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LINEが提供するツール

LINE Bot MCP Server

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コミュニケーションLINELINE公式アカウントメッセージング国内SNSモバイル通知チャットボット
最終確認:
2026-05-25
ライセンス:
Apache-2.0
無料で使えるオープンソースです(商用利用も可)

LINE 公式アカウント とは

LINE 公式アカウントは、企業や店舗が顧客と LINE 上でやり取りするための専用アカウントです。日本で 1 億人以上が利用する LINE(国内月間利用者数・2025年12月末時点)を窓口にして、店舗からの来店通知・予約リマインド・キャンペーン情報・カスタマーサポートなど、顧客との接点を一元化できます。

開発者向けには Messaging API が公開されており、外部システムから LINE 公式アカウント経由でメッセージ送信・自動応答(チャットボット)・ユーザー情報取得が可能です。飲食店・美容室・EC ショップ・教育機関など幅広い業種で、顧客 LTV 向上の重要なチャネルとして使われています。

LINE 公式アカウント × AI でできること

この MCP サーバーを導入すると、LINE 公式アカウントの操作を AI への一言で実行できます。

📤 テキスト送信

「田中さんに『本日の定例は 15 時から』とLINEで送って」
→ Messaging API でプッシュ通知送信

📢 一斉配信

「全フォロワーに『セール開始のお知らせ』をブロードキャスト」
→ 友だち全員へ一括配信

🎨 リッチメッセージ

「フレックスメッセージで商品カタログを配信して」
→ カスタムレイアウトのリッチメッセージ生成・配信

👤 プロフィール取得

「このユーザー ID の LINE プロフィール名とアイコンを取得して」
→ ユーザー情報取得

提供される主なツール

LINE Bot MCP Server が公式に提供する主な機能領域(README 明記範囲):

機能カテゴリ主なツール
プッシュメッセージ特定ユーザーへの個別メッセージ送信
ブロードキャスト友だち全員への一斉配信
フレックスメッセージリッチなカスタムレイアウトメッセージの生成・配信(プッシュ / ブロードキャスト両対応)
プロフィール取得ユーザー ID からプロフィール名・アイコン URL を取得
リッチメニュー管理リッチメニューの作成・削除・既定設定・一覧取得
フォロワー ID 取得公式アカウントを友だち追加したユーザーの ID 一覧を取得
クォータ管理今月の配信数・残り上限の確認

補足: 上記は全 12 ツールを機能カテゴリでまとめたものです。個別のツール名(push_text_message 等)は公式リポジトリでご確認ください。

LINE Bot MCP Server について

LINE Bot MCP Server は、LINE 株式会社が公式に提供する MCP サーバーです(リポジトリ: line/line-bot-mcp-server、npm: @line/line-bot-mcp-server)。LINE Messaging API を経由して、AI エージェントから LINE 公式アカウントを通じたメッセージ送信・ユーザー情報取得を実行できます。

**プレビュー版(実験的提供)**として公開されており、本番環境での利用前には十分な検証を推奨します。日本最大のメッセージングプラットフォームを AI ワークフローに組み込めるため、顧客通知の自動化・チャットボット連携・マーケティング施策の領域で活用できます。

スペック

  • 配布形態: npm パッケージ(@line/line-bot-mcp-server)+ Node.js 20+
  • 認証: Channel Access Token(長期)
  • 提供元: LINE 株式会社(公式・プレビュー版)
  • 対応範囲: メッセージ送信(個別 / ブロードキャスト)/ フレックスメッセージ / プロフィール取得 / リッチメニュー管理 / フォロワー ID 取得 / クォータ管理
  • 公式リポジトリ: github.com/line/line-bot-mcp-server

