Wrikeが提供するツール

Wrike MCP Server

シェア
業務アプリ・DXWrikeプロジェクト管理タスク管理ワークフローリモートMCP業務自動化
最終確認:
2026-05-26
ライセンス:
Proprietary(Wrike 公式ホスト)
提供元の規約に従って利用します(オープンソースではありません)

Wrike とは

Wrike は、米国 Wrike 社が提供するプロジェクト管理・タスク管理 SaaS です。タスク・サブタスク・フォルダ・プロジェクト・スペースという階層構造で業務を整理できます。ガントチャート・ボード・タイムログ・承認フロー・カスタムフィールドなど、業務管理に必要な機能が一通りそろっています。

Free / Team / Business / Pinnacle / Apex の 5 プラン構成で、Free プランからこの MCP サーバーを利用できるのが大きな特徴です。「タスク管理ツールを AI で操作する」最初の練習台として、コストゼロで試せます。

Wrike × AI でできること

この MCP サーバーを導入すると、Wrike の業務データを AI への一言で操作できます。

🎯 タスクの横断検索

「今週期限のタスクを担当者別に一覧化」
→ wrike_search_tasks でアカウント全体を検索

✏️ タスクの一括更新

「期限を 1 週間後ろにずらした 30 件をまとめて更新」
→ wrike_batch_update_tasks(最大 100 件 / 回)

📁 プロジェクト構造の組み立て

「新規キャンペーン用のフォルダとサブタスクを作成」
→ wrike_create_folder_project + wrike_create_task

🔁 ワークフロー確認

「カスタムステータスとワークフローの一覧を見せて」
→ wrike_get_workflows

提供される主なツール

Wrike MCP Server が公式に提供する 18 ツール(公式 Available tools ドキュメント 逐語抜粋):

機能カテゴリツール名説明
タスク取得wrike_get_tasksID 指定で 1 件または複数件のタスク情報を取得
タスク検索wrike_search_tasksアカウント / フォルダ / プロジェクト / スペース横断検索
タスク作成wrike_create_taskフォルダ配下にタスクを新規作成
タスク更新wrike_update_taskID 指定で単一タスクを更新
タスク一括更新wrike_batch_update_tasks最大 100 件をまとめて更新(カスタムフィールド・担当者・親子関係も)
タスクコメントwrike_get_task_commentsID 指定でタスクのコメント一覧を取得
フォルダ/プロジェクト取得wrike_get_folder_projectID 指定でフォルダ・プロジェクト情報を取得
フォルダ/プロジェクト検索wrike_search_folder_projectフィルタとレスポンス成形付き検索
フォルダ/プロジェクト作成wrike_create_folder_projectフォルダまたはプロジェクトを新規作成
フォルダ/プロジェクト更新wrike_update_folder_projectフォルダまたはプロジェクトを更新
スペース一覧wrike_get_spaces利用可能なスペースを取得
コンタクト取得wrike_get_contactsWrike からコンタクトを取得
自分の ID 取得wrike_get_my_contact_id現在ログイン中ユーザーのコンタクト ID をショートカット取得
承認取得wrike_get_approvalsフィルタ指定で承認情報を取得
カスタムフィールドwrike_get_custom_fieldsカスタムフィールドの完全情報を取得
カスタムタイプ検索wrike_search_custom_typesカスタムタイプをフィルタ検索
ワークフロー取得wrike_get_workflowsカスタムステータス付きのワークフロー一覧を取得
ID 変換wrike_convert_numeric_id数値 ID を Wrike ID に変換

Wrike MCP Server について

Wrike MCP Server は、Wrike 社が公式に提供するリモート型 MCP サーバーです。https://mcp.wrike.com/app/mcp/stream(HTTP Streamable)に接続する設計で、ローカルにサーバーを立てる必要はありません。2025-06-24 に一般提供開始Wrike 公式リリース)。

認証方式は 2 種類:

  • OAuth 2.0(Wrike 推奨・標準): 組織導入時の標準認証。トークンが短期・ユーザースコープ化されるため、API キー共有よりも安全。ただしClaude Desktop は Dynamic Client Registration(DCR)非対応のため、現時点では Permanent Access Token(PAT)を使う必要があります(公式 Setup ドキュメント 記載)。
  • Permanent Access Token(PAT・恒久アクセストークン): Wrike アカウント設定 → Apps & Integrations から発行。Authorization ヘッダで Bearer YOUR_ACCESS_TOKEN 形式で送信。

