設定方法
MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。
Claude Desktop / Claude Code: Claude Desktop(公式デスクトップアプリ)と Claude Code(公式CLI)は同じ JSON を使います。Desktop は設定ファイルに貼り付け、Claude Code は `.mcp.json` に記述するか `claude mcp add` で追加します。
{
"mcpServers": {
"mfc_ca": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "mcp-remote", "https://beta.mcp.developers.biz.moneyforward.com/mcp/ca/v3"]
}
}
}
Cursor: AI 機能を内蔵したコードエディタ(`~/.cursor/mcp.json` に記述)
{
"mcpServers": {
"mfc_ca": {
"url": "https://beta.mcp.developers.biz.moneyforward.com/mcp/ca/v3"
}
}
}
Cline: VS Code に追加する AI アシスタント拡張(設定画面の MCP Servers から記述)
{
"mcpServers": {
"mfc_ca": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "mcp-remote", "https://beta.mcp.developers.biz.moneyforward.com/mcp/ca/v3"]
}
}
}
Gemini CLI: Google の AI CLI。設定形式は Claude Desktop と同じで、`~/.gemini/settings.json` の `mcpServers` に記述するか `gemini mcp add` で追加します。
{
"mcpServers": {
"mfc_ca": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "mcp-remote", "https://beta.mcp.developers.biz.moneyforward.com/mcp/ca/v3"]
}
}
}
OpenAI Codex: OpenAI の CLI/IDE。設定は TOML 形式で `~/.codex/config.toml` に記述します(下記は左の JSON から自動変換した参考値です)。
[mcp_servers.mfc_ca]
command = "npx"
args = ["-y", "mcp-remote", "https://beta.mcp.developers.biz.moneyforward.com/mcp/ca/v3"]VS Code: VS Code(GitHub Copilot のエージェント)。`mcp.json` の `servers` キーに記述します(下記は左の JSON から自動変換した参考値です)。
{
"servers": {
"mfc_ca": {
"type": "stdio",
"command": "npx",
"args": [
"-y",
"mcp-remote",
"https://beta.mcp.developers.biz.moneyforward.com/mcp/ca/v3"
]
}
}
}※ Gemini CLI は Claude Desktop と同じ mcpServers 形式のため同一の JSON を表示しています。Codex / VS Code タブの設定は、上記 JSON を各公式スキーマ(Codex=~/.codex/config.toml の TOML 形式 / VS Code=mcp.json の servers キー)へ 自動変換した参考値です。貼り付け前にお使いのバージョンの公式ドキュメントもご確認ください。
マネーフォワード クラウド会計とは
マネーフォワード クラウド会計は、個人事業主・フリーランス・中小企業向けのクラウド型会計ソフトです。銀行口座・クレジットカード・請求書サービスと自動で連携し、経費や売上を入力する手間を大きく減らせます。
ただし、データが貯まっていくことと、知りたいときにすぐ数字が分かることは別の話です。実際に使っていると、たいてい次のようなところで止まります。
- 「今月いくら残ったのか」を知りたいだけなのに、残高試算表や推移表を開いて期間を指定し直す
- 連携で取り込んだ入出金明細が溜まり、仕訳に起こす作業が後回しになる
- 経費の内訳を科目別に見たいとき、画面とレポートを行き来する
- 確定申告の前に、一年分の数字を勘定科目・取引先・部門をまたいで集め直す
どれも「会計ソフトの中にすでにあるデータを、必要な形で取り出す」ための作業です。マネーフォワード クラウド会計MCPサーバーは、この取り出しと入力をAIとの会話に置き換えます。試算表を開く代わりに「今月いくら残った?」と聞き、仕訳画面を開く代わりに「この明細を交通費で登録して」と頼めるようになります。
これは マネーフォワード 公式のツールです。
なお、このMCPが扱うのは会計・仕訳が中心です。会計に加えて給与計算・人事労務まで AI から操作したい場合は、同じ日本のクラウド会計である freee MCP Server も選択肢になります。会計・仕訳中心ならマネーフォワード、給与や人事労務もまとめて任せたいなら freee、と使い分けられます。
マネーフォワード クラウド会計 × AI でできること
💰 今月いくら残ったのか、試算表を開くまで分からない
「今月の売上と経費、それぞれいくら?大きい科目も教えて」
→ 残高試算表と推移表から現在の数字を集計して回答
🧾 入出金明細から仕訳を起こす作業が終わらない
「先月の交通費15,000円、東京-大阪の出張として記録して」
→ 勘定科目・摘要を埋めた仕訳を作成して登録
📊 経費の内訳を科目別に出すのに手間がかかる
「今期の経費を科目別に多い順で出して。前年と比べてどう?」
→ 推移表と勘定科目のデータから内訳を整理して提示
🗓️ 確定申告前に一年分の数字をまとめるのが重い
「確定申告に必要な数字を、取引先と部門ごとにまとめて」
