Anthropicが提供するツール

Google Workspace コネクタ(Claude限定)

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最終確認:2026-09-26ライセンス:Proprietary(Anthropic 提供の機能)提供元の規約に従って利用します(オープンソースではありません)リポジトリ

設定方法

MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。

Claude Desktop / Claude Code: Claude Desktop(公式デスクトップアプリ)と Claude Code(公式CLI)は同じ JSON を使います。Desktop は設定ファイルに貼り付け、Claude Code は `.mcp.json` に記述するか `claude mcp add` で追加します。

# 設定ファイル(claude_desktop_config.json)への追記は不要です
# Claude の設定画面のコネクタから Google アカウントで許可します
# (手順は本文の「導入手順」を参照)

※ Gemini CLI は Claude Desktop と同じ mcpServers 形式のため同一の JSON を表示しています。Codex / VS Code タブの設定は、上記 JSON を各公式スキーマ(Codex=~/.codex/config.toml の TOML 形式 / VS Code=mcp.json の servers キー)へ 自動変換した参考値です。貼り付け前にお使いのバージョンの公式ドキュメントもご確認ください。

Google Workspace コネクタ(Claude限定)とは

Google Workspace コネクタは、Claude に Gmail・Google カレンダー・Google ドライブをつなぐ機能です。つないでおくと、「来週の空いている時間は?」「このメールに返信を下書きして」と Claude に話しかけるだけで、Claude があなたの予定やメールを見て作業してくれます。

設定は、Claude の画面から Google アカウントで許可するだけです。Google Cloud で開発者向けの設定をする必要はありません。

これは Anthropic 公式のツールです。

Google Workspace コネクタ × AI でできること

📅 空き時間を探す

「来週、Aさんと私の両方が空いている時間を出して」
→ 参加者の共通の空き時間をカレンダーから探す

✉️ 日程調整のメールに返す

「先方から届いた日程調整のメールを読んで、空いている候補で返信を下書きして」
→ メールを読み、カレンダーと照らして下書きを作る(送る前に確認を求められる)

🔁 予定を作る・変える

「毎週月曜10時の定例を来月から作って」
→ 繰り返しの予定の作成・変更・削除、招待への返信

📄 ドライブの資料を読む

「このドキュメントの要点をまとめて」
→ Google ドキュメント・スプレッドシート・スライド・PDF などを読む

提供される主な機能

公式ヘルプに記載されている機能です。編集部が接続して確かめたところ、Gmail には30個、Google カレンダーには9個、Google ドライブには11個の操作(ツール)が用意されていました(2026年9月26日時点)。

サービスできること
Gmailメールの検索と読み取り/下書きの作成/送信・返信・転送(既定では毎回確認を求められる)/添付ファイルの情報(中身は読めない)/ラベルとスレッドの整理/保存済みの下書きの一覧
Google カレンダー予定とカレンダーの表示(共有カレンダーを含む)/予定の作成・変更・削除/参加者の共通の空き時間を探す/参加者の管理と招待への返信/繰り返しの予定の設定
Google ドライブGoogle ドキュメントの検索と取得/スプレッドシート・スライド・PDF・画像・Office ファイルの読み取り/ファイルのアップロードとフォルダの作成/共有・移動・ゴミ箱への移動(既定では毎回確認を求められる)/権限と最近の変更の確認

Google Workspace コネクタについて

Anthropic(Claude を提供している会社)が提供している、Claude の標準機能のひとつです。Claude(ウェブ)と Claude Desktop で使えます。

接続先は、Google が公式に提供している Gmail・Google カレンダー・Google ドライブのリモート MCP サーバーです(編集部が接続先を確認)。Google の MCP サーバーを自分で使う場合は、Google Cloud で認証情報を用意する必要がありますが、このコネクタではその準備を Anthropic が済ませているため、Google アカウントで許可するだけで使えます。

Google カレンダーの主なツール(9個)

ツールできること
list_calendars見られるカレンダーの一覧
list_events / search_events / get_event予定の一覧・検索・詳細
suggest_time複数の人の空いている時間の候補を出す
create_event / update_event / delete_event予定の作成・変更・削除
respond_to_event招待への返事(参加・未定・不参加)

Google ドライブのツール(11個)

ツールできること
search_files / list_recent_filesファイルの検索・最近のファイルの一覧
get_file_metadata / get_file_permissionsファイルの情報・共有の設定の確認
read_file_content / download_file_contentファイルの中身の読み取り・ダウンロード
create_file / update_file / copy_fileファイルの作成・更新・コピー
share_file / trash_file共有・ゴミ箱への移動

Gmail の主なツール(30個のうち代表的なもの)

ツールできること
search_threads / get_thread / get_messageメールの検索と読み取り
create_draft / update_draft / list_drafts下書きの作成・更新・一覧
reply / forward / send_message返信・転送・送信
list_labels / label_thread ほかラベルの整理
trash_thread / mark_thread_spam ほかゴミ箱・迷惑メールへの移動

スペック

  • 提供元: Anthropic(公式)
  • 使える場所: Claude(ウェブ)・Claude Desktop
  • 認証: Google アカウントでの許可(OAuth)
  • 対象: 公式ヘルプでは「すべてのユーザー」。Team・Enterprise プランは管理者による有効化が必要
  • 公式ドキュメント: Use Google Workspace connectors

