Cloudflare MCP Server logo
Cloudflareが提供するツール

Cloudflare MCP Server

シェア
開発・DevOpsCloudflareWorkersCDNサーバーレスインフラ管理DevOpsリモートMCP
最終確認:
2026-05-25
ライセンス:
Apache-2.0
無料で使えるオープンソースです(商用利用も可)

Cloudflare とは

Cloudflare は、Web サイトを高速化したり、攻撃から守ったりする「インターネットの裏方」インフラサービスです。世界 300 都市以上にサーバーを置き、Web サイトのアクセスを最寄りのサーバーから返すことで表示を速くし、悪意ある攻撃をブロックします。

最近は CDN(高速配信)に加えて、Workers(サーバーを持たずにコードを動かせる仕組み)・Pages(Web サイト公開)・DNS(ドメイン管理)・AI Gateway(AI API のプロキシ)など、Web サービスを動かすために必要な多くの機能をワンストップで提供しています。スタートアップから大企業まで広く使われています。

Cloudflare × AI でできること

この MCP サーバーを導入すると、Cloudflare のインフラ管理を AI への一言で実行できます。

🚨 エラーログを分析

「直近 1 時間の Worker エラーを取得して、原因別に分類して」
→ Observability API からログ取得 + 自動分析

🔧 Workers 設定を確認

「production-api Worker の KV / R2 / D1 バインディングを確認して」
→ Worker の接続先設定を即取得

📈 トラフィック監視

「今日のグローバルトラフィックを確認して、ボット由来が多い地域は?」
→ Cloudflare Radar のデータを取得・分析

🌐 DNS を確認

「このドメインの DNS レコードを一覧表示して」
→ DNS 設定を即時参照

提供される主なツール

Cloudflare MCP は サービスごとに専用の接続先 URL(エンドポイント)が用意されたリモート MCP 群です。用途に応じて必要な接続先 URL だけを設定します:

サービス接続先 URL(エンドポイント)
Workers バインディングhttps://bindings.mcp.cloudflare.com/mcp
Observability(ログ分析)https://observability.mcp.cloudflare.com/mcp
Radar(トラフィック分析)https://radar.mcp.cloudflare.com/mcp
ブラウザレンダリングhttps://browser.mcp.cloudflare.com/mcp
AI Gatewayhttps://ai-gateway.mcp.cloudflare.com/mcp
DNS Analyticshttps://dns-analytics.mcp.cloudflare.com/mcp
監査ログhttps://auditlogs.mcp.cloudflare.com/mcp
AutoRAGhttps://autorag.mcp.cloudflare.com/mcp

機能ごとに分離することで、必要な権限・コストだけに絞れる設計です。

Cloudflare MCP Server について

Cloudflare MCP Server は、Cloudflare 社が公式に提供するリモート型 MCP サーバー群です。Cloudflare のクラウドサーバーに直接接続するため、ローカルへのインストールは不要です。

サービス領域ごとに独立したエンドポイントを提供する設計が特徴で、Workers バインディング操作・ログ分析・トラフィック分析・DNS 分析・監査ログ・AI Gateway など、必要な機能だけを選んで MCP クライアントに登録できます。「すべてを1サーバーに詰め込む」のではなく、必要最小限の権限とコストに絞れる構成です。

スペック

  • 配布形態: リモート型 MCP サーバー群(Cloudflare 管理・ローカルインストール不要)
  • エンドポイント: 各サービスごとに https://*.mcp.cloudflare.com/mcp 形式
  • 認証: OAuth(ブラウザ)または API トークン(環境変数)
  • 提供元: Cloudflare 社(公式)
  • 対応範囲: Workers / Observability / Radar / DNS / AI Gateway / Browser / AutoRAG 等
  • 公式リポジトリ: github.com/cloudflare/mcp-server-cloudflare

導入手順

前提条件

  • Node.js 18 以上(mcp-remote ブリッジ実行のため)
  • Cloudflare アカウント

ステップ

  1. ページ上部のタブから使用環境(Claude Desktop / Cursor / Cline)を選択し、JSON 設定をコピー(必要なサービスのみ残してもOK)
  2. 設定ファイルに追記して保存し、クライアントを再起動
  3. AI に「Cloudflare のエンドポイントに接続して」と話しかけると、ブラウザで OAuth 認証が開始されます
  4. Cloudflare アカウントでログインして権限を許可すると利用開始できます

注意事項

  • Observability や Analytics の一部機能は Cloudflare Workers の有料プランが必要です。
  • 各エンドポイントに接続する API トークンには適切なスコープが必要です。Cloudflare のダッシュボード(dash.cloudflare.com/profile/api-tokens)でスコープを確認してください。
  • 設定した mcpServers のキー名(cloudflare-workers 等)は AI との会話の中では参照されません。わかりやすい名前を自由につけて構いません。
  • 複数の Cloudflare エンドポイントを同時に設定できます。不要なものは削除してシンプルに保つことを推奨します。

設定方法

MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。

Claude Desktop: Anthropic 公式のデスクトップ版 Claude アプリ

{
  "mcpServers": {
    "cloudflare-workers": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "mcp-remote", "https://bindings.mcp.cloudflare.com/mcp"]
    },
    "cloudflare-observability": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "mcp-remote", "https://observability.mcp.cloudflare.com/mcp"]
    }
  }
}

主なユースケース

  1. 「本番 Worker のリアルタイムエラーログを取得して、エラー率が高い原因を分析して」と頼むと、Cloudflare Observability から原因を自動分析してくれる
  2. 「my-api Worker の KV バインディングを確認して、現在のキャッシュデータを一覧表示して」と聞くと環境設定を即座に参照してくれる
  3. 「Cloudflare Radar API で今日のトラフィックトレンドを取得して、異常なスパイクがあれば教えて」と CDN モニタリングを AI に委ねられる
  4. 「このドメインの DNS レコードの現在の設定を一覧表示して」と DNS 分析を即実行できる

プラットフォーム別の注意事項

  • WindowsWindows 環境(WSL2 含む)でも `npx mcp-remote` コマンドで動作します。Node.js 18 以上が必要です。
  • 初回接続時にブラウザで Cloudflare への OAuth 認証が求められます。API トークンを環境変数で渡す方式も選択可能です。
  • Observability・Analytics 等の一部機能は Cloudflare Workers の有料プランが必要です。