jquants-mcp

業務アプリ・DX#J-Quants#日本株#株価データ#財務情報#投資分析#Python
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最終確認:2026-07-31ライセンス:MIT無料で使えるオープンソースです(商用利用も可)リポジトリ

設定方法

MCP は、お使いの対応アプリ(クライアント)に下記の設定を貼り付けて使います。 タブからアプリを選び、表示された設定をコピーしてください。

Claude Desktop / Claude Code: Claude Desktop(公式デスクトップアプリ)と Claude Code(公式CLI)は同じ JSON を使います。Desktop は設定ファイルに貼り付け、Claude Code は `.mcp.json` に記述するか `claude mcp add` で追加します。

{
  "mcpServers": {
    "jquants-mcp": {
      "command": "uvx",
      "args": ["jquants-mcp"],
      "env": {
        "JQUANTS_API_KEY": "<YOUR_API_KEY>"
      }
    }
  }
}

※ Gemini CLI は Claude Desktop と同じ mcpServers 形式のため同一の JSON を表示しています。Codex / VS Code タブの設定は、上記 JSON を各公式スキーマ(Codex=~/.codex/config.toml の TOML 形式 / VS Code=mcp.jsonservers キー)へ 自動変換した参考値です。貼り付け前にお使いのバージョンの公式ドキュメントもご確認ください。

J-Quants とは

J-Quants(ジェイクオンツ)は、東証グループの JPX総研が運営する、個人投資家向けの株式データ API サービスです。日本株の株価(四本値)・財務情報・決算発表予定といった「プロ品質」の市場データを、個人でも API で取得できます。無料プランから有料プラン(ライト・スタンダード・プレミアム)まであり、プランによって使えるデータの種類と期間が変わります。

これは J-Quants 公式のツールではなく、有志が作った非公式ツールです(ソフトウェア自体は無料)。利用には J-Quants の API キーが必要で、無料プランのキーでも使い始められます。

J-Quants × AI でできること

この MCP サーバーを導入すると、J-Quants にある日本株のデータを AI への一言で取得・整理できます。

📈 株価を取ってもらう

「トヨタの直近の日足と出来高を取って表にして」
→ 日次の四本値(始値・高値・安値・終値)を取得して整理

🗓️ 決算スケジュールを見る

「今週決算発表を控えている会社を一覧にして」
→ 決算発表予定を日付ごとにまとめて報告

📊 財務サマリーを読んでもらう

「7203の最新の決算サマリーを要約して」
→ 四半期の財務情報(売上・利益など)を取得して要約

🔀 銘柄を比較する

「トヨタとソニーの値動きを比較するデータを出して」
→ 複数銘柄の騰落率を並べた比較データを生成(最大10銘柄)

提供される主なツール

全 55 ツール。J-Quants API の呼び出し系と、取得したデータをローカルにためて分析する系(スクリーナー・ランキングなど)の 2 層構成です。どのプランで使えるかは公式 README に明記されており、編集部が 2026 年 7 月 31 日に無料プランのキーで 52 ツールを実際に呼び出して突き合わせました(結果は一致)。

機能カテゴリ主なツール無料プランでは
銘柄・株価データget_equities_masterget_equities_bars_dailysearch_equities など 8 種銘柄一覧・日次四本値・決算予定は使える(分足・前場・投資部門別は有料)
財務情報get_fins_summary など 4 種財務サマリーは使える(詳細な財務諸表・配当はプレミアム)
指数・デリバティブTOPIX・先物・オプションの 5 種使えない(ライト〜プレミアム)
信用・空売り・市場情報信用残・空売り比率・取引カレンダーなど 6 種取引カレンダーのみ使える
CSV 一括ダウンロードget_bulk_listget_bulk_download_url使えない(ライト以上)
市場概況・ランキング騰落レシオ・売買代金ランキング・業種別騰落率・相場ブリーフィングなど 11 種ためたデータの範囲で使える(下記「注意事項」参照)
スクリーナーストップ高安・52週高値安値・出来高急増・連続増配など 10 種同上
テクニカル・チャート・その他SMA/ボリンジャーバンド/RSI・ローソク足データ・個別銘柄ブリーフィング・ユーティリティなど 9 種同上(個別銘柄の範囲では実測で動作確認)

編集部の実測では、無料プランのキーで銘柄マスター全 4,450 銘柄・全市場 1 日分の日次四本値・今週の決算発表予定 262 社の実データが取得できました。一方、有料プラン専用の API を呼ぶと「現在のプランでは利用できない」旨のエラーが丁寧に返ります(ツール自体は全プランで登録される設計)。

jquants-mcp について

jquants-mcp は、有志の開発者(shigechika 氏)が開発・公開しているコミュニティ製の MCP サーバーです。J-Quants API v2 の 22 エンドポイントへの接続に加えて、取得したデータをローカルの SQLite に二層キャッシュし、その上でランキング・スクリーナー・テクニカル指標などの分析を API を追加で叩かずに実行できる設計が特徴です。プランは API キーから自動判定され、プランに応じたレート制限(無料プランは毎分 5 リクエスト)やデータ期間の制約も内蔵されています。

