n8n MCP Server
- 最終確認:
- 2026-05-25
- ライセンス:
- MIT
n8n とは
n8n は、複数のアプリの作業を「流れ図」として組み合わせて自動化するノーコード/ローコードツールです。「Gmail で特定のメールが届いたら → Slack に通知 → Notion に記録」のような業務フローを、コードを書かずにビジュアルでつなげて作れます。
オープンソースで自社サーバーにも置けるのが特徴で、Zapier や Make(旧 Integromat)の代替として、特にエンタープライズやデータ自由度を重視するチームに人気です。1,851 のノードが用意されており、API・DB・スプレッドシート・SaaS など多数のアプリ・サービスを自在につなげられます。
n8n × AI でできること
この MCP サーバーを導入すると、AI に n8n の最新ノード知識を渡した状態で相談できます。
🏗️ ワークフローを設計
「Google フォームに回答→ Notion に追加→ Slack 通知の n8n ワークフロー作って」
→ 各ノードの設定方法を踏まえた設計案
📘 ノードの使い方を確認
「HTTP Request ノードで Bearer トークン認証付き POST を送る方法は?」
→ 最新ノード仕様を参照した正確な回答
🔄 他ツールから移行
「この Zapier ワークフローを n8n に移行したい。同等のノードは?」
→ 移行マッピングと設定方法の提示
✅ 設計を検証
「作った Slack 通知フローの設定に問題がないか検証して」
→ ノード・ワークフロー設定の妥当性チェック
提供される主なツール
n8n MCP Server は n8n の 1,851 ノード(822 コア + 1,029 コミュニティ)のドキュメント知識を AI に注入する設計です。主な機能領域:
| 機能カテゴリ | 内容(主なツール) |
|---|---|
| ノード検索 | キーワード・サービス名から n8n のノードを検索(search_nodes) |
| ノードドキュメント取得 | 個別ノードのプロパティ・設定値・接続方法を取得(get_node) |
| テンプレート | ワークフローテンプレートの検索・取得(search_templates / get_template) |
| 検証 | ノード設定・ワークフロー全体の妥当性チェック(validate_node / validate_workflow) |
| API 連携(任意) | N8N_API_URL と N8N_API_KEY 設定時、実 n8n インスタンスの読み書きも可能 |
注: 「説明文からワークフロー JSON を生成する専用ツール」はありません。JSON は AI がノード知識(上記ツール)をもとに組み立てます。個別のツール名は公式リポジトリ でご確認ください。
n8n MCP Server について
n8n MCP Server は、czlonkowski 氏(コミュニティ)が公開している MCP サーバーです。n8n 社が公式に提供するものではありませんが、n8n のノードドキュメントを AI のコンテキストに注入する設計で、ワークフロー設計の精度を大きく向上させます。
APIキー・n8n インスタンスは不要で、導入してすぐに使い始められます。実 n8n インスタンスへの接続(ワークフローの読み書き)も N8N_API_URL / N8N_API_KEY を追加するだけでオプトインできます。
スペック
- 配布形態: npm パッケージ(
n8n-mcp)+ Node.js 16+(npx起動) - 認証: 不要(実 n8n 接続時のみ
N8N_API_KEYが必要) - 必須環境変数:
MCP_MODE=stdio(省略すると JSON パースエラー) - 提供元: コミュニティ実装(czlonkowski/n8n-mcp)/ MIT
- 対応範囲: n8n の 1,851 ノード(822 コア + 1,029 コミュニティ)のドキュメント検索・ワークフロー設計支援
- 公式リポジトリ: github.com/czlonkowski/n8n-mcp
導入手順
前提条件
- Node.js 16 以上
ステップ
- ページ上部のタブから使用環境(Claude Desktop / Cursor / Cline)を選択し、JSON 設定をコピー
- 設定ファイルに追記して保存し、クライアントを再起動
- AI に「n8n で○○するワークフローを作って」と話しかけるだけで使用開始
重要:
MCP_MODE=stdioの環境変数は必ず設定してください。省略すると JSON パースエラーが発生します。
実際の n8n インスタンスと連携する場合(オプション)
既存の n8n インスタンスに接続してワークフローの読み書きも行いたい場合は、env に以下を追加します:
"env": {
"MCP_MODE": "stdio",
"LOG_LEVEL": "error",
"DISABLE_CONSOLE_OUTPUT": "true",
"N8N_API_URL": "http://localhost:5678/api/v1",
"N8N_API_KEY": "<YOUR_N8N_API_KEY>"
}
n8n API キーは n8n の設定画面(Settings → API → Create an API key)から取得できます。
注意事項
- 本パッケージはコミュニティ実装(czlonkowski 氏)です。n8n 社が公式に提供するものではありません。
- ノードドキュメントはパッケージに内包されており、定期的にアップデートされます。最新の n8n バージョンのノードが反映されるまでタイムラグがある場合があります。
MCP_MODE=stdioを設定しないと正常に動作しません。必ず環境変数に含めてください。N8N_API_URL/N8N_API_KEYを設定しない場合でも、n8n のノード知識注入機能は使用できます(設計支援のみ・実インスタンス操作なし)。
設定方法
MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。
Claude Desktop: Anthropic 公式のデスクトップ版 Claude アプリ
{
"mcpServers": {
"n8n-mcp": {
"command": "npx",
"args": ["n8n-mcp"],
"env": {
"MCP_MODE": "stdio",
"LOG_LEVEL": "error",
"DISABLE_CONSOLE_OUTPUT": "true"
}
}
}
}
Cursor: AI 機能を内蔵したコードエディタ
{
"mcpServers": {
"n8n-mcp": {
"command": "npx",
"args": ["n8n-mcp"],
"env": {
"MCP_MODE": "stdio",
"LOG_LEVEL": "error",
"DISABLE_CONSOLE_OUTPUT": "true"
}
}
}
}
Cline: VS Code に追加する AI アシスタント拡張
{
"mcpServers": {
"n8n-mcp": {
"command": "npx",
"args": ["n8n-mcp"],
"env": {
"MCP_MODE": "stdio",
"LOG_LEVEL": "error",
"DISABLE_CONSOLE_OUTPUT": "true"
}
}
}
}
主なユースケース
- 「Gmail と Slack を連携して、特定のメールが届いたら Slack に通知する n8n ワークフローを作って」と頼むと、AI がノード設定を正確に把握して設計してくれる
- 「n8n の HTTP Request ノードと Code(JavaScript)ノードで API レスポンスを加工する方法を教えて」と聞くと、最新ノードドキュメントを参照して回答してくれる
- 「既存の Zapier ワークフローを n8n に移行したい。同等のトリガー・アクションを探して設定方法を教えて」と移行作業を AI に支援してもらえる
- 「毎週月曜 9 時に実行するデータ集計フローを設計して、設定の妥当性も検証して」と頼むと、AI がノード知識をもとに設計し検証ツールでチェックしてくれる
プラットフォーム別の注意事項
- Windows:Windows 環境(WSL2 含む)でも `npx` コマンドで動作します。Node.js 16 以上が必要です(`engines` 上の下限)。
- :`MCP_MODE=stdio` の環境変数は必須です。設定しないと JSON パースエラーが発生します。