Local REST API with MCP

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最終確認:2026-10-06ライセンス:MITこのプログラム自体は無料のオープンソースです(商用利用も可)リポジトリ

設定方法

MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。

Claude Desktop / Claude Code: Claude Desktop(公式デスクトップアプリ)と Claude Code(公式CLI)は同じ JSON を使います。Desktop は設定ファイルに貼り付け、Claude Code は `.mcp.json` に記述するか `claude mcp add` で追加します。

{
  "mcpServers": {
    "obsidian": {
      "command": "npx",
      "args": [
        "mcp-remote@latest",
        "https://127.0.0.1:27124/mcp/",
        "--header",
        "Authorization: Bearer <your-api-key>"
      ]
    }
  }
}

※ Gemini CLI は Claude Desktop と同じ mcpServers 形式のため同一の JSON を表示しています。Codex / VS Code タブの設定は、上記 JSON を各公式スキーマ(Codex=~/.codex/config.toml の TOML 形式 / VS Code=mcp.json の servers キー)へ 自動変換した参考値です。貼り付け前にお使いのバージョンの公式ドキュメントもご確認ください。

Local REST API with MCP とは

Obsidian は、自分のパソコン上にノートを保存して使うノートアプリです。メモや議事録を Markdown 形式のテキストファイルとして手元に置き、ノート同士をリンクでつなげて整理できます。

Local REST API with MCP は、その Obsidian に入れて使うコミュニティプラグインです。もともとは Obsidian のノートを外部のプログラムから操作するためのプラグインでしたが、2026年5月公開の v4.0.0 で AI から接続できる MCP サーバーの機能が内蔵されました。プラグインを入れるだけで、Claude Code や Cursor から Obsidian のノートを読み書きできます。

これは公式提供ではなく、有志が作った非公式ツールです(Obsidian 社の製品ではなく、コミュニティプラグインの作者が公開しています)。

Local REST API with MCP × AI でできること

Obsidian を起動しておけば、ノートの読み書きを AI への一言で 済ませられます。

📝 ノートを保存

「今日の打ち合わせのメモを『議事録』フォルダに新しいノートとして保存して」
→ Vault にノートを作成

✏️ 見出しを指定して追記

「日報ノートの『今日やったこと』の見出しの下に1行追記して」
→ 見出し・ブロック・フロントマターを指定して書き足し

📖 開いているノートを読ませる

「いま Obsidian で開いているノートを要約して」
→ 表示中のノートを特定して内容を読み取り

🏷 整理状況を確認

「Vault 全体のタグを、使われている数の多い順に並べて」
→ タグと使用数の一覧を取得

提供される主なツール

配布版 v5.3.1(2026年9月28日公開)の README とソースで確認した 20 ツールです。

ツール名役割
vault_listVault 内のフォルダにあるファイル・サブフォルダの一覧
vault_readファイルの内容・フロントマター・タグ・更新情報の取得
vault_read_binary画像・PDF・音声など、文字でないファイルを読む(画像は縮小して AI が見られる形で返す)
vault_writeファイルの新規作成・上書き
vault_appendファイルの末尾に追記
vault_patch見出し・ブロック参照・フロントマターの項目を指定して部分的に編集
vault_deleteファイルの削除(既定ではゴミ箱へ移動)
vault_moveファイルの移動・名前の変更
vault_copyファイルのコピー
vault_get_download_urlファイルを取り出すための、期限つきの URL を返す(API キー不要・ファイルの中身は会話を通らない)
vault_get_upload_url手元のファイルを Vault に入れるための、1回だけ使える URL を返す(同じ名前のファイルは警告なしに上書き)
vault_get_document_mapファイル内の見出し・ブロック参照・フロントマター項目の一覧
active_file_get_pathいま Obsidian で開いているファイルの場所を取得
search_queryノートのメタデータを条件式(JsonLogic)で検索
search_simpleObsidian の検索機能による全文検索
tag_listVault 全体のタグと使用数の一覧
command_list登録されている Obsidian のコマンド一覧
command_executeObsidian のコマンドを ID で実行
open_fileファイルを Obsidian の画面で開く
events_get_listener_urlノートの作成・フロントマターの変更・ファイルを開いた、などの出来事を受け取るための URL を返す

Local REST API with MCP について

Local REST API with MCP は、Adam Coddington 氏(GitHub: coddingtonbear)が公開する Obsidian のコミュニティプラグインです。MCP サーバーは Obsidian の中で動くため、別のサーバーソフトを起動する必要がありません。接続は Streamable HTTP で、プラグインの設定画面に表示される API キーで認証します。

Obsidian 用の MCP サーバーには、このプラグインを前提に動く別のサーバーもあります。フォルダ単位で読み書きの範囲を絞りたい場合などは、有志製の Obsidian MCP Server も選択肢になります。

