Confluence MCP(mcp-atlassian)
- 最終確認:
- 2026-05-25
- ライセンス:
- MIT
Confluence とは
**Confluence は、Atlassian 社が提供する「チームのドキュメント・ナレッジを管理する Wiki」**です。プロダクト仕様書・議事録・社内手順書・ADR(設計判断記録)など、チームで共有したい文書を 1 つの場所に集約できます。
特にエンジニアリングチーム・PM チームの定番で、Jira(同じ Atlassian 製品のタスク管理ツール)とセットで導入されている企業が多いのが特徴です。スペース(チーム単位)→ ページ(ツリー構造)の階層で整理でき、リッチエディタ・テンプレート・コメント・履歴管理など、業務ドキュメントに必要な機能が揃っています。
Confluence × AI でできること
この MCP サーバーを導入すると、Confluence の操作を AI への一言で実行できます。
🔍 ナレッジを横断検索
「Confluence で『デプロイ手順』を検索して関連ページを要約して」
→ 全スペース検索 + 要約
📝 議事録を即作成
「今日のスプリントレビューの議事録を Dev/Meetings に作成して」
→ ページ自動作成 + 構造化
📋 チーム活動を把握
「Engineering スペースで先週更新されたページを一覧表示して」
→ 更新履歴フィルタ + 一覧
📊 既存ドキュメントを構造化
「この API 仕様書から接続先 URL(エンドポイント)一覧を表にまとめて」
→ ページ取得 + 表構造化
提供される主なツール
Confluence MCP(mcp-atlassian)が提供する主な機能領域(README 明記範囲):
| 機能カテゴリ | 主なツール |
|---|---|
| ページ検索 | キーワード・スペース指定でページを横断検索(CQL クエリ対応) |
| ページ取得 | ページ ID やパス指定でページ本文・メタデータを取得 |
| ページ作成 | 指定スペース・親ページ配下に新規ページを作成(タイトル・本文指定) |
| ページ更新 | 既存ページの内容・タイトル・親ページを変更 |
| ページ階層 | スペース内のページツリー(子ページ)取得 |
| コメント | ページコメントの取得・追加 |
| ラベル | ページラベルの取得・追加 |
| Jira 連携 | 同パッケージで Jira(Issue・プロジェクト・スプリント)操作も可能(Jira MCP 参照) |
重要: 本パッケージ
mcp-atlassianは Confluence と Jira の両方をカバーします。本ページは Confluence 中心の利用ガイドですが、同じ環境変数設定で Jira も操作可能です。
Confluence MCP(mcp-atlassian)について
Confluence MCP は、sooperset 氏が公開するコミュニティ実装の MCP サーバー「mcp-atlassian」です。Atlassian 社の公式 MCP ではない点に注意してください。Python 製で uvx コマンドで起動し、Atlassian REST API を経由して Confluence と Jira の両方を操作できるAtlassian エコシステム統合パッケージです。
Confluence Cloud と Confluence サーバー版(Data Center)の両方に対応しており、API トークン認証で接続します。Jira を併用したい場合も同じパッケージを使うため、別 MCP の導入は不要です(Jira MCP Server ページも参照)。
スペック
- 配布形態: PyPI パッケージ(
mcp-atlassian)+uvxランナー(Python 3.10+) - 認証: Atlassian API トークン(Cloud:
CONFLUENCE_API_TOKEN/ Server・Data Center:CONFLUENCE_PERSONAL_TOKEN) - 提供元: コミュニティ実装(sooperset/mcp-atlassian)/ MIT
- 対応範囲: Confluence + Jira(同パッケージで両方をカバー)
- 対応エディション: Confluence Cloud / Server / Data Center
- 公式リポジトリ: github.com/sooperset/mcp-atlassian
- 関連 MCP: Jira MCP Server(同パッケージの Jira 側ガイド)
導入手順
前提条件
- Python 3.10 以上
- uv(Python パッケージマネージャー)
- Confluence アカウント(Cloud / Server / Data Center)
- Atlassian API トークン
uv のインストール
# macOS / Linux
curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | sh
# Windows(PowerShell)
irm https://astral.sh/uv/install.ps1 | iex
Atlassian API トークンの取得
- id.atlassian.com/manage-profile/security/api-tokens にアクセス
- 「Create API token」をクリック
- トークンのラベルを入力(例:
claude-mcp)して「Create」 - 表示されたトークンをコピー(再表示されないため必ず保存)
ステップ
- ページ上部のタブから使用環境(Claude Desktop / Cursor / Cline)を選択し、JSON 設定をコピー
- 以下の値を置き換える:
