Anki MCP Server

ドキュメント・知識管理#Anki#暗記カード#単語帳#学習#資格勉強#語学
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最終確認:2026-10-02ライセンス:MITこのプログラム自体は無料のオープンソースです(商用利用も可)リポジトリ

設定方法

MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。

Claude Desktop / Claude Code: Claude Desktop(公式デスクトップアプリ)と Claude Code(公式CLI)は同じ JSON を使います。Desktop は設定ファイルに貼り付け、Claude Code は `.mcp.json` に記述するか `claude mcp add` で追加します。

{
  "mcpServers": {
    "anki-mcp": {
      "command": "npx",
      "args": ["-y", "@ankimcp/anki-mcp-server", "--stdio"],
      "env": {
        "ANKI_CONNECT_URL": "http://localhost:8765"
      }
    }
  }
}

※ Gemini CLI は Claude Desktop と同じ mcpServers 形式のため同一の JSON を表示しています。Codex / VS Code タブの設定は、上記 JSON を各公式スキーマ(Codex=~/.codex/config.toml の TOML 形式 / VS Code=mcp.json の servers キー)へ 自動変換した参考値です。貼り付け前にお使いのバージョンの公式ドキュメントもご確認ください。

Anki MCP Server とは

Anki は、覚えたいことをカードにして、忘れかけたころに出してくれる無料の暗記カードアプリです。語学の単語、資格試験の用語、医学の知識など、何度も繰り返して覚える勉強に使われています。答えられたかどうかで、次にそのカードを出す日を自動で決めてくれるのが特徴です。

Anki MCP Server は、その Anki を AI から操作するための仕組みです。AI にカードを作らせてそのまま Anki に追加したり、AI と会話しながら今日の復習を進めたりできます。

これは有志が作った非公式ツールです(Anki の開発元が作ったものではありません)。

Anki × AI でできること

AI だけでもカードの中身は作れますが、Anki に入れるには表計算ファイル(CSV)を作って手で取り込む必要がありました。この MCP サーバーを使うと、AI への一言で Anki に直接カードが入ります。

📝 カードをまとめて作る

「この英単語リストを『英単語』デッキのカードにして」
→ カードを作って Anki に追加

🔁 会話しながら復習する

「英単語デッキの今日の復習を手伝って」
→ 期限が来たカードを1枚ずつ出して、評価を記録

📊 勉強の成績を振り返る

「最近の復習の成績を教えて」
→ 定着の度合いや続けている日数をまとめる

🔎 カードを探す

「『宅建』タグで、間違えた回数が多いカードを探して」
→ 間違えた回数などで絞り込める Anki の検索で、苦手なカードを探す

提供される主なツール

ツールは全部で 53個あります(編集部が 2026年10月2日に版 0.26.0 で起動して確認)。主なものは次のとおりです。

分類ツール名内容
復習get_due_cards復習の期限が来たカードを取得(デッキで絞れる)
復習present_card / rate_cardカードの表面を出す/評価(Again・Hard・Good・Easy)を記録して次の復習日を決める
復習syncAnkiWeb と同期する
カードaddNote / addNotesカードを1件/まとめて追加する(まとめては1回 100 ノートまで)
カードfindNotes / notesInfoAnki の検索式でカードを探す/中身を読む
カードupdateNoteFields / deleteNotesカードの中身を書き換える/削除する(削除は確認が必要)
デッキlistDecks / createDeck / deckStatsデッキの一覧・作成・統計
成績collection_stats / review_stats全体の統計/復習の記録の分析(時間帯の傾向・定着率・続けている日数)
画面guiAddCards / guiBrowse など11個Anki の画面(カード追加・ブラウザ)を開いて操作する

ほかに、タグ・画像や音声などのファイル・カードの型(ノートタイプ)を扱うツールがあります。

Anki MCP Server について

Anki MCP Server(npm パッケージ名 @ankimcp/anki-mcp-server)は、有志の開発チーム(ankimcp)が公開している MCP サーバーです。Anki のアドオン AnkiConnect を通して、手元の Anki と AI をつなぎます。