スペック

  • 配布形態: Obsidian コミュニティプラグイン(Obsidian の設定画面から入れる)。現行版は v5.3.1(2026年9月28日)。5.2.0 以降を使ってください(下の注意事項)
  • 接続先: https://127.0.0.1:27124/mcp/(HTTP サーバーを有効にした場合は http://127.0.0.1:27123/mcp/)
  • 認証: プラグインの API キー(Authorization: Bearer ヘッダーで送る)
  • 提供元: コミュニティ実装(coddingtonbear/obsidian-local-rest-api)/ MIT
  • 動作環境: Obsidian 1.13.1 以上のデスクトップ版
  • 公式リポジトリ: github.com/coddingtonbear/obsidian-local-rest-api

導入手順

前提条件

  • Obsidian のデスクトップ版(1.13.1 以上)
  • Claude Desktop・Cline で使う場合は Node.js(mcp-remote を npx で動かすため)

ステップ

  1. Obsidian の Settings > Community plugins > Browse で「Local REST API with MCP」を探してインストールし、有効にする
  2. Settings > Local REST API を開き、API キーをコピーする
  3. ページ上部のタブから使用環境を選び、設定をコピーする
  4. <your-api-key> をコピーした API キーに置き換え、設定ファイルに追記して保存する(Claude Code は claude mcp add --transport http obsidian https://127.0.0.1:27124/mcp/ --header "Authorization: Bearer <your-api-key>" でも追加できます)
  5. Obsidian を起動した状態で、クライアントを再起動する

証明書のエラーで接続できない場合は、プラグインが案内している https://127.0.0.1:27124/obsidian-local-rest-api.crt の証明書を信頼させるか、設定画面で「Enable non-encrypted (HTTP) server」を有効にして、接続先を http://127.0.0.1:27123/mcp/ に変えてください。

注意事項

  • 5.2.0 より前の版は使わないでください。 AI 用の書き込みツール vault_write で、Vault の外にファイルを書き込めてしまう不具合がありました(重大度「高」・GHSA-j9qv-qgpv-345g)。2026年9月21日公開の 5.2.0 で直っています。同じ版で、画像などの添付ファイルを vault_read で読んで書き戻すと壊れる問題も直っています。Obsidian のコミュニティプラグインの設定から、5.2.0 以降に更新してください
  • vault_get_download_url などが返す URL は、期限が切れるまで、持っている人なら誰でも使えます。 ファイルそのものと同じように扱ってください(公式 README)
  • MCP サーバーは Obsidian の中で動きます。 AI から使うときは Obsidian を起動しておいてください
  • HTTPS は自己署名の証明書です。 クライアントによっては証明書を信頼させる設定が必要です。HTTP サーバーは既定では無効で、プラグインは HTTPS での接続を前提にしています
  • このサーバーをインターネットに公開しないでください。 プラグインの設定画面は、HTTP サーバーを有効にする場合も含めて、外部に公開することを推奨しないと明記しています
  • command_execute は Obsidian のコマンドをそのまま実行します。 入っているプラグインによっては取り消せない操作もあるため、AI に任せる範囲に注意してください
  • vault_delete は既定ではファイルをゴミ箱に移しますが、完全に削除する指定もできます。AI に削除を任せる前に、事前に確認する手順を挟むことをおすすめします
  • Vault 内の個人情報や機密情報を含むノートにも AI がアクセスできます。読み書きできるフォルダを絞る機能は README に書かれていないため、範囲を絞りたい場合は Obsidian MCP Server の設定を検討してください

主なユースケース

  • 「今日の打ち合わせのメモを『議事録』フォルダに新しいノートとして保存して」と頼むと、AI が Vault にノートを作ってくれる
  • 「日報ノートの『今日やったこと』の見出しの下に1行追記して」と、見出しを指定して書き足せる
  • 「いま Obsidian で開いているノートを要約して」と、表示中のノートを AI に読ませられる
  • 「Vault 全体のタグを使われている数の多い順に並べて」と、ノートの整理状況を確認できる

セットアップ・利用上の注意

  • 認証プラグインの設定画面(Settings > Local REST API)に表示される API キーを、`Authorization: Bearer <API キー>` の形で送って認証します。
  • 導入・前提接続先はパソコン内の Obsidian(`https://127.0.0.1:27124/mcp/`)です。プラグインは自己署名の証明書で HTTPS を提供するため、証明書を信頼させる必要がある場合があります。難しいときは、プラグイン設定の「Enable non-encrypted (HTTP) server」を有効にして `http://127.0.0.1:27123/mcp/` に接続する方法を、公式 README が案内しています。
  • 補足デスクトップ版の Obsidian(macOS・Windows・Linux)専用のプラグインで、モバイル版では使えません。公式 README が設定手順を示しているのは Claude Code・Claude Desktop・Cursor です。Claude Desktop 欄は README の設定そのもの(`mcp-remote` 経由・Node.js が必要)、Cline 欄は同じ `mcp-remote` 経由の設定例です。Claude Code は `claude mcp add --transport http obsidian https://127.0.0.1:27124/mcp/ --header "Authorization: Bearer <your-api-key>"` で追加できます。