→ 期間・取引先・部門をまたいで集計した一覧を生成
提供される主なツール
公式ガイドに記載されている操作は16種類です。機能のまとまりごとに整理すると次のようになります。
| 機能カテゴリ | 主な操作 |
|---|---|
| 事業所・年度の確認 | 事業者情報の取得/会計年度設定の取得 |
| 仕訳の参照 | 仕訳一覧の取得/仕訳の取得 |
| 仕訳の作成・更新 | 仕訳の新規作成/仕訳の更新 |
| 集計表の取得 | 残高試算表の取得/推移表の取得 |
| マスタの参照 | 勘定科目の取得/補助科目の取得/取引先の取得/部門の取得/税区分の取得 |
| 入出金明細 | 入出金明細の作成/明細一覧の取得/入出金明細からの仕訳作成 |
記載のもとについて: マネーフォワードは公式リモートMCPの内部実装API名を公開していないため、本表は公式ガイド(マネーフォワード クラウド会計MCPサーバー)に記載された操作名で記述しています。
マネーフォワード クラウド会計MCPサーバー について
マネーフォワード クラウド会計MCPサーバーは、マネーフォワード社が公式に提供するリモート型 MCP サーバーです。クラウド上で動作するためローカルへのインストールは不要で、設定ファイルに接続先 URL を記載するだけで利用できます。
数字の集計を相談しながら確認でき、仕訳の作成・更新まで任せられる構成で、会計ソフトを「開いて操作するもの」から「聞けば答えるもの」に近づける設計です。
スペック
- 配布形態: リモート型 MCP サーバー(ローカルインストール不要)
- 認証: マネーフォワード クラウドのアプリポータルを通じた認可(事前にアプリポータルの利用開始と、操作するユーザーへの「アプリ連携」「クラウド会計・確定申告」権限の付与が必要)
- 提供元: マネーフォワード社(公式)
- 対応範囲: 仕訳・集計表・マスタ・入出金明細のデータ操作(全16操作)
- 料金: クラウド会計・確定申告を利用開始していれば追加料金なく利用可能。ただし登録できる仕訳数などは契約プランの制限に準じます
- 接続先URL: beta 版(2026年4月1日以降・認証時間の延長と再認証の自動化に対応)/alpha 版(2026年3月26日以降・1時間ごとに再認証が必要)
- 利用方法: AI ツール側の対応方式に応じて「MCPサーバー接続設定にURLを入力」「コネクタ設定にURLを入力」「プラグインを追加」のいずれかを行います。どの方式に対応しているかは、利用するAIツール側の情報を確認してください
導入手順
-
マネーフォワード クラウド会計・確定申告のアカウントを用意します(すでにお使いの場合は不要)。利用できる機能はご契約プランにより異なります
-
マネーフォワード クラウドの「アプリポータル」の利用を開始します
- 利用開始には管理コンソールの「全権管理」権限が必要です。持っていない場合は、権限を持つ方に依頼してください
- アプリポータルの「ユーザー」画面で、連携操作を行うユーザーの「アプリ連携権限」から「アプリ連携」と「クラウド会計・確定申告」にチェックを入れて保存します
-
Node.js 18以上がインストールされていることを確認してください(Cursor など接続先URLを直接指定できるクライアントでは不要です)
- 確認コマンド:
node -v - 未インストールの場合は Node.js公式サイト からインストール
- 確認コマンド:
-
ページ上部のタブから使用環境を選択し、設定JSONをコピー
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各クライアントの設定ファイルに追記して保存し、クライアントを再起動
-
初回接続時にブラウザが開き、マネーフォワードでのログインと権限許可が求められます
-
許可が完了すると、AIからマネーフォワード クラウド会計・確定申告のデータにアクセスできるようになります
注意事項
- このMCPはマネーフォワードのクラウドサーバーに接続します。インターネット接続が必要です。
- 認証はマネーフォワード側の認可フローで行うため、パスワード等をAIや設定ファイルに渡す必要はありません。
- アクセスできる範囲はアプリポータルで付与した権限に基づきます。マネーフォワード クラウド会計・確定申告側で設定した権限とは別管理である点に注意してください。
- 公式ガイドでは、認可コードがAIツールの学習に使われないよう、データ収集を許可しない設定で利用するよう案内されています。
- 複数の事業者で利用する場合は、操作を始める前に対象の事業者を確認してください。事業者を切り替えるときは、AIツールのチャットセッションを一度終了してから設定し直します。
- 上記設定はbeta版URL(
beta.mcp.developers.biz.moneyforward.com)を使用しています。beta版は認証時間の延長と再認証の自動化に対応しています。Gemini CLI は認証方式の違いによりbeta版URLを利用できないため、alpha版URL(alpha.mcp.developers.biz.moneyforward.com)に変更してください。 - 公式ガイドには、「Copilot Cowork」では「仕訳の新規作成」「仕訳の更新」「入出金明細の作成」が利用できないと記載されています。
- 技術的な問い合わせ窓口は原則として設けられておらず、サポート対象は有償の公認メンバーである士業事務所に限定されています(公式ガイドの記載)。
主なユースケース
- 「今月いくら売上があった?」と聞くだけで、試算表を開かずに残高と推移をまとめてもらう
- 溜まった入出金明細を、内容ごと仕訳に起こす作業をまとめて任せる
- 「経費で大きい科目は?」と聞いて、科目別の内訳をその場で集計してもらう
- 確定申告の前に、勘定科目・取引先・部門をまたいだ一年分の数字を集め直してもらう
プラットフォーム別の注意事項
- WindowsWindows環境(WSL2含む)でも `npx mcp-remote` コマンドで動作します。Node.js 18以上が必要です。
セットアップ・利用上の注意
- 認証初回接続時にマネーフォワードのアプリポータルでOAuth認証が必要です。ブラウザが開き、ログインと権限許可が求められます。事前にアプリポータルの利用開始と、操作するユーザーへのアプリ連携権限の付与が必要です。