設定方法
MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。
Claude Desktop / Claude Code: Claude Desktop(公式デスクトップアプリ)と Claude Code(公式CLI)は同じ JSON を使います。Desktop は設定ファイルに貼り付け、Claude Code は `.mcp.json` に記述するか `claude mcp add` で追加します。
{
"mcpServers": {
"calil": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "mcp-remote@latest", "https://mcp-beta.calil.jp/mcp"]
}
}
}
Cursor: AI 機能を内蔵したコードエディタ(`~/.cursor/mcp.json` に記述)
{
"mcpServers": {
"calil": {
"url": "https://mcp-beta.calil.jp/mcp",
"transport": "http"
}
}
}
Cline: VS Code に追加する AI アシスタント拡張(設定画面の MCP Servers から記述)
{
"mcpServers": {
"calil": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "mcp-remote@latest", "https://mcp-beta.calil.jp/mcp"]
}
}
}
Gemini CLI: Google の AI CLI。設定形式は Claude Desktop と同じで、`~/.gemini/settings.json` の `mcpServers` に記述するか `gemini mcp add` で追加します。
{
"mcpServers": {
"calil": {
"command": "npx",
"args": ["-y", "mcp-remote@latest", "https://mcp-beta.calil.jp/mcp"]
}
}
}
OpenAI Codex: OpenAI の CLI/IDE。設定は TOML 形式で `~/.codex/config.toml` に記述します(下記は左の JSON から自動変換した参考値です)。
[mcp_servers.calil]
command = "npx"
args = ["-y", "mcp-remote@latest", "https://mcp-beta.calil.jp/mcp"]VS Code: VS Code(GitHub Copilot のエージェント)。`mcp.json` の `servers` キーに記述します(下記は左の JSON から自動変換した参考値です)。
{
"servers": {
"calil": {
"type": "stdio",
"command": "npx",
"args": [
"-y",
"mcp-remote@latest",
"https://mcp-beta.calil.jp/mcp"
]
}
}
}※ Gemini CLI は Claude Desktop と同じ mcpServers 形式のため同一の JSON を表示しています。Codex / VS Code タブの設定は、上記 JSON を各公式スキーマ(Codex=~/.codex/config.toml の TOML 形式 / VS Code=mcp.json の servers キー)へ 自動変換した参考値です。貼り付け前にお使いのバージョンの公式ドキュメントもご確認ください。
カーリル for AI とは
カーリルは、全国の図書館の蔵書をまとめて検索できる国内のサービスです。読みたい本の名前を入れると、どの図書館にその本があるかを横断して調べられます。「買う前に借りて読みたい」「近所の図書館にあるか知りたい」という、図書館を使う人の入口として長く使われてきました。
その仕組みを AI から直接呼び出せるようにしたのが カーリル for AI です。AI に「この本、近くの図書館にある?」と話しかけると、AI が裏でカーリルに問い合わせて答えを返します。図書館のカウンターにいる調べもの担当を、AI の隣に置くようなイメージです。
これは株式会社カーリル公式のツールです(基本無料で使えます)。ただし利用回数の制限があり、接続先の URL には現在
mcp-betaという試験提供中を示す名前が使われています。
カーリル for AI × AI でできること
サーバーの URL を登録するだけで、図書館の蔵書調べを AI との会話のなかで 済ませられます。
📚 この本がある図書館を探す
『銀河鉄道の夜』を所蔵している図書館を探して
🔍 テーマから本を集める
江戸時代の食文化について書かれた本を10冊挙げて、それぞれの著者と出版社も教えて
🏛 図書館そのものを探す
