設定方法
MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。
Claude Desktop / Claude Code: Claude Desktop(公式デスクトップアプリ)と Claude Code(公式CLI)は同じ JSON を使います。Desktop は設定ファイルに貼り付け、Claude Code は `.mcp.json` に記述するか `claude mcp add` で追加します。
{
"mcpServers": {
"bitbank-lab": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "bitbank-lab-mcp"]
}
}
}
Cursor: AI 機能を内蔵したコードエディタ(`~/.cursor/mcp.json` に記述)
{
"mcpServers": {
"bitbank-lab": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "bitbank-lab-mcp"]
}
}
}
Cline: VS Code に追加する AI アシスタント拡張(設定画面の MCP Servers から記述)
{
"mcpServers": {
"bitbank-lab": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "bitbank-lab-mcp"]
}
}
}
Gemini CLI: Google の AI CLI。設定形式は Claude Desktop と同じで、`~/.gemini/settings.json` の `mcpServers` に記述するか `gemini mcp add` で追加します。
{
"mcpServers": {
"bitbank-lab": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "bitbank-lab-mcp"]
}
}
}
OpenAI Codex: OpenAI の CLI/IDE。設定は TOML 形式で `~/.codex/config.toml` に記述します(下記は左の JSON から自動変換した参考値です)。
[mcp_servers.bitbank-lab]
command = "npx"
args = ["-y", "bitbank-lab-mcp"]VS Code: VS Code(GitHub Copilot のエージェント)。`mcp.json` の `servers` キーに記述します(下記は左の JSON から自動変換した参考値です)。
{
"servers": {
"bitbank-lab": {
"type": "stdio",
"command": "npx",
"args": [
"-y",
"bitbank-lab-mcp"
]
}
}
}※ Gemini CLI は Claude Desktop と同じ mcpServers 形式のため同一の JSON を表示しています。Codex / VS Code タブの設定は、上記 JSON を各公式スキーマ(Codex=~/.codex/config.toml の TOML 形式 / VS Code=mcp.json の servers キー)へ 自動変換した参考値です。貼り付け前にお使いのバージョンの公式ドキュメントもご確認ください。
bitbank とは
bitbank(ビットバンク)は、ビットコインやイーサリアムなどの暗号資産(仮想通貨)を売買できる国内の暗号資産取引所です。ビットバンク株式会社が運営し、リアルタイムのチャートや板情報を見ながら取引できるサービスとして使われています。
これは bitbank 公式のツールです。開発段階(ベータ版)ですが、価格データの取得や分析だけなら口座も API キーも不要で、無料で使えます。
bitbank × AI でできること
この MCP サーバーを導入すると、bitbank に流れる暗号資産の市場データを AI への一言で取得・分析できます。生データをそのまま渡すのではなく、サーバー側で指標の計算まで済ませた「結論に近いデータ」を AI に渡す設計なので、会話がスムーズです。
📊 市況をまとめて聞く
「BTCの今の市場状況を分析して」
→ 複数の指標を統合した総合スコアを、根拠付きで報告
📈 チャートを描いてもらう
「ここ30日のボラティリティ推移を見たい」
→ データ取得からチャート(SVG)の描画までまとめて実行
🔍 銘柄をスクリーニングする
「直近でMACDクロスした銘柄は?」
→ 円建てペアを横断してスクリーニング
🧪 戦略を過去データで検証する
「SMAクロス戦略を過去6か月で検証して」
→ 過去のローソク足で検証し、結果の統計とチャートを返す
提供される主なツール
API キーなしで使える公開ツールは 33 種。機能カテゴリごとに整理すると次のとおりです(このほかに動作補助のツールが 2 種。全一覧は公式リポジトリの ツール一覧 参照)。
| 機能カテゴリ | 主なツール |
|---|---|
| データ取得(価格・板・約定・ローソク足) | get_ticker・get_candles・get_orderbook・get_flow_metrics など 7 種 |
| テクニカル分析 | analyze_indicators(SMA・EMA・RSI・ボリンジャーバンド・一目均衡表・MACD ほか)など 13 種 |
| 総合判定 | analyze_market_signal(複数指標を統合したスコア判定) |
| パターン検出 | detect_patterns・detect_macd_cross・detect_whale_events |
| チャート描画・可視化 | render_chart_svg・render_depth_svg など 5 種 |
| バックテスト・データ品質 | run_backtest・validate_candle_data |
| 口座・取引(API キー設定時のみ有効化) | get_my_assets・analyze_my_portfolio・preview_order → create_order など 16 種 |
対応銘柄は固定ではなく、bitbank の公開 API が返す銘柄に自動追随します(銘柄の追加・廃止も自動反映)。