導入手順

前提条件

  • Claude のアカウント
  • Google アカウント

ステップ

  1. Claude Desktop(またはウェブ版の Claude)で設定を開き、左の「カスタマイズ」にある「コネクタ」を選ぶ

  2. 上の検索欄に「Google」と入れると、Gmail・Google Calendar・Google Drive が並ぶ

  3. 使いたいものの右にある「連携させる」を押す

  4. ブラウザに「コネクタの接続を完了しますか?」と出たら、「接続を続行」を押す(Claude Desktop から始めたときだけ続けます)

  5. Google の画面で使うアカウントを選ぶと、「Claude for Gmail が Google アカウントへのアクセスを求めています」のように、許可する範囲の一覧が出る

  6. 許可する範囲にチェックを入れ、「続行」を押す

Gmail の場合、許可する範囲は「メール メッセージと設定の表示」「下書きの管理とメールの送信」「Gmail アカウントのメールの閲覧、作成、送信」に分かれていて、最初はどれにもチェックが入っていません。読むだけでよければ「メール メッセージと設定の表示」だけ、返信の下書きまで任せたいなら「下書きの管理とメールの送信」も選びます。必要な分だけ許可するのが安全です。

Google Calendar の場合は「すべてのカレンダーの予定を表示」「Google カレンダーを使用してアクセスできるすべてのカレンダーの参照、ダウンロード」「Google カレンダーを使用してアクセスできるすべてのカレンダーの表示、編集、共有、完全な削除」の3つです。空き時間を探すだけなら1つ目、予定の作成まで任せるなら3つ目も必要です。

許可が済むと、コネクタの一覧のステータス欄がチェックマーク(✓)に変わります。ドライブも使いたい場合は、同じ手順で「Google Drive」も連携させてください。

注意事項

  • Claude が見られるのは、つないだ Google アカウントのメール・予定・ファイルだけです。あなた自身が見られない情報には、Claude もアクセスできません。
  • メールの送信・返信・転送や、ファイルの共有・移動・削除は、既定では毎回あなたの確認を求めます。 内容を確かめてから許可してください。
  • 返信の下書きでは、署名の名前などを別のメールから推測して入れることがあります。 編集部の確認では、「このメールに、空いている候補で返信を下書きして」と短く頼んだとき、Claude が受信トレイの別のメールの宛名から名前を推測して署名に入れ、聞くまでそのことを説明しませんでした。「どのメールか」「候補はいくつか」「送信はしない」まで書いて頼むと、Claude Opus 5.5・Claude Sonnet 5 のどちらも署名を入れずに下書きを作りました。名乗りや署名は、頼むときに自分で書いておくと確実です。
  • 下書きは、短く頼んだときは会話の画面に表示されるだけで、Gmail への保存は別に許可を求められました。「返信の下書きを作ってください。送信はしないでください」とはっきり頼んだときは、最初から Gmail の下書きフォルダに保存されました(どちらのモデルでも同じ)。画面の「Gmailで送信」を押すと相手に届くので、送る前に必ず中身を確かめてください。
  • Gmail の添付ファイルの中身は読めません(ファイル名などの情報だけ)。一部の高度な検索条件には対応していない場合があります。
  • ドライブのファイルから読み取るのは文字だけです。文書に埋め込まれた画像は読み取りません。
  • 公式ヘルプによると、取得したデータはそのチャットと一緒に保存され、チャットを削除すると消せます。Gmail・ドライブ・カレンダーのデータはモデルの学習に使われません。
  • つながらなくなったときは、Claude の設定のコネクタで一度「切断」してから、つなぎ直してください。会社の Google Workspace で止められている場合は、管理者が Claude を信頼するアプリに加える必要があります。
  • Google Drive MCP Server のページで紹介している Google 公式のサーバーと、つながる先は同じです。あちらは Google Cloud で認証情報を用意して自分でつなぐ方法、こちらはその準備を Anthropic が済ませた形で、Claude からならいちばん手軽に始められます。有志版の Google Calendar MCP Server とは別のものです。

主なユースケース

  • 「来週、Aさんと私の両方が空いている時間を出して」と頼むと、参加者の共通の空き時間をカレンダーから探してくれる
  • 「先方から届いた日程調整のメールを読んで、空いている候補で返信を下書きして」と、メールとカレンダーをまたいだ作業を任せられる
  • 「毎週月曜10時の定例を来月から作って」と、繰り返しの予定の作成・変更・削除を頼める
  • 「このドキュメントの要点をまとめて」と、Google ドキュメント・スプレッドシート・スライド・PDF の中身を読んで答えてくれる

プラットフォーム別の注意事項

  • WindowsClaude(ウェブ)と Claude Desktop で使える機能のため、OS による差異はありません。

セットアップ・利用上の注意

  • 認証Google アカウントでログインして許可するだけで使えます。Google Cloud でのプロジェクト作成や認証情報の発行は不要です。
  • プラン公式ヘルプでは「Claude と Claude Desktop のすべてのユーザー」が対象とされています。Team・Enterprise プランでは、組織の管理者が先にコネクタを有効にする必要があります。

このツールを使ったAI活用ガイド