この地域にある図書館を一覧にして
🗂 分類から調べる
NDC分類の「情報学」はどの範囲を指すのか教えて
提供される主なツール
| ツール名 | 役割 |
|---|---|
search_books | 図書館の蔵書検索。最大15館を横断し、フリーワード・書名・著者・出版者・NDC分類・出版年で絞り込める |
search_libraries | 図書館の検索。キーワードから図書館を探し、蔵書検索で使うシステムIDを取得する |
get_ndc_info | NDC(日本十進分類法)の分類情報を取得する |
カーリル for AI について
株式会社カーリルが公式に提供している リモート型の MCP サーバーです。自分のパソコンにソフトを入れる必要はなく、公開されているサーバーの URL を AI 側に登録するだけで使えます。各図書館のシステムに個別の対応を入れる必要がない形で提供されています。
蔵書検索は一度に最大15館まで横断できます。まず search_libraries で対象の図書館を特定し、そこで得たシステムIDを search_books に渡す、という組み立てになります。
スペック
- 配布形態: リモートエンドポイント(
https://mcp-beta.calil.jp/mcp)。インストール不要 - 認証: OAuth 2.1(PKCE 対応)。接続時に AI サービス側で許可する
- 提供元: 株式会社カーリル公式。ホスト型サービスのため、ソースコードは公開されていません
- 対応範囲: 図書館の蔵書検索・図書館検索・NDC分類情報の取得
- 対応 AI サービス: 公式は Claude・ChatGPT・GitHub Copilot・Claude Code・Cursor・LM Studio・Manus・Copilot Studio・Grok・Antigravity CLI への設定方法を案内しています
- 公式ドキュメント: https://calil.jp/ai/
導入手順
前提条件
- リモート MCP を追加できる AI サービスのアカウント(Claude・ChatGPT Plus 以上・Cursor など)
- API キーの取得は不要です
ステップ
- 上記の設定ウィザードから、使っているクライアント向けの設定をコピーする
- 該当クライアントの設定ファイルに貼り付ける(Claude Code の場合は公式が案内するコマンド
claude mcp add calil https://mcp-beta.calil.jp/mcp -t http -s userを実行する) - クライアントを再起動し、初回接続時に表示される認証の許可を承認する
注意事項
- 接続先の URL は
mcp-betaから始まります。 試験提供中の名前が付いた状態であり、将来 URL や仕様が変わる可能性があります。公式ページで最新の URL を確認してください - 利用回数に制限があります。 利用者ごとと全体の両方に上限が設定されていると公式が案内しています。具体的な数値は公開されていません
- 蔵書検索は一度に最大15館までです。 全国すべての図書館を一度に調べる使い方はできません
- 貸出中かどうかまで分かるとは公式ページに書かれていません。 「いま借りられるか」は各図書館の窓口やサイトで確認してください
- 接続先の AI サービス側の条件があります。 公式は ChatGPT は Plus 以上と案内しています
主なユースケース
- 「『銀河鉄道の夜』を所蔵している図書館を探して」と頼むと、指定した図書館の蔵書を横断して調べてくれる
- 「江戸時代の食文化について書かれた本を10冊挙げて」と、テーマに沿った本のリストを作らせる
- 「この地域にある図書館を一覧にして」と、キーワードから図書館を探せる
- 「NDC分類の『情報学』はどの範囲か教えて」と、日本十進分類法の分類情報を確認できる
プラットフォーム別の注意事項
- Windowsネイティブ Windows で動作します(PowerShell 等)。接続先はカーリルがホストしているため、OS による違いはありません。WSL2 は任意です(Linux ツールチェーン/sandbox 用)。
セットアップ・利用上の注意
- 認証接続時に、利用している AI サービスの画面で認証の許可を求められます(OAuth 2.1 と PKCE に対応)。API キーを自分で発行する必要はありません。
- プランカーリル側は基本無料です。ただし利用者ごと・全体の両方に利用回数の制限が設定されています。接続先の AI サービス側で有料プランが必要な場合があります(公式は ChatGPT は Plus 以上、Claude と GitHub Copilot は全プランと案内しています)。
- 補足公式が設定手順を明示しているのは Claude・Claude Code・Cursor です。Claude Desktop と Cline の欄は、リモート MCP を追加する一般的な設定例(mcp-remote 経由)です。最新の正確な手順は公式ページをご確認ください。