スペック

  • 配布形態: npm パッケージ(@ankimcp/anki-mcp-server)/Claude Desktop 用の拡張機能ファイル(.mcpb)。Node.js 22.12 以上
  • 認証: 不要(手元のパソコンの中だけでつながる)
  • 提供元: コミュニティ実装(ankimcp/anki-mcp-server)/ MIT
  • データの扱い: 利用状況の送信はしない、と公式に明記されています
  • 公式リポジトリ: github.com/ankimcp/anki-mcp-server

導入手順

前提条件

  • Anki(パソコン版)をインストール済み
  • Node.js 22.12 以上(.mcpb ファイルで入れる場合を除く)

ステップ

  1. Anki を開き、メニューの「Tools」→「Add-ons」→「Get Add-ons...」(日本語表示の場合は同じ位置のメニュー)を選ぶ
  2. 「Code」の欄に 2055492159(AnkiConnect のコード)を入れて OK を押し、Anki を再起動する
  3. ページ上部のタブから使用環境を選び、JSON 設定をコピー
  4. 設定ファイル(claude_desktop_config.json など)に追記して保存
  5. Anki を起動したまま、クライアントを再起動する
  6. 「Anki のデッキを一覧にして」と話しかけて確かめる

注意事項

  • 使うあいだは Anki を起動しておく必要があります。 AI は起動中の Anki(AnkiConnect)とやり取りします。
  • ツールが53個と多く、入れるだけで会話の容量を使います。 長い会話では、ほかの MCP サーバーを減らすと余裕が出ます。
  • カードの中身の書き換えは、そのカードを Anki のブラウザで開いていると、エラーにならずに失敗します(AnkiConnect 側の制限と公式に明記)。書き換える前にブラウザを閉じるか、別のカードを表示してください。
  • AI はカードの削除もできます。削除のツールは確認を求めますが、大事なデッキは事前にバックアップをとっておくと安心です。
  • 公式 README には Beta(開発中で、機能が変わる可能性がある) と書かれています。
  • AnkiConnect は GitHub のリポジトリが別の場所(sourcehut)に移っています。アドオンの入れ方(コード 2055492159)は移転先の説明と同じです。
  • 作者は、Anki のアドオンとして入れる別の方法(Anki MCP Server Addon・AnkiWeb のコード 124672614・AGPL-3.0)も公式サイトで案内しています。AnkiConnect を使わず、Anki の中で MCP サーバーが動く方法で、Anki 25.02 以前には対応していません。このページでは npm 版の手順を紹介しています。
  • 編集部はこのツールの起動とツール一覧までを確認しています。Anki 本体とつないだ動作は確認していません。

主なユースケース

  • 「この英単語リストを『英単語』デッキのカードにして」と頼むと、AI がまとめてカードを作り Anki に追加する
  • 「英単語デッキの今日の復習を手伝って」と言うと、AI が復習の期限が来たカードを1枚ずつ出し、答え合わせのあと4段階の評価(Again・Hard・Good・Easy)を記録する
  • 「最近の復習の成績を教えて」と聞くと、AI が復習の記録から定着の度合いや続けている日数をまとめる
  • 「『宅建』タグで、間違えた回数が多いカードを探して」と頼むと、Anki の検索式(例: `tag:宅建 prop:lapses>3`)で苦手なカードを絞り込める

セットアップ・利用上の注意

  • リモート版・別の接続方法claude.ai(ブラウザ版)や ChatGPT など、ネット上の AI から手元の Anki につなぐ「トンネル」機能(`--tunnel`)もあります。この場合は作者が運営する中継サービス(tunnel.ankimcp.ai)を通り、ログインが必要です。
  • 導入・前提Claude Desktop では、公式の Releases ページから `.mcpb` ファイル(拡張機能のファイル)をダウンロードし、設定の「Extensions」にドラッグ&ドロップする方法がいちばん簡単です(公式 README の推奨)。この場合、上の JSON 設定は要りません。