bitbank-lab-mcp について
bitbank-lab-mcp は、bitbank が公式に開発・公開している実験的な MCP サーバーです(公式 GitHub 組織 bitbankinc で開発され、2026 年 7 月に公式技術ブログで公開が告知されました)。bitbank の公開 API から価格・板情報・約定履歴・ローソク足を取得し、指標計算・統合・可視化用データの整形までサーバー側で行った上で AI に渡します。
API キーの有無で使える機能が自動的に切り替わる 3 段階の設計です。①キーなし=公開市場データの取得・分析(33 ツール)、②キーあり(「参照」権限)=資産残高・約定履歴・ポートフォリオ分析などの読み取り、③キーあり(「取引」権限+追加設定)=発注・注文キャンセルまで。キー未設定のときは資産照会・注文系のツールが AI 側の一覧に一切現れないため、まずはキーなしで安全に始められます。同じ公開 API を生データのまま高速に扱う姉妹プロジェクトの CLI(bitbank-lab-cli)も公開されています。
スペック
- 配布形態: npm パッケージ
bitbank-lab-mcp(npx -y bitbank-lab-mcpで起動・ソースコードのクローンは不要) - 認証: 公開データの取得・分析は不要。資産照会・注文操作を使う場合のみ bitbank の API キー(環境変数
BITBANK_API_KEY/BITBANK_API_SECRET) - 提供元: bitbank(公式)/ MIT
- 対応範囲: 公開 33 ツール+API キー設定時 16 ツールの計 49 ツール。1 分足〜月足のローソク足・板・約定履歴・テクニカル指標・チャート SVG・バックテスト
- 提供状況: 開発段階(ベータ版)
- 公式ドキュメント: リポジトリの docs/(ツール一覧・プロンプト集・Private API ガイド)
導入手順
前提条件
- Node.js 22 以上(24 推奨)
- 価格・チャートの取得や分析だけなら、bitbank の口座・API キーは不要です
ステップ
設定をコピー
ページ上部のタブから使用環境を選び、設定例をコピーして設定ファイル(claude_desktop_config.json など)に追記します。API キーなしのこの設定だけで、公開データの取得・分析(33 ツール)が使えます。
クライアントを再起動
クライアントを完全終了して再起動します(Claude Desktop は macOS では Cmd+Q、Windows では完全終了)。初回はツールの読み込みに少し時間がかかることがあります。
話しかける
「BTC の今の市場状況を分析して」のように話しかけるだけで使い始められます。何を聞けばよいか迷ったら、公式リポジトリに初心者向けからのプロンプト集が用意されています。
注意事項
- bitbank-lab-mcp は開発段階(ベータ版)です。公式も「利用は自己責任で」と明記しており、仕様が変わる可能性があります。
- 公式の免責事項に「本MCPサーバーは情報提供のみを目的として提供されるものであり、投資助言・代理業、投資勧誘、その他金融商品取引法上の行為を目的とするものではありません」とあります。分析結果や総合スコアは将来の値動きを保証するものではなく、売買の判断はご自身で行ってください(本ページも投資助言ではありません)。
- 発注・注文キャンセルは、API キーに「取引」権限を付け、さらに専用の設定(
BITBANK_TRUST_HOST_APPROVAL)を有効化した場合のみ使えます。実行前には必ずプレビュー→実行の 2 段階確認(確認トークンは 60 秒で失効)が入りますが、公式は取引ツールを「常に許可」にせず毎回確認することを推奨しています。 - API キーを設定する場合、権限は「参照」のみが最も安全です。公式は「出金」権限を絶対に有効化しないこと(出金系ツール未実装のため不要)と、可能なら IP 制限の設定を推奨しています。
- 当日の約定履歴(フロー)データは bitbank 側の公開仕様により限定的です(日付アーカイブが UTC 暦日単位のため)。ローソク足はリアルタイムで取得できます。
- API キーやパスワードをチャット欄に貼り付けないでください。
関連 MCP(相場データでの使い分け)
bitbank-lab-mcp は、暗号資産の市場データを AI で分析したいときに適した MCP です。相場・市場データまわりの他の MCP とは次のように使い分けられます。
| 用途 | 適した MCP |
|---|---|
| 暗号資産(ビットコインなど)の市況分析・チャート・バックテスト | bitbank-lab-mcp(本ページ) |
| FX・CFD の市場データ取得や口座・取引履歴の分析 | MetaTrader 5(ネイティブMCP対応) |
| 上場企業の適時開示情報(決算・業績修正など)の確認 | TDnet 適時開示 MCP Server |
暗号資産は bitbank、FX は MetaTrader 5、株式の開示情報は TDnet というように、見たい市場ごとに組み合わせると、相場まわりの情報収集を AI にまとめて任せられます。
主なユースケース
- 「BTCの今の市場状況を分析して」と話しかけるだけで、複数のテクニカル指標を統合した総合スコアと根拠をAIが報告する
- 「ここ30日のボラティリティ推移を見たい」と頼むと、データの取得からチャート(SVG)の描画までAIがまとめて済ませる
- 「直近でMACDクロスした銘柄は?」と、円建てペアを横断したスクリーニングを任せられる
- 「SMAクロス戦略を過去6か月のデータで検証して」と、過去のローソク足を使った戦略検証(バックテスト)を依頼できる
プラットフォーム別の注意事項
- WindowsWindows でも npx 方式がそのまま使えます(Claude Desktop の設定ファイルは %APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json)。Node.js 22 以上が必要です。
セットアップ・利用上の注意
- 認証公開データの取得・分析(33ツール)は API キー不要です。自分の資産確認・注文照会まで使う場合のみ、bitbank の設定画面で発行した API キーを環境変数で設定します(権限は必要最小限に)。