スペック

  • 配布形態: リモート型 MCP サーバー(Wrike 管理・ローカルインストール不要)
  • エンドポイント: https://mcp.wrike.com/app/mcp/stream(HTTP Streamable・推奨)
  • 代替エンドポイント: https://mcp.wrike.com/app/mcp/sse(公式 Overview のトラブルシューティング項目で言及・SSE transport)
  • 認証: OAuth 2.0(推奨・ただし Claude Desktop は動的クライアント登録(DCR)非対応のため恒久アクセストークン(PAT)経由)or PAT(Bearer Authorization ヘッダ)
  • 対応プラン: Free / Team / Business / Pinnacle / Apex(Free プランから利用可能)
  • 提供元: Wrike 社(公式)/ Proprietary(Wrike 公式ホスト)
  • GA リリース日: 2025-06-24
  • 公式ドキュメント: developers.wrike.com/wrike-mcp/

導入手順

1. Wrike アカウントの準備

Wrike Free プランは www.wrike.com から無料登録できます。チーム招待なしでもタスク管理は始められます。

2. Permanent Access Token(PAT)の発行

公式 PAT ドキュメント 逐語手順:

  1. Wrike にログイン後、ナビゲーションバーの プロフィールアイコン をクリック
  2. 「Apps & Integrations」 を選択
  3. 「API」 をクリック
  4. 「+ App」 をクリック → 統合用の名前を入力
  5. ウィンドウ下部の 「Get Token」 をクリック → 「Save」
  6. 表示されたトークン文字列を控える(ページを閉じると再表示できないので必ず安全な場所に保管してください

3. クライアント設定(Claude Desktop の例)

claude_desktop_config.json(macOS: ~/Library/Application Support/Claude/、Windows: %APPDATA%\Claude\)に以下を追記します。

{
  "mcpServers": {
    "wrike": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "mcp-remote",
        "https://mcp.wrike.com/app/mcp/stream",
        "--header",
        "Authorization:${AUTH_HEADER}"
      ],
      "env": {
        "AUTH_HEADER": "Bearer YOUR_ACCESS_TOKEN"
      }
    }
  }
}

YOUR_ACCESS_TOKEN を手順 2 で発行した PAT に置き換えてください。Cursor / Cline も同じ JSON 構造で動作します(上記の「クライアント別設定」を参照)。

4. 動作確認

Claude Desktop を再起動 → チャット欄で「Wrike から自分のタスクを 5 件取得して」と尋ねると、wrike_get_tasks が呼ばれてタスクが返ってきます。

注意事項

  • PAT は Wrike アカウントへの強力な権限を持ちます。ソースコード・チャット履歴・公開リポジトリにそのまま貼らないでください。漏洩が疑われる場合は、Wrike 上でトークンを失効(revoke)させて新規発行してください(公式 PAT ドキュメント 記載)。
  • Claude Desktop は現時点で OAuth の動的クライアント登録(DCR)に非対応のため、推奨の OAuth 2.0 を直接利用できません(公式 Setup ドキュメント で明記)。組織導入時は Claude Code(DCR 対応)や Cursor の Connector UI 経由での OAuth を検討してください。
  • ローカル Node.js が必要です(npx mcp-remote で起動するため)。公式 Setup ドキュメントには最低バージョン要件の明記はありません。
  • Wrike は海外発のサービスのため、UI・サポート・公式ドキュメントは英語が中心です。日本語 UI 対応状況は公式情報をご確認ください。
  • 業務データを AI に渡す前に、社内ポリシー・個人情報保護法・GDPR(EU 顧客データを扱う場合)の観点で扱いを確認のうえ運用してください。

設定方法

MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。

Claude Desktop: Anthropic 公式のデスクトップ版 Claude アプリ

{
  "mcpServers": {
    "wrike": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "mcp-remote",
        "https://mcp.wrike.com/app/mcp/stream",
        "--header",
        "Authorization:${AUTH_HEADER}"
      ],
      "env": {
        "AUTH_HEADER": "Bearer YOUR_ACCESS_TOKEN"
      }
    }
  }
}

主なユースケース

  1. 「今週期限のタスクを担当者別に一覧化して」と頼むだけで Wrike からタスクを横断検索してくれる
  2. 新規タスクの作成・既存タスクのステータス変更・カスタムフィールド更新を AI への指示で完了できる
  3. フォルダ・プロジェクト構造を AI と相談しながら設計・作成し、テンプレ的な雛形を一括展開できる
  4. 最大 100 件のタスクをバッチ更新でき、月初の棚卸し・期限見直しなどの定例作業を 1 コマンドに圧縮できる

Wrike MCP Server

このサービスを試してみませんか?

Wrike の無料プラン登録はこちら

プラットフォーム別の注意事項

  • プロキシ環境社内プロキシ環境では `HTTPS_PROXY` 環境変数の設定が必要な場合があります。