なお、J-Quants 運営(JPX総研)の公式 GitHub には j-quants-doc-mcp という公式 MCP サーバーがありますが、そちらは「API ドキュメントの検索・サンプルコード生成」専用で、株価データそのものは取得できません。データ取得までを AI に任せたい場合は、本ページのようなコミュニティ実装が現状の選択肢です。

スペック

  • 配布形態: PyPI パッケージ jquants-mcpuv pip install jquants-mcp または pip install jquants-mcp・Python 3.10 以上)。uvx jquants-mcp での都度起動にも対応(編集部はこの方式で実測)
  • 認証: J-Quants の API キー(無料プランから発行可能)。環境変数 JQUANTS_API_KEY・公式設定ファイルの自動読み込み・jquants-mcp login(ブラウザログイン)の 3 通り
  • 提供元: コミュニティ(非公式)/ MIT
  • 対応範囲: J-Quants API v2 の 22 エンドポイント+市場概況・スクリーナー・テクニカル・チャートなどの分析系(計 55 ツール)
  • 公式ドキュメント: 利用者向けドキュメント(日本語)

導入手順

前提条件

  • Python 3.10 以上
  • uv(Python パッケージマネージャー)— 設定例の uvx はこれに含まれるコマンドです
  • J-Quants のアカウントと API キー(jpx-jquants.com で登録。無料プランはカード登録不要)

uv のインストール

設定例の uvx は uv に含まれるコマンドのため、先に uv を入れておく必要があります。ターミナル(Windows は PowerShell)で次の 1 行を実行してください。

# macOS / Linux
curl -LsSf https://astral.sh/uv/install.sh | sh

# Windows(PowerShell)
irm https://astral.sh/uv/install.ps1 | iex

ステップ

J-QuantsでAPIキーを発行

J-Quants に登録し、ダッシュボードから API キーを発行します。無料プランでも発行できます。

設定をコピー

ページ上部のタブから使用環境を選び、設定例をコピーして設定ファイル(claude_desktop_config.json など)に追記します。<YOUR_API_KEY> を発行した API キーに置き換えてください。

クライアントを再起動して話しかける

クライアントを再起動し、「トヨタの直近の日足を取って」のように話しかけると使い始められます。

注意事項

  • 無料プランのデータには 12 週間の遅延があります(見られるのは 12 週間前〜約 2 年前の期間。編集部の実測では最新日が 2026 年 5 月 8 日でした)。また公式ヘルプに「無料プランは 1 年間に限って利用可能のため、お客様の無料プランは 1 年後に自動で解約されます」とあります。直近データが必要な場合は有料プラン(ライト月額 1,650 円〜)が必要です。
  • ランキング・スクリーナー系のツールは、株価データをローカルにためてから動く設計です。MCP をつなぐだけでは市場全体の分析はできず、同梱のスクリプトでデータのキャッシュを構築する運用が前提になります(CSV 一括での高速構築はライトプラン以上)。コマンドライン操作に慣れた方向けの仕組みです。
  • 公式 README の免責事項に「本ソフトウェアとその出力は投資助言や推奨ではありません」「投資判断は自己責任で行ってください」「作者は金融商品取引法上の金融商品取引業者として登録されていません」と明記されています(本ページも投資助言ではありません)。
  • 個人開発のプロジェクトです。開発は活発(編集部確認時点で前日も更新)ですが、仕様変更や開発停止の可能性は織り込んでください。
  • J-Quants API は 2025 年 12 月に V2 へ移行し、認証がトークン方式から API キー方式に変わりました。V1 前提の古い解説記事の手順は現在は使えません。本サーバーは V2 対応です。
  • API キーをチャット欄に貼り付けないでください(設定ファイルまたはブラウザログインで渡します)。

関連 MCP(相場データでの使い分け)

jquants-mcp は、日本株の株価・財務データを AI で扱いたいときに適した MCP です。相場・市場データまわりの他の MCP とは次のように使い分けられます。

用途適した MCP
日本株の株価・財務・決算予定のデータ取得と分析jquants-mcp(本ページ)
上場企業の適時開示情報(決算・業績修正など)の確認TDnet 適時開示 MCP Server
暗号資産(ビットコインなど)の市況分析・チャートbitbank-lab-mcp
FX・CFD の市場データ取得や口座分析MetaTrader 5(ネイティブMCP対応)

株価と財務の「数字」は J-Quants、開示資料の「文書」は TDnet と組み合わせると、日本株まわりの情報収集を AI にまとめて任せられます。

主なユースケース

  • 「トヨタの直近の日足と出来高を取って表にして」と頼むだけで、日本株の株価(四本値)をAIが取得して整理する
  • 「今週決算発表を控えている会社を一覧にして」と、決算スケジュールの確認を任せられる
  • 「7203の最新の決算サマリーを要約して」と、四半期の財務情報の読み取りをAIに任せられる
  • 「トヨタとソニーの値動きを比較するデータを出して」と、複数銘柄の騰落比較(最大10銘柄)を依頼できる

プラットフォーム別の注意事項

  • WindowsWindows でも動作します(Claude Desktop の設定ファイルは %APPDATA%\Claude\claude_desktop_config.json)。Python 3.10 以上が必要です。

セットアップ・利用上の注意

  • 認証利用には J-Quants の API キーが必要です(無料プランで発行可能・カード登録不要)。キーは環境変数のほか、`jquants-mcp login` コマンドのブラウザログインでも設定できます。