
<YOUR_BACKLOG_API_KEY>を取得したAPIキーに置き換える- 設定ファイルに追記して保存し、クライアントを再起動
動作確認
「Backlogに接続して、自分が担当しているイシューを教えて」と話しかけてみてください。
注意事項
BACKLOG_API_KEYは機密情報です。設定ファイルの共有・バージョン管理への含有に注意してください。- APIキーは個人に紐づくため、チームで共有しないでください。各メンバーが自分のAPIキーを発行して使用してください。
BACKLOG_DOMAINにはhttps://を含めず、ドメイン部分のみを記載してください(例:yourspace.backlog.com)。
設定方法
MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。
Claude Desktop: Anthropic 公式のデスクトップ版 Claude アプリ
{
"mcpServers": {
"backlog": {
"command": "npx",
"args": ["backlog-mcp-server"],
"env": {
"BACKLOG_DOMAIN": "your-domain.backlog.com",
"BACKLOG_API_KEY": "<YOUR_BACKLOG_API_KEY>"
}
}
}
}
Cursor: AI 機能を内蔵したコードエディタ
{
"mcpServers": {
"backlog": {
"command": "npx",
"args": ["backlog-mcp-server"],
"env": {
"BACKLOG_DOMAIN": "your-domain.backlog.com",
"BACKLOG_API_KEY": "<YOUR_BACKLOG_API_KEY>"
}
}
}
}
Cline: VS Code に追加する AI アシスタント拡張
{
"mcpServers": {
"backlog": {
"command": "npx",
"args": ["backlog-mcp-server"],
"env": {
"BACKLOG_DOMAIN": "your-domain.backlog.com",
"BACKLOG_API_KEY": "<YOUR_BACKLOG_API_KEY>"
}
}
}
}
主なユースケース
- 「担当者が自分になっている未完了イシューを優先度順に一覧表示して」と話しかけるだけで、Backlogの課題をAIが整理する
- 「今週完了したイシューをまとめて、週次報告書のドラフトを作って」という定期レポートをAIが自動生成する
- 「このバグのイシューにコメントを追加して、ステータスを対応中に変更して」という操作をチャットから直接実行できる
- 「○○プロジェクトの Wiki から仕様書を取得して、関連する PR と紐付けて」のように Issue + Wiki + Git を横断した操作を任せられる
プラットフォーム別の注意事項
- Windows:Windowsでも `npx` コマンドで動作します。`BACKLOG_DOMAIN` は `yourspace.backlog.com` の形式で設定してください(`https://` は不要)。
- プロキシ環境:社内プロキシ環境では `HTTPS_PROXY` 環境変数を設定してください。