your-company.atlassian.net→ 自社の Atlassian ドメインyour.email@company.com→ ログイン用メールアドレス<YOUR_ATLASSIAN_API_TOKEN>→ 取得した API トークン
- 設定ファイルに追記して保存し、クライアントを再起動
Jira を併用する場合
同じ設定ファイルに Jira 用の環境変数を追加します(同じ API トークンが使えます):
"env": {
"CONFLUENCE_URL": "https://your-company.atlassian.net/wiki",
"CONFLUENCE_USERNAME": "your.email@company.com",
"CONFLUENCE_API_TOKEN": "<YOUR_ATLASSIAN_API_TOKEN>",
"JIRA_URL": "https://your-company.atlassian.net",
"JIRA_USERNAME": "your.email@company.com",
"JIRA_API_TOKEN": "<YOUR_ATLASSIAN_API_TOKEN>"
}
注意事項
- 本パッケージはコミュニティ実装(sooperset 氏)です。Atlassian 社の公式 MCP ではありません。
CONFLUENCE_API_TOKENはパスワードと同等の機密情報です。設定ファイルを Git リポジトリに含めないでください。- アクセスできるページは API トークン発行者のアカウント権限に依存します。閲覧・編集権限がないページは AI もアクセスできません。
- 初回の
uvx mcp-atlassian実行時にパッケージのダウンロードが行われます(数秒〜数十秒)。2 回目以降はキャッシュされます。 - Jira / Confluence 両方を使う場合は本 MCP 1 つで十分です(別 MCP の導入は不要)。詳細はJira MCP Server ページも参照してください。
設定方法
MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。
Claude Desktop: Anthropic 公式のデスクトップ版 Claude アプリ
{
"mcpServers": {
"confluence": {
"command": "uvx",
"args": ["mcp-atlassian"],
"env": {
"CONFLUENCE_URL": "https://your-company.atlassian.net/wiki",
"CONFLUENCE_USERNAME": "your.email@company.com",
"CONFLUENCE_API_TOKEN": "<YOUR_ATLASSIAN_API_TOKEN>"
}
}
}
}
Cursor: AI 機能を内蔵したコードエディタ
{
"mcpServers": {
"confluence": {
"command": "uvx",
"args": ["mcp-atlassian"],
"env": {
"CONFLUENCE_URL": "https://your-company.atlassian.net/wiki",
"CONFLUENCE_USERNAME": "your.email@company.com",
"CONFLUENCE_API_TOKEN": "<YOUR_ATLASSIAN_API_TOKEN>"
}
}
}
}
Cline: VS Code に追加する AI アシスタント拡張
{
"mcpServers": {
"confluence": {
"command": "uvx",
"args": ["mcp-atlassian"],
"env": {
"CONFLUENCE_URL": "https://your-company.atlassian.net/wiki",
"CONFLUENCE_USERNAME": "your.email@company.com",
"CONFLUENCE_API_TOKEN": "<YOUR_ATLASSIAN_API_TOKEN>"
}
}
}
}
主なユースケース
- 「Confluence で『デプロイ手順』を検索して、関連ページの内容を要約して」と頼むと、チームのナレッジを横断検索してくれる
- 「今日のスプリントレビューの議事録ページを Dev/Meetings スペースに作成して」と依頼すると、Confluence にページを自動作成してくれる
- 「Engineering スペースで先週更新されたページを一覧表示して」とチームの活動状況をすぐ把握できる
- 「API 仕様書ページの内容を取得して接続先 URL(エンドポイント)一覧を表形式でまとめて」と既存ドキュメントを構造化してくれる
プラットフォーム別の注意事項
- Windows:Windows 環境では `uvx` を使用するため Python 3.10 以上と uv のインストールが必要です。WSL2 環境でも同様です。
- :Confluence サーバー版(Data Center)でも利用できます。`CONFLUENCE_URL` にオンプレミス URL を設定し、Personal Access Token を `CONFLUENCE_PERSONAL_TOKEN` に設定してください(`CONFLUENCE_API_TOKEN` は Cloud 用)。
- プロキシ環境:社内プロキシ環境では `HTTPS_PROXY` 環境変数を設定してください。
- :同パッケージで Jira も操作できます([Jira MCP Server](/tools/jira) ページ参照)。Jira / Confluence の両方を使う場合は環境変数をマージするだけで併用できます。