Zapier MCP Server
- 最終確認:
- 2026-05-25
- ライセンス:
- Proprietary(Zapier 公式ホスト)
Zapier とは
Zapier は、複数のアプリ同士を「つなげて自動化」するノーコードプラットフォームです。Gmail で特定のメールが届いたら自動で Notion に記録、Google フォームの回答を Salesforce に自動登録、Slack で「完了」と書いたら Asana のタスクを終了する、といった「アプリ間の連携作業」をコードを書かずに作れます。
9,000 以上のアプリと連携できるのが最大の強みで、ノーコード自動化の代表的サービスとして個人事業主から大企業まで広く使われています。「手作業のコピペ・転記をなくしたい」「メール・スプレッドシート・CRM を橋渡ししたい」という業務の自動化に最も使われるツールの一つです。
Zapier × AI でできること
この MCP サーバーを導入すると、Zapier を経由したアプリ連携作業を AI への一言で実行できます。
📧 メール → Notion
「今日のサポートメールで件名に『請求書』が含むものを Notion Inbox に追加」
→ Gmail + Notion 横断処理
💼 営業フロー連携
「このリードを Salesforce に登録して担当営業に Slack で通知して」
→ Salesforce + Slack の連携
📊 データ転記
「Google フォームの最新 10 件の回答をスプレッドシートに追記」
→ フォーム + スプレッドシート連携
⚡ 既存 Zap を手動実行
「『日次レポート送信』Zap を手動で今すぐ実行して」
→ 既存ワークフローのトリガー
提供される主なツール
Zapier MCP Server が提供するのは Zapier AI Actions の汎用呼び出しです。AI が以下のようなインターフェースで Zapier 経由のアプリ操作を実行します:
| 機能カテゴリ | 内容 |
|---|---|
| アクション一覧 | 有効化されている Zapier AI Actions の一覧取得 |
| アクション実行 | 個別アクションを引数付きで実行(メール送信・データ追加・タスク作成等) |
| アプリ別操作 | Gmail / Slack / Notion / Salesforce / Google Sheets / Asana 等 9,000+ アプリへの統一インターフェース |
重要: Zapier MCP は サーバーに追加したアクションのみ操作可能です。mcp.zapier.com のサーバー設定画面で事前に追加が必要です(後述)。
Zapier MCP Server について
Zapier MCP Server は、Zapier 社が公式に提供するリモート型 MCP サーバーです。mcp.zapier.com の管理画面でサーバーごとに発行されるユーザー固有の MCP サーバー URL に接続することで、Zapier に紐づいた 9,000+ アプリへの統一アクセスを AI に提供します。
既存の Zapier 設定(Zap)を活用しながら、AI との会話の中でリアルタイムにアプリ間連携を実行できる構成です。URL に API キーが含まれるため、設定ファイルの取り扱いには注意してください。
スペック
- 配布形態: リモート型 MCP サーバー(Zapier 管理)+
mcp-remoteブリッジ - エンドポイント: mcp.zapier.com の管理画面でサーバーごとに発行されるユーザー固有 URL(「Connect」タブでクライアント別の接続手順とともに取得)
- 認証: ユーザー固有 URL(発行されたサーバー URL に接続情報が含まれる)
- 提供元: Zapier 社(公式)
- 対応範囲: MCP サーバーに追加したアプリ・アクション(9,000+ アプリ・40,000+ アクション)
- 公式リポジトリ: github.com/zapier/zapier-mcp
導入手順
前提条件
- Node.js 18 以上(
mcp-remoteブリッジ実行のため) - Zapier アカウント(無料プランで利用可能)
Zapier の MCP サーバー URL を取得する
- mcp.zapier.com にログイン
- 「Create server」で新しい MCP サーバーを作成
- AI に操作させたいアプリとアクションをサーバーに追加(後から追加・編集可能)
- 接続したいクライアント(Claude / Cursor 等)を選び「Connect」タブを開くと、クライアント別の接続手順とサーバー URL が表示される
- 表示されたサーバー URL をコピー
Zapier で使えるアクションを追加する
Zapier MCP は サーバーに追加したアクションのみ操作可能です。
- mcp.zapier.com のサーバー設定画面で操作したいアプリとアクションを検索
- アクションをサーバーに追加(必要な認証・接続を設定)
- AI に「利用可能な Zapier アクションを一覧表示して」と聞くと確認できます
ステップ
- 上記手順で MCP サーバー URL を取得
- ページ上部のタブから使用環境(Claude Desktop / Cursor / Cline)を選択し、設定 JSON をコピー
YOUR_ZAPIER_MCP_SERVER_URLの部分を、Connect タブで取得した自分のサーバー URL に置き換える- 設定ファイルに追記して保存し、クライアントを再起動
Zapier の「Connect」タブには各クライアント向けの公式手順も表示されます。上記 JSON で接続できない場合は、そちらの最新手順を優先してください。
注意事項
- Zapier MCP サーバー URL にはユーザー固有の接続情報が含まれます。URL を他人と共有したり、Git リポジトリにコミットしないようにしてください。
- サーバーに追加していない Zapier アクションは AI から実行できません。事前に mcp.zapier.com のサーバー設定画面で必要なアクションを追加してください。
- 一部の操作(メールの送信・データの削除など)は元に戻せません。AI に実行させる前に内容を確認してください。
- Zapier の無料プランではタスク実行数に制限があります。高頻度利用には有料プランを検討してください。
- リモート MCP のため、本サービスへの接続にはインターネットが必要です。
設定方法
MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。
Claude Desktop: Anthropic 公式のデスクトップ版 Claude アプリ
{
"mcpServers": {
"zapier": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "mcp-remote", "YOUR_ZAPIER_MCP_SERVER_URL"]
}
}
}
Cursor: AI 機能を内蔵したコードエディタ
{
"mcpServers": {
"zapier": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "mcp-remote", "YOUR_ZAPIER_MCP_SERVER_URL"]
}
}
}
Cline: VS Code に追加する AI アシスタント拡張
{
"mcpServers": {
"zapier": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "mcp-remote", "YOUR_ZAPIER_MCP_SERVER_URL"]
}
}
}
主なユースケース
- 「今日受信したサポートメールを Notion のデータベースに追加して」と頼むだけで、Gmail と Notion を AI が橋渡ししてくれる
- 「このリードを Salesforce に登録して担当営業に Slack で通知して」と複数アプリをまたいだ営業フローを AI が実行してくれる
- 「Google フォームの最新回答をスプレッドシートにまとめて」とフォームとスプレッドシートの連携を自動化できる
- 「Asana のタスク完了時にクライアントにメールを送る Zap を AI から手動トリガーして」と既存 Zap の実行もチャットから操作できる
プラットフォーム別の注意事項
- Windows:Windows 環境(WSL2 含む)でも `npx mcp-remote` コマンドで動作します。Node.js 18 以上が必要です。
- :Zapier の MCP サーバー URL にはユーザー固有の接続情報が含まれます。設定ファイルを Git リポジトリに含めないよう注意してください。