導入手順

前提条件

  • Node.js 20 以上
  • LINE 公式アカウント(Messaging API チャネル)
  • Channel Access Token

Channel Access Token の取得

  1. LINE Developers コンソール にアクセス
  2. プロバイダーを作成(または既存のものを選択)
  3. Messaging API チャネルを新規作成
  4. チャネル設定画面の「Messaging API 設定」タブを開く
  5. ページ下部の「チャネルアクセストークン(長期)」で「発行」をクリック
  6. 発行されたトークンをコピー

ステップ

  1. ページ上部のタブから使用環境(Claude Desktop / Cursor / Cline)を選択し、JSON 設定をコピー
  2. <YOUR_LINE_CHANNEL_ACCESS_TOKEN> を取得した Channel Access Token に置き換え
  3. <TARGET_USER_ID> にメッセージを送りたい LINE ユーザー ID を設定(省略可)
  4. 設定ファイルに追記して保存し、クライアントを再起動

ユーザー ID の確認方法: LINE ユーザー ID は Messaging API の Webhook イベントや GET /v2/profile API で取得できます。開発者コンソールで Webhook を有効にして、ユーザーが公式アカウントを友だち追加した際のイベントから ID を確認してください。

注意事項

  • **本パッケージはプレビュー版(実験的提供)**です。本番環境での利用は十分に検証してから行ってください。
  • CHANNEL_ACCESS_TOKEN はソースコードや Git リポジトリに含めないでください。環境変数または .env ファイルで管理し、.gitignore に追加してください。
  • LINE 公式アカウントの無料(コミュニケーション)プランでは月 200 通まで送信できます。大量配信には有料プラン(ライト:月 5,000 通/スタンダード:月 30,000 通)が必要です。
  • ブロードキャスト送信は公式アカウントの「友だち」全員に届くため、送信前に内容を十分確認してください。AI に大量配信を任せる際は人間の最終確認ステップを挟むことを推奨します。
  • DESTINATION_USER_ID を省略した場合、各ツール呼び出し時にユーザー ID を指定する必要があります。

関連 MCP(チャットツールとの使い分け)

LINE Bot MCP Server は、社外の顧客・一般ユーザーへの通知やチャットボットを AI から動かしたいときに適した MCP です。用途別に次のように使い分けると、AI ワークフローのカバー範囲が広がります。

用途適した MCP
顧客・一般ユーザーへの通知 / チャットボットLINE Bot MCP Server(本ページ・LINE 公式アカウント連携)
社内・取引先とのチームチャット(日本発)Chatwork MCP Server
社内チームのチャット(グローバル標準)Slack MCP Server

顧客接点は LINE、社内コミュニケーションは Chatwork / Slack、というように接点ごとに MCP を組み合わせると、AI が扱えるコミュニケーション範囲を無理なく広げられます。

設定方法

MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。

Claude Desktop: Anthropic 公式のデスクトップ版 Claude アプリ

{
  "mcpServers": {
    "line-bot": {
      "command": "npx",
      "args": ["@line/line-bot-mcp-server"],
      "env": {
        "CHANNEL_ACCESS_TOKEN": "<YOUR_LINE_CHANNEL_ACCESS_TOKEN>",
        "DESTINATION_USER_ID": "<TARGET_USER_ID>"
      }
    }
  }
}

主なユースケース

  1. 「田中さんに LINE で『明日の会議は 13 時から』と送って」と指示するだけで、AI が LINE プッシュ通知として送信してくれる
  2. 「このユーザー ID の LINE プロフィール名とアイコンを取得して」と AI が公式アカウントの友だち情報を即座に取得する
  3. 「今月のメッセージ配信数と残り上限を教えて」と LINE 公式アカウントの API クォータ状況を AI が確認する
  4. 「フレックスメッセージで商品カタログを送信して」とリッチなカスタムレイアウトのメッセージを AI が生成・配信できる

プラットフォーム別の注意事項

  • WindowsWindows 環境(WSL2 含む)では `npx` コマンドで動作します。Node.js 20 以上が必要です。
  • プロキシ環境社内プロキシ環境では `HTTPS_PROXY` 環境